前回、
>「一週間に一度は更新」の目標はクリアしたいと思っています。
と書いた場合ですが、早くも守れそうになくなってきたので言い訳だけ書きます。
忙しさのピークは過ぎたのですがまだあまり時間は作れません。それだけではなくネットへの接続が難しい状況になってしまいました。
なんでもかんでも軍事的な発想で捉えるのはどうかと思いますが、ネットへの接続が難しい状況になった原因は、ある意味で「危機管理ができていなかった」とも言えます。
まあ、これでネットをやりすぎずに済むという考え方もできますが……。
というわけで、スローペースですがそのうちブログの更新も復活したいと思います。
2009年04月27日
2009年04月20日
「飛翔体」発射の誤情報はなぜ流されたのか?
多忙のためにブログの更新が途絶えてしまいました。「一週間に一度は更新したい」と書いていましたができませんでした。恐縮です。
今週も忙しいので、次の更新が来週中にできるかどうか微妙ですが、できるだけ「一週間に一度は更新」の目標はクリアしたいと思っています。
さて、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が4月5日に「飛翔体」を飛ばして大騒ぎになり、前日の「誤情報」騒ぎは忘れらつつあります。この問題は、情報を正確に伝えるためには、また情報を正確に把握するためにはどうすれば良いのかという教訓となりますので、検証しておくことは重要だと思います。
まず、今回の「誤情報」は二回流れました。最初は10時50分に秋田県に流れた情報です。次は12時16分に政府が発表した情報です。
以下の記事は誤情報が流れた各地での状況を詳細に報道しています。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090405ddm041030102000c.html
以下は、誤情報が流れた原因などについて、かなり具体的、かつ詳細に書かれています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009040502000083.html
テレビで見た検証報道も同様の内容でしたので、おそらく内容は合っていると思います。
まず、秋田で最初に誤情報が流れた件については、自衛隊内の「コンピューターの不具合」とのことです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009040502000091.html
によると「コンピューターの不具合で、事前に用意していた発射情報が誤配信された」そうです。
次に政府発表で誤情報が流された過程をまとめると以下のようです。
■航空総隊司令部の担当官が「FPS5(ガメラレーダー)」の情報を伝達する際に、アメリカからの「SEW(早期警戒情報)」からも情報が来たなどと、ありもしない情報を付け加えてしまいました。
(つまり、本当は一ヶ所からの情報だったのに二ヶ所からの情報が入ったことになってしまったので信憑性が増してしまいました。)
■その情報を受けた防衛省地下の中央指揮所は、すぐに確認できるはずなのに確認せずに、判断の権限がない防衛省運用企画局の職員が「発射」とアナウンスしてしまいました。
■首相官邸の危機管理センターでは、中央指揮所の音声を聞いていた連絡官がセンター内に「発射」と伝達し、首相官邸から誤情報が全国に流れました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009040502000054.html
によると、空自航空総隊で鳴るはずの警報が鳴らなかったのにミスを防げなかったそうです。これは単に担当官ひとりの責任とも言えないような気がします。
すくなくとも、こうした重要な情報を瞬時に判断するためには、一人ではなく二人以上で、お互いに「大丈夫か」と確認してから情報を送るなどの体制が必要だと思いました。
今週も忙しいので、次の更新が来週中にできるかどうか微妙ですが、できるだけ「一週間に一度は更新」の目標はクリアしたいと思っています。
さて、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が4月5日に「飛翔体」を飛ばして大騒ぎになり、前日の「誤情報」騒ぎは忘れらつつあります。この問題は、情報を正確に伝えるためには、また情報を正確に把握するためにはどうすれば良いのかという教訓となりますので、検証しておくことは重要だと思います。
まず、今回の「誤情報」は二回流れました。最初は10時50分に秋田県に流れた情報です。次は12時16分に政府が発表した情報です。
以下の記事は誤情報が流れた各地での状況を詳細に報道しています。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090405ddm041030102000c.html
以下は、誤情報が流れた原因などについて、かなり具体的、かつ詳細に書かれています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009040502000083.html
テレビで見た検証報道も同様の内容でしたので、おそらく内容は合っていると思います。
まず、秋田で最初に誤情報が流れた件については、自衛隊内の「コンピューターの不具合」とのことです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009040502000091.html
によると「コンピューターの不具合で、事前に用意していた発射情報が誤配信された」そうです。
次に政府発表で誤情報が流された過程をまとめると以下のようです。
■航空総隊司令部の担当官が「FPS5(ガメラレーダー)」の情報を伝達する際に、アメリカからの「SEW(早期警戒情報)」からも情報が来たなどと、ありもしない情報を付け加えてしまいました。
(つまり、本当は一ヶ所からの情報だったのに二ヶ所からの情報が入ったことになってしまったので信憑性が増してしまいました。)
■その情報を受けた防衛省地下の中央指揮所は、すぐに確認できるはずなのに確認せずに、判断の権限がない防衛省運用企画局の職員が「発射」とアナウンスしてしまいました。
■首相官邸の危機管理センターでは、中央指揮所の音声を聞いていた連絡官がセンター内に「発射」と伝達し、首相官邸から誤情報が全国に流れました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009040502000054.html
によると、空自航空総隊で鳴るはずの警報が鳴らなかったのにミスを防げなかったそうです。これは単に担当官ひとりの責任とも言えないような気がします。
すくなくとも、こうした重要な情報を瞬時に判断するためには、一人ではなく二人以上で、お互いに「大丈夫か」と確認してから情報を送るなどの体制が必要だと思いました。
2009年04月11日
辺野古とグアムの日米協定、衆議院外務委員会で可決
沖縄の海兵隊の一部をグアムに移転させる計画と、辺野古(へのこ)の基地建設をめぐる日米協定の締結承認が衆議院外務委員会で可決されてしまいました。
この日米協定やグアム移転の問題点については、以下などに書いてきました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114396424.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/34895090.html
非常に問題のあるこの協定、これから衆議院本会議や参議院での審議がありますので、もっと多くの方に問題点を知らせる必要がありますね。
私は、2006年5月20日にこのブログで「何人減るのかわからない!」と問題提起しました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/18114150.html
今回の国会審議で、麻生首相は、
↓ここから引用[m:151]
--------------
グアム移転実施後の在沖海兵隊の実数について「実数で何人になるか、分かるはずがない」と述べ、グアム協定に明記されている在沖海兵隊員8千人、家族9千人が実際に削減される数とは限らないことを認めた。
--------------
↑引用ここまで
そうです。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-142953-storytopic-108.html

麻生首相は、グアム移転が日米間で決まった日米再編のいわゆる「最終報告」当時の外務大臣でした。
当時からきちんと「何人になるか、分かるはずがない」と国民に説明するべきでしたね。
この日米協定やグアム移転の問題点については、以下などに書いてきました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114396424.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/34895090.html
非常に問題のあるこの協定、これから衆議院本会議や参議院での審議がありますので、もっと多くの方に問題点を知らせる必要がありますね。
私は、2006年5月20日にこのブログで「何人減るのかわからない!」と問題提起しました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/18114150.html
今回の国会審議で、麻生首相は、
↓ここから引用[m:151]
--------------
グアム移転実施後の在沖海兵隊の実数について「実数で何人になるか、分かるはずがない」と述べ、グアム協定に明記されている在沖海兵隊員8千人、家族9千人が実際に削減される数とは限らないことを認めた。
--------------
↑引用ここまで
そうです。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-142953-storytopic-108.html

麻生首相は、グアム移転が日米間で決まった日米再編のいわゆる「最終報告」当時の外務大臣でした。
当時からきちんと「何人になるか、分かるはずがない」と国民に説明するべきでしたね。
2009年04月07日
「北朝鮮に感謝」と言った人達
4月5日に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が「銀河2号(テポドン2号)」を飛ばしました。
私は、よその国の上空を飛ぶコースで「飛翔体」を飛ばしたのは問題があったと思います。(国際法的にそれを禁止できる根拠はないみたいですが。)
しかし、問題があるのは、北朝鮮の指導者・政治家・軍部などです。北朝鮮という国家には問題があっても、そこで暮らしている人達のすべてが悪いわけではありません。
北朝鮮の子供たちを苦しめたり、在日の子供たちへのイジメや暴力を誘発するような言動は慎むべきです。
そして「制裁」では効果が得られないでしょう。相手をかたくなにさせるだけで拉致問題の解決も遠のいてしまうのではないでしょうか?
ところで、2006年7月5日に北朝鮮が7発のミサイルを日本海に向けて撃った際に、「北朝鮮に感謝しなければならない」と言った人達がいます。
麻生首相は当時、外務大臣でした。3日後に行なわれた広島市内の講演中に「金正日に感謝しないといけないのかもしれませんが」と発言し、直後に「冗談は抜きにして」と付け加えたそうです。(調べた範囲では、全国紙は取り上げず「スポーツニッポン」「日刊スポーツ」「スポーツ報知」「東亜日報」「朝鮮日報」「国民日報」、後追いで「しんぶん赤旗」が報道)

(画像は首相官邸サイトより航空観閲式での訓辞)
こうした発言をしたのは、麻生外務大臣(当時)だけではありませんでした。
2006年8月に行なわれた「日米安保戦略会議」で司会をしていた元防衛施設庁長官の宝珠山昇氏は、元米国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏との間で交わされたこんな話を披露しています。
ジェームズ・アワー氏「宝珠山さん、キム・ジョンイルに感謝状を贈ってはどうですか?」
宝珠山氏「前からそう思っていますが、もうしばらく努力をしてほしいと思っています。」
この「日米安保戦略会議」は2008年に脱税容疑で逮捕された秋山直紀氏が専務理事をしていた「日米平和・文化交流協会」が主催団体になっており、多くの軍需産業の企業も協賛していました。
パネルディスカッションで三菱重工 航空宇宙副事業本部長の西山淳一氏は、北朝鮮がミサイルを発射したというのは「日本のミサイル防衛システムの再評価をやる【よい機会】を、北朝鮮が与えてくれたというか、そういうきっかけになったのではないか」と、はにかむような笑みを浮かべながら語っています。
三菱重工は、迎撃ミサイルSM-3やPAC3の開発やライセンス生産に携わっている会社です。

(画像は左側がDVD『軍需工場は、今』より日米安保戦略会議の展示会場での三菱重工の西岡会長(中央)、右側が『基地はいらない、どこにも』より)
今回の北朝鮮の「銀河2号(テポドン2号)」に関しても、「感謝しなければ」と思っている人達はいるかもしれませんね。
私は、よその国の上空を飛ぶコースで「飛翔体」を飛ばしたのは問題があったと思います。(国際法的にそれを禁止できる根拠はないみたいですが。)
しかし、問題があるのは、北朝鮮の指導者・政治家・軍部などです。北朝鮮という国家には問題があっても、そこで暮らしている人達のすべてが悪いわけではありません。
北朝鮮の子供たちを苦しめたり、在日の子供たちへのイジメや暴力を誘発するような言動は慎むべきです。
そして「制裁」では効果が得られないでしょう。相手をかたくなにさせるだけで拉致問題の解決も遠のいてしまうのではないでしょうか?
ところで、2006年7月5日に北朝鮮が7発のミサイルを日本海に向けて撃った際に、「北朝鮮に感謝しなければならない」と言った人達がいます。
麻生首相は当時、外務大臣でした。3日後に行なわれた広島市内の講演中に「金正日に感謝しないといけないのかもしれませんが」と発言し、直後に「冗談は抜きにして」と付け加えたそうです。(調べた範囲では、全国紙は取り上げず「スポーツニッポン」「日刊スポーツ」「スポーツ報知」「東亜日報」「朝鮮日報」「国民日報」、後追いで「しんぶん赤旗」が報道)

(画像は首相官邸サイトより航空観閲式での訓辞)
こうした発言をしたのは、麻生外務大臣(当時)だけではありませんでした。
2006年8月に行なわれた「日米安保戦略会議」で司会をしていた元防衛施設庁長官の宝珠山昇氏は、元米国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏との間で交わされたこんな話を披露しています。
ジェームズ・アワー氏「宝珠山さん、キム・ジョンイルに感謝状を贈ってはどうですか?」
宝珠山氏「前からそう思っていますが、もうしばらく努力をしてほしいと思っています。」
この「日米安保戦略会議」は2008年に脱税容疑で逮捕された秋山直紀氏が専務理事をしていた「日米平和・文化交流協会」が主催団体になっており、多くの軍需産業の企業も協賛していました。
パネルディスカッションで三菱重工 航空宇宙副事業本部長の西山淳一氏は、北朝鮮がミサイルを発射したというのは「日本のミサイル防衛システムの再評価をやる【よい機会】を、北朝鮮が与えてくれたというか、そういうきっかけになったのではないか」と、はにかむような笑みを浮かべながら語っています。
三菱重工は、迎撃ミサイルSM-3やPAC3の開発やライセンス生産に携わっている会社です。

(画像は左側がDVD『軍需工場は、今』より日米安保戦略会議の展示会場での三菱重工の西岡会長(中央)、右側が『基地はいらない、どこにも』より)
今回の北朝鮮の「銀河2号(テポドン2号)」に関しても、「感謝しなければ」と思っている人達はいるかもしれませんね。
2009年04月04日
マスコミは「心配しすぎないように」と伝えるべき
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は4日から8日の午前11時〜午後4時の間に「銀河2号(テポドン2号)」で人工衛星を打ち上げるとしています。
失敗して部品などが日本に落ちてくる可能性は極めて低いと言われています。
しかし、マスコミは番組の冒頭や見出しで煽動的な報道を繰り返しています。そこだけ見ると、いまにもミサイルが日本に撃ち落とされるかのように錯覚してしまいます。
危機を煽ったほうが視聴率や部数・アクセス数を稼げると思っているのでしょう。
マスコミには社会的な責任があります。危機を煽るような報道は控えるべきです。マスコミは、まずは「心配しすぎないように」と伝えるのが本来の役割です。
もちろん、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、よその国の上空を通過するルートで打ち上げるのはやめるべきです。(国際法的にそれを禁止できる根拠はないみたいですが。)
ちなみにマスコミは「ミサイル」と決めつけた報道をしていますが、国会や防衛省でも正式には「飛翔体」と表現しています。
この問題については、これまでにも何度か書いてきました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
それでも、mixiのコミュニティなどでは「心配です」という人が現われます。やはりマスコミの責任は大きいですね。
失敗して部品などが日本に落ちてくる可能性は極めて低いと言われています。
しかし、マスコミは番組の冒頭や見出しで煽動的な報道を繰り返しています。そこだけ見ると、いまにもミサイルが日本に撃ち落とされるかのように錯覚してしまいます。
危機を煽ったほうが視聴率や部数・アクセス数を稼げると思っているのでしょう。
マスコミには社会的な責任があります。危機を煽るような報道は控えるべきです。マスコミは、まずは「心配しすぎないように」と伝えるのが本来の役割です。
もちろん、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、よその国の上空を通過するルートで打ち上げるのはやめるべきです。(国際法的にそれを禁止できる根拠はないみたいですが。)
ちなみにマスコミは「ミサイル」と決めつけた報道をしていますが、国会や防衛省でも正式には「飛翔体」と表現しています。
この問題については、これまでにも何度か書いてきました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
それでも、mixiのコミュニティなどでは「心配です」という人が現われます。やはりマスコミの責任は大きいですね。
2009年03月29日
北朝鮮は失敗しないし、失敗した部品は撃ち落とせない
これまでに書いてきたことをごくごく簡単にまとめると、
■北朝鮮は日本の上空を飛び越えるロケットで人工衛星を打ち上げると主張
■北朝鮮は日本の地上に落とすミサイルは撃てない
■そもそも「テポドン2」は日本に向けて撃つものではない
■イージス艦が撃つSM-3では「テポドン2」は迎撃できない
ということになります。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/21556464.html
今回の北朝鮮の人工衛星打ち上げ(またはミサイル実験?)について、3月26日の『報道STATION』で軍事アナリストの小川和久さんが解説をしていました。
まずは、北朝鮮が打ち上げに失敗して日本にブースターなどの部品が落ちてくる可能性についてです。
イランは先月、人工衛星の打ち上げに成功していて、この打ち上げに北朝鮮が協力していたという情報もあるという件がナレーションで紹介された後で以下のように話している映像が流れました。
--------------
イランのレベル、パキスタンのレベルには達しているものとして、我々は考えたほうがいいですね。
ブースターの第一段目の切り離しに失敗して、そのブースターが日本に落ちてくる可能性も、そう大きくはない。
--------------
つまり、北朝鮮はミサイル技術は、ある程度進んでいるので、今回、失敗して日本に落ちてくる可能性は大きくないというのが小川さんの分析です。
浜田防衛大臣もミサイル防衛の対策を取るのは、「万がいち……万・万がいちの場合に備えるためだ」と、落ちてくる可能性が極めて低いことを強調しています。
そして、河村官房長官も「北朝鮮が事前通報している時間帯も、平常通りの生活・業務を続けて下さい。」と言ってます。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00313.htm
ですから、避難したりしようとするのは、ちょっと心配しすぎだと思います。仮に北朝鮮が打ち上げるというロケット「銀河2号」が故障しても、核弾頭を積んでいるわけではありませんから、落ちてきたとしても被害を受ける可能性は低いです。
さて、もうひとつ、ロケットの打ち上げに失敗して落ちてきた場合に日本が迎撃できるかどうかですが、3月26日の『報道STATION』で軍事アナリストの小川和久さんは以下のように解説しています。
--------------
一段目のブースター、これを切り離せずに、(燃料が)空になったブースターが、空気抵抗で揺れて落ちてくるようなケースに対しては、こちらのミサイルがいかに真っすぐとんでもですね、これは外れてしまう可能性が大きい。
--------------
つまりミサイルが直撃してくるのと違い、揺れて落ちてくる部品を撃ち落とすのは難しいということですね。
まあ、これはあくまで小川和久さんの見方です。「北朝鮮は失敗しない」「失敗した部品は撃ち落とせない」と断言してしまうと、もし予想が外れた時に大恥を書いてしまいますから、慎重を期すために「そういう説がありますが、あくまで推測です。未来のことはわかりません」と書いておきましょう。
くれぐれも心配しすぎたり、「北朝鮮は悪い」と騒ぎすぎないようにしていただきたいと思います。
前回書いた文章のコメント欄で、朝鮮学校の子供たちへのイジメや暴行は無かったのではないかとでも言いたげなコメントを書いている方がいました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
日本政府がちきんとした調査を行なっているわけではありませんから、被害件数はわかりません。
しかし、2002年当時、多くの在日の方が訴えたのを聞いていますし、チマチョゴリが切られるために通学の制服が変わったという証言を2003年に取材しています。
「そうした差別や暴行は無かった」という言説は当時からネットで拡がっており、それに怒りを感じている人達の声も取材しました。
たいした根拠もなしに「そうした差別や暴行は無かった」などと言いたがる人達は、間接的に暴力を助長させています。そうした人達を私は人間として軽蔑します。
■北朝鮮は日本の上空を飛び越えるロケットで人工衛星を打ち上げると主張
■北朝鮮は日本の地上に落とすミサイルは撃てない
■そもそも「テポドン2」は日本に向けて撃つものではない
■イージス艦が撃つSM-3では「テポドン2」は迎撃できない
ということになります。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/21556464.html
今回の北朝鮮の人工衛星打ち上げ(またはミサイル実験?)について、3月26日の『報道STATION』で軍事アナリストの小川和久さんが解説をしていました。
まずは、北朝鮮が打ち上げに失敗して日本にブースターなどの部品が落ちてくる可能性についてです。
イランは先月、人工衛星の打ち上げに成功していて、この打ち上げに北朝鮮が協力していたという情報もあるという件がナレーションで紹介された後で以下のように話している映像が流れました。
--------------
イランのレベル、パキスタンのレベルには達しているものとして、我々は考えたほうがいいですね。
ブースターの第一段目の切り離しに失敗して、そのブースターが日本に落ちてくる可能性も、そう大きくはない。
--------------
つまり、北朝鮮はミサイル技術は、ある程度進んでいるので、今回、失敗して日本に落ちてくる可能性は大きくないというのが小川さんの分析です。
浜田防衛大臣もミサイル防衛の対策を取るのは、「万がいち……万・万がいちの場合に備えるためだ」と、落ちてくる可能性が極めて低いことを強調しています。
そして、河村官房長官も「北朝鮮が事前通報している時間帯も、平常通りの生活・業務を続けて下さい。」と言ってます。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00313.htm
ですから、避難したりしようとするのは、ちょっと心配しすぎだと思います。仮に北朝鮮が打ち上げるというロケット「銀河2号」が故障しても、核弾頭を積んでいるわけではありませんから、落ちてきたとしても被害を受ける可能性は低いです。
さて、もうひとつ、ロケットの打ち上げに失敗して落ちてきた場合に日本が迎撃できるかどうかですが、3月26日の『報道STATION』で軍事アナリストの小川和久さんは以下のように解説しています。
--------------
一段目のブースター、これを切り離せずに、(燃料が)空になったブースターが、空気抵抗で揺れて落ちてくるようなケースに対しては、こちらのミサイルがいかに真っすぐとんでもですね、これは外れてしまう可能性が大きい。
--------------
つまりミサイルが直撃してくるのと違い、揺れて落ちてくる部品を撃ち落とすのは難しいということですね。
まあ、これはあくまで小川和久さんの見方です。「北朝鮮は失敗しない」「失敗した部品は撃ち落とせない」と断言してしまうと、もし予想が外れた時に大恥を書いてしまいますから、慎重を期すために「そういう説がありますが、あくまで推測です。未来のことはわかりません」と書いておきましょう。
くれぐれも心配しすぎたり、「北朝鮮は悪い」と騒ぎすぎないようにしていただきたいと思います。
前回書いた文章のコメント欄で、朝鮮学校の子供たちへのイジメや暴行は無かったのではないかとでも言いたげなコメントを書いている方がいました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/116305729.html
日本政府がちきんとした調査を行なっているわけではありませんから、被害件数はわかりません。
しかし、2002年当時、多くの在日の方が訴えたのを聞いていますし、チマチョゴリが切られるために通学の制服が変わったという証言を2003年に取材しています。
「そうした差別や暴行は無かった」という言説は当時からネットで拡がっており、それに怒りを感じている人達の声も取材しました。
たいした根拠もなしに「そうした差別や暴行は無かった」などと言いたがる人達は、間接的に暴力を助長させています。そうした人達を私は人間として軽蔑します。
2009年03月27日
ミサイル報道には冷静に接しよう
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のミサイルが話題になっています。
マスコミの報道で、北朝鮮が日本にミサイルを撃って日本がそれを撃ち落とすと思いこんでしまう人もいる思います。
必要以上に危機を煽ったり心配しすぎるのは慎むべきですね。
日本政府は今日、「北朝鮮の飛翔体発射事案に関する対応」を決定しましたが「(日本への落下は)通常は起こらないと考えている」としたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00313.htm
北朝鮮は4月4日から8日の午前11時から午後4時にかけて、実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げると発表しています。
打ち上げた際にはロケットの1弾目が日本海に、2弾目が太平洋に落ちる予定です。以下に地図が掲載されています。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090313k0000m030147000c.html
念のために申し上げておきますが、私は人工衛星であっても日本の領土を飛び越える形では打ち上げるべきではないと思っています。万が一、失敗して日本の地上にブースター等が落下した場合に被害が出る可能性はありますから。
日本政府が今回、撃ち落とすと言っているのも、万が一、失敗して日本の領土や領海に落下する場合だけです。前述のようにそうなる可能性は低いと思います。
前回も書きましたが、北朝鮮はもし日本に落ちるミサイルを撃ってしまったら、自分たちの体制が崩壊するので、そう簡単には撃てません。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
ですから、日本を飛び越える形で人工衛星を打ち上げる際にも、失敗して日本に落ちないように最新の注意を払うでしょう。
マスコミ報道では自衛隊の『防衛白書』に掲載されている図にならって、SM-3やPAC-3などのミサイルで迎撃する図が紹介されています。
(以下の図は『防衛白書』より)

今回の例がこの図の通りになるかというと、かなり違います。
まず、「銀河2号(テポドン2)」は高度が高いので、SM-3では撃ち落とせません。PAC3でも無理のようです。打ち落とせるとしたら、失敗して部品が落ちてきた場合のみです。
政府や防衛省は、多額の税金を使うミサイル防衛がムダだということになっては困るので、国民を守っているというポーズを見たいのでしょう。実地演習という意味合いもあるでしょうね。いずれにしても、今回、SM-3やPAC3が使われる可能性は極めて低いでしょう。ヘタに使って役に立たなかったら批判されるわけですし。
今回、ミサイル防衛に関して「当たるわけがない」と発言した人がいました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090324-OYT1T00720.htm
「政府筋」というのは、鴻池官房副長官だと言われています。
ミサイル防衛は、実験では当たっているものの実戦で当たるかどうかというと、「誰もわからない」のが現状ではないかと思うのですが、「当たる」と主張する側も「当たらない」と主張する側も、あまりムキになって強弁しないほうがいいですよね。
そんなことよりも、私が懸念しているのは、今回の件によって罪のない在日の子供たちへのイジメが増えないかということです。
2002年9月17日、日朝平壌宣言の時に「拉致問題」が事実であることが明るみに出ました。その後のテレビの北朝鮮報道は、とにかく「北朝鮮はヘンな国」「北朝鮮は悪い国」ということばかりをオーバーに報道した異常なものでした。
その後、在日の子供たちに対して、登校中にチマチョゴリを切るなどの事件が起きました。私は在日の子供達にインタビューをしましたが、チマチョゴリを着ていると切られるので通学する時の制服が運動着に変わったと言っていました。
北朝鮮という国家の権力者と体制、軍部には問題があると思います。しかし、北朝鮮に生まれた子供たちや、在日の子供たちには罪はないのです。
【29日 追記】
追加の文章を書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/116403613.html
マスコミの報道で、北朝鮮が日本にミサイルを撃って日本がそれを撃ち落とすと思いこんでしまう人もいる思います。
必要以上に危機を煽ったり心配しすぎるのは慎むべきですね。
日本政府は今日、「北朝鮮の飛翔体発射事案に関する対応」を決定しましたが「(日本への落下は)通常は起こらないと考えている」としたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090327-OYT1T00313.htm
北朝鮮は4月4日から8日の午前11時から午後4時にかけて、実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げると発表しています。
打ち上げた際にはロケットの1弾目が日本海に、2弾目が太平洋に落ちる予定です。以下に地図が掲載されています。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090313k0000m030147000c.html
念のために申し上げておきますが、私は人工衛星であっても日本の領土を飛び越える形では打ち上げるべきではないと思っています。万が一、失敗して日本の地上にブースター等が落下した場合に被害が出る可能性はありますから。
日本政府が今回、撃ち落とすと言っているのも、万が一、失敗して日本の領土や領海に落下する場合だけです。前述のようにそうなる可能性は低いと思います。
前回も書きましたが、北朝鮮はもし日本に落ちるミサイルを撃ってしまったら、自分たちの体制が崩壊するので、そう簡単には撃てません。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114942049.html
ですから、日本を飛び越える形で人工衛星を打ち上げる際にも、失敗して日本に落ちないように最新の注意を払うでしょう。
マスコミ報道では自衛隊の『防衛白書』に掲載されている図にならって、SM-3やPAC-3などのミサイルで迎撃する図が紹介されています。
(以下の図は『防衛白書』より)
今回の例がこの図の通りになるかというと、かなり違います。
まず、「銀河2号(テポドン2)」は高度が高いので、SM-3では撃ち落とせません。PAC3でも無理のようです。打ち落とせるとしたら、失敗して部品が落ちてきた場合のみです。
政府や防衛省は、多額の税金を使うミサイル防衛がムダだということになっては困るので、国民を守っているというポーズを見たいのでしょう。実地演習という意味合いもあるでしょうね。いずれにしても、今回、SM-3やPAC3が使われる可能性は極めて低いでしょう。ヘタに使って役に立たなかったら批判されるわけですし。
今回、ミサイル防衛に関して「当たるわけがない」と発言した人がいました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090324-OYT1T00720.htm
「政府筋」というのは、鴻池官房副長官だと言われています。
ミサイル防衛は、実験では当たっているものの実戦で当たるかどうかというと、「誰もわからない」のが現状ではないかと思うのですが、「当たる」と主張する側も「当たらない」と主張する側も、あまりムキになって強弁しないほうがいいですよね。
そんなことよりも、私が懸念しているのは、今回の件によって罪のない在日の子供たちへのイジメが増えないかということです。
2002年9月17日、日朝平壌宣言の時に「拉致問題」が事実であることが明るみに出ました。その後のテレビの北朝鮮報道は、とにかく「北朝鮮はヘンな国」「北朝鮮は悪い国」ということばかりをオーバーに報道した異常なものでした。
その後、在日の子供たちに対して、登校中にチマチョゴリを切るなどの事件が起きました。私は在日の子供達にインタビューをしましたが、チマチョゴリを着ていると切られるので通学する時の制服が運動着に変わったと言っていました。
北朝鮮という国家の権力者と体制、軍部には問題があると思います。しかし、北朝鮮に生まれた子供たちや、在日の子供たちには罪はないのです。
【29日 追記】
追加の文章を書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/116403613.html
2009年03月24日
行政が座り込みの人達を「妨害行為だ」と主張
沖縄県東村高江で、米軍のヘリパッド建設に反対して座り込みをしている人達に対して、沖縄防衛局が仮処分の申し立てをした件に関して、これまでにも書いてきました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/112489913.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/114221708.html
昨日、那覇地方裁判所で沖縄防衛局と住民、双方の意見を聞く審尋(しんじん)という手続きの二回目が行なわれました。
沖縄タイムスの報道です。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-24-M_1-028-1_001.html
↓ここから引用
--------------
国側は、住民が新聞取材に答えたコメントやブログへの記載、防衛局への要請活動などを通して「妨害行為」を行ったとし、「集団的、組織的に座り込みを呼び掛け、(移設)事業の阻止行動を取った」と主張した。
--中略--------
住民側弁護団によると、国が提出した文書には「いつ、どこで、誰が妨害行為をしたか」の具体的記述はなく、「人違い」の指摘についても訂正はなかったという。
--------------
↑引用ここまで
琉球新報の報道です。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-142053-storytopic-1.html
↓ここから引用
--------------
住民側は「証拠提出された写真などでは通行のために十分な空間があるかを判断するのは困難」などとして、裁判官が現場を検分する必要性を強調し、住民側の活動が妨害ではなく「平和的な説得活動にとどまっている事実」などを検証するよう求めた。
--------------
住民側代理人の金高望弁護士は「抗議活動や現場での監視活動の何が妨害に当たるのか」と憤りをあらわにした。住民側は第1回審尋で「通行権を妨害している行為を具体的に特定し明らかにせよ」と求めていたが、金高弁護士は「具体的な説明になっていない」と指摘した。
--------------
↑引用ここまで
現場に停まっている車は私も撮影しています。というか私も座り込みの現場に車を停めたことがあります。座り込みに参加している人達が交通の邪魔にならないように配慮して、「こっちに停めたほうがいい」と教えてくれたりして、現場の通行にはたいへん気を使っていました。

次の審尋は5月11日に行なわれる予定です。
http://atsukoba.seesaa.net/article/112489913.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/114221708.html
昨日、那覇地方裁判所で沖縄防衛局と住民、双方の意見を聞く審尋(しんじん)という手続きの二回目が行なわれました。
沖縄タイムスの報道です。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-24-M_1-028-1_001.html
↓ここから引用
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国側は、住民が新聞取材に答えたコメントやブログへの記載、防衛局への要請活動などを通して「妨害行為」を行ったとし、「集団的、組織的に座り込みを呼び掛け、(移設)事業の阻止行動を取った」と主張した。
--中略--------
住民側弁護団によると、国が提出した文書には「いつ、どこで、誰が妨害行為をしたか」の具体的記述はなく、「人違い」の指摘についても訂正はなかったという。
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↑引用ここまで
琉球新報の報道です。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-142053-storytopic-1.html
↓ここから引用
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住民側は「証拠提出された写真などでは通行のために十分な空間があるかを判断するのは困難」などとして、裁判官が現場を検分する必要性を強調し、住民側の活動が妨害ではなく「平和的な説得活動にとどまっている事実」などを検証するよう求めた。
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住民側代理人の金高望弁護士は「抗議活動や現場での監視活動の何が妨害に当たるのか」と憤りをあらわにした。住民側は第1回審尋で「通行権を妨害している行為を具体的に特定し明らかにせよ」と求めていたが、金高弁護士は「具体的な説明になっていない」と指摘した。
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↑引用ここまで
現場に停まっている車は私も撮影しています。というか私も座り込みの現場に車を停めたことがあります。座り込みに参加している人達が交通の邪魔にならないように配慮して、「こっちに停めたほうがいい」と教えてくれたりして、現場の通行にはたいへん気を使っていました。

次の審尋は5月11日に行なわれる予定です。
2009年03月22日
4月25日 福岡、講演会と同時開催で『基地はいらない、どこにも』上映
4月25日に福岡で行なわれる講演会で『基地はいらない、どこにも』が上映されます。

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講演会「オバマ政権と米軍再編 ―新政権誕生で在日米軍はどうなる?―」
【同時開催】ドキュメンタリー上映「基地はいらない、どこにも」
<日時> 2009年4月25日(土)14:00〜16:30
13:30 開場
14:00〜 ドキュメンタリー上映
15:00〜 講演
<場所> ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)5階視聴覚室
http://www.fukufukuplaza.jp/info/access.html
福岡市中央区荒戸3丁目3-39(九州女子高前)
地下鉄 唐人町駅下車 4番出口から徒歩約7分
西鉄バス 黒門バス停下車 徒歩約5分/九州女子高前バス停下車 すぐ
※お車の方は、会場の駐車場に限りがありますので、満車の際は
近隣の有料駐車場を御利用下さい。
<講師> 石川捷治 さん
久留米大学法学部教授
専攻:政治史、地域研究、平和研究
戦争末期の1944年、中国東北部大連市で生まれ、父(シベリア抑留)を失い、平和への思いは強い。国家とは何かを問いつつ、反ファシズム運動史を研究。長年九州大学法学部/大学院法学研究院にて教鞭を執り、「石川ゼミ」の存在は有名。2008年より現職。
<ドキュメンタリー> 「基地はいらない、どこにも」(2006年、45分)
http://www.ndn-news.co.jp/untitled.htm
企画・制作:野田耕造
演出:小林アツシ
製作:日本電波ニュース社
予告編動画 http://www.youtube.com/watch?v=Be5_3py01VQ
参加費 500円/学生300円
主催: 沖縄とむすぶ市民行動・福岡
〒813-0042 福岡市東区舞松原5-27-25
おかもと小児科クリニック 気付
TEL:090-1364-2261(木下)
Email:okimusu@fukuoka.nifty.jp
WEB:http://kshibata7.cocolog-nifty.com/okinawa/
アメリカでは、戦争に明け暮れたブッシュ共和党政権に代わって、オバマ民主党政権が誕生しました。新政権の下、在日米軍基地はどのようになっていくのでしょうか。
クリントン米国務長官と中曽根外相は、2006年に取り決めた米軍再編実施のためのロードマップを履行するグアム移転協定に合意しました。移転協定は、沖縄・米海兵隊の移転の実現は、日本政府によるグアムの施設整備・移転費用や辺野古新基地建設の完成にかかっていると明記しています。しかし沖縄の人々は新たな基地の押しつけ、負担増になると移転協定に反対しています。性暴力事件など米軍犯罪や基地被害を拡大する米軍再編に反対し、辺野古新基地建設を阻みつづけています。
進行する米軍再編の現状と私たちの課題について、ドキュメンタリーと石川先生のお話を通じて、考えていきたいと思います。

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講演会「オバマ政権と米軍再編 ―新政権誕生で在日米軍はどうなる?―」
【同時開催】ドキュメンタリー上映「基地はいらない、どこにも」
<日時> 2009年4月25日(土)14:00〜16:30
13:30 開場
14:00〜 ドキュメンタリー上映
15:00〜 講演
<場所> ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)5階視聴覚室
http://www.fukufukuplaza.jp/info/access.html
福岡市中央区荒戸3丁目3-39(九州女子高前)
地下鉄 唐人町駅下車 4番出口から徒歩約7分
西鉄バス 黒門バス停下車 徒歩約5分/九州女子高前バス停下車 すぐ
※お車の方は、会場の駐車場に限りがありますので、満車の際は
近隣の有料駐車場を御利用下さい。
<講師> 石川捷治 さん
久留米大学法学部教授
専攻:政治史、地域研究、平和研究
戦争末期の1944年、中国東北部大連市で生まれ、父(シベリア抑留)を失い、平和への思いは強い。国家とは何かを問いつつ、反ファシズム運動史を研究。長年九州大学法学部/大学院法学研究院にて教鞭を執り、「石川ゼミ」の存在は有名。2008年より現職。
<ドキュメンタリー> 「基地はいらない、どこにも」(2006年、45分)
http://www.ndn-news.co.jp/untitled.htm
企画・制作:野田耕造
演出:小林アツシ
製作:日本電波ニュース社
予告編動画 http://www.youtube.com/watch?v=Be5_3py01VQ
参加費 500円/学生300円
主催: 沖縄とむすぶ市民行動・福岡
〒813-0042 福岡市東区舞松原5-27-25
おかもと小児科クリニック 気付
TEL:090-1364-2261(木下)
Email:okimusu@fukuoka.nifty.jp
WEB:http://kshibata7.cocolog-nifty.com/okinawa/
アメリカでは、戦争に明け暮れたブッシュ共和党政権に代わって、オバマ民主党政権が誕生しました。新政権の下、在日米軍基地はどのようになっていくのでしょうか。
クリントン米国務長官と中曽根外相は、2006年に取り決めた米軍再編実施のためのロードマップを履行するグアム移転協定に合意しました。移転協定は、沖縄・米海兵隊の移転の実現は、日本政府によるグアムの施設整備・移転費用や辺野古新基地建設の完成にかかっていると明記しています。しかし沖縄の人々は新たな基地の押しつけ、負担増になると移転協定に反対しています。性暴力事件など米軍犯罪や基地被害を拡大する米軍再編に反対し、辺野古新基地建設を阻みつづけています。
進行する米軍再編の現状と私たちの課題について、ドキュメンタリーと石川先生のお話を通じて、考えていきたいと思います。
2009年03月21日
天才バカボンはどの巻を買えばいいのか?
今回は「天才バカボンはどの巻を買えばいいのか」について書きます。
最初におことわりしておきますが、筆者は『天才バカボン』を全巻読破したわけではありません(笑)。全巻読んでもいないくせに「第何巻を買えばいい」などと書くのか!とあきれた方は、こんなブログを読むのはやめてさっさと全巻買いましょう。
しかし「全巻」とは言っても『天才バカボン』は各社から何種類か出されています。「完全版」「コンプリート」とされているのが竹書房の文庫版です。
http://www.takeshobo.co.jp/sp/akatsuka/bakabon.html
ところが、ソフトガレージというところから出ている『なのだ!?天才バカボン』シリーズの第7巻や(買っていませんがおそらく第8巻にも?)、『天才バカボン THE BEST』の講談社版には、上記の文庫本シリーズには収録されていない作品も含まれているとされています。

さて、なぜ私が全巻読んだわけでもないのに「どの巻を買えばいい」などと書こうと思ったのかというと理由は単純で「ネットで探したけど他に書いている人が見あたらなかったから」なのです。
私の場合、リアルタイムで『少年マガジン』を読んでいた頃やその後も単行本を数冊買ったり探したりした経験があるので、おそらくこの時期がベストだろうという目安はありました。
しかし、竹書房版のどの巻がその時期になっているのかがわからなくて、これは困りました。
20年ぐらい前からでしょうか、漫画本はビニールでパックされて立ち読みができなくなりました。これでは内容の確認もできません。仕方がないので店員さんに言ったら「空けてもいいですよ」と言われました。
竹書房版は異なる雑誌に掲載された『天才バカボン』が年代順に並んでいるので、「たぶんこのヘンか?」と思った巻を棚から取り出しビャーっとビニールを破ってむさぼるように中身を確認し、「う〜ん違う」と2巻ぐらい飛ばして再びビニールを破り、ということを数回繰り返して、やっとたどり着きました。
そこまでやらせてもらって1冊しか買わないのも悪いので、その周辺の数冊を買いましたけどね。……というか、読んだらまたその前後も読みたくなって、結局は文庫版セット全21巻のうち10冊を買ってしまいました。
ともかくこれで概要がほぼ把握できました。
竹書房版では主なキャラクターが順次、表紙に登場しています。大まかにはマンガの中での登場順に近いようですが、その巻の表紙と内容には時期的なズレがあります。

私が読みたかったのは「ウナギイヌ」の登場以降の時期だったのですが、ウナギイヌが表紙になっている第7巻ではまだウナギイヌというキャラクターは生まれていません。(実はこの巻には、動物をかけ合わせてヘンテコな動物を作るというウナギイヌのアイデアの元になったギャグが載っているのですが。)
第17巻もウナギイヌが表紙ですが、この巻ではウナギイヌはちょっとだけしか登場しません。
ウナギイヌが初めて登場するのは第11巻の終わり頃です。当初は1回だけ登場させて終わりにする予定だったのが、人気が出たので何度も登場するようになったそうです(13巻の解説より)。その第12巻あたりから『天才バカボン』のハチャメチャ度は増していきます。
実は第14巻で登場している「ノラウマ」のほうが、ウナギイヌよりもアナーキーで強烈なキャラクターです。(人気という点では、ウナギイヌのほうが愛らしいキャラクターだったので人気が出たのでしょうね。)
初期の『天才バカボン』は普通のギャグマンガでしたが、上記の時期は「実物大マンガ」「フキダシの中に絵を描いて、絵の場所に字を書いたマンガ」「左手で書いた」などの実験作も登場し、面白ければなんでもいいという世界が徹底されています。そして挙げ句の果てには「赤塚先生が愛読者の「くだらない、やめろ!!」の声に連載を断念」という「急報」が『少年マガジン』に掲載され、連載は終わってしまいます。ところが実はそれもギャグで、実際に3回休んで読者をだました後で復活するという凝った演出でした。この時期の作品が収録されている第15巻には解説で「連載を断念」のエピソードにも詳しく触れています。
実験作については、ただの実験かというとそんなことはなくギャグマンガとして圧倒的に面白いものになっています。私自身はこの頃の『少年マガジン』を毎週欠かさず読んでいたわけではないのですが、かなりの頻度で読んだり、知人の家にあるのをまとめて読んだりして、リアルタイムに近い状態で体験しました。以前、この頃の作品をまとめて読みたくなって当時出ていた単行本を古本屋で探したことがあるのですが、なかなか見つかりませんでした。実験作はあまりにもバカバカしいと判断されたのか当時の単行本にさえも収録されなかったようです。
この時期の『天才バカボン』は実験作以外の普通の(?)作品も破壊的なギャグにあふれています。私の主観では、ウナギイヌが登場する第11巻あたりから徐々にテンションが上がってきて、「最終回」が収録されている第15巻と、その直前の第14巻あたりがピークだと思っています。もちろん好みが違えば異論があるかもしれません。「その時期だけでは天才バカボンというマンガの本質はわからない」という考え方もできます。また「これを買えばいい」とマニュアル的に解説してしまうのは、作品の本来の楽しみ方とは違うのではないかという気もちょっとはします。いずれにしても、この時期はとにかく読者を驚かせてやろう、面白いことをやろうと、作者自身が乗りに乗っていたのがよくわかります。

この文庫版のシリーズは各巻の解説もなかなか読み応えがあります。
最初におことわりしておきますが、筆者は『天才バカボン』を全巻読破したわけではありません(笑)。全巻読んでもいないくせに「第何巻を買えばいい」などと書くのか!とあきれた方は、こんなブログを読むのはやめてさっさと全巻買いましょう。
しかし「全巻」とは言っても『天才バカボン』は各社から何種類か出されています。「完全版」「コンプリート」とされているのが竹書房の文庫版です。
http://www.takeshobo.co.jp/sp/akatsuka/bakabon.html
ところが、ソフトガレージというところから出ている『なのだ!?天才バカボン』シリーズの第7巻や(買っていませんがおそらく第8巻にも?)、『天才バカボン THE BEST』の講談社版には、上記の文庫本シリーズには収録されていない作品も含まれているとされています。

さて、なぜ私が全巻読んだわけでもないのに「どの巻を買えばいい」などと書こうと思ったのかというと理由は単純で「ネットで探したけど他に書いている人が見あたらなかったから」なのです。
私の場合、リアルタイムで『少年マガジン』を読んでいた頃やその後も単行本を数冊買ったり探したりした経験があるので、おそらくこの時期がベストだろうという目安はありました。
しかし、竹書房版のどの巻がその時期になっているのかがわからなくて、これは困りました。
20年ぐらい前からでしょうか、漫画本はビニールでパックされて立ち読みができなくなりました。これでは内容の確認もできません。仕方がないので店員さんに言ったら「空けてもいいですよ」と言われました。
竹書房版は異なる雑誌に掲載された『天才バカボン』が年代順に並んでいるので、「たぶんこのヘンか?」と思った巻を棚から取り出しビャーっとビニールを破ってむさぼるように中身を確認し、「う〜ん違う」と2巻ぐらい飛ばして再びビニールを破り、ということを数回繰り返して、やっとたどり着きました。
そこまでやらせてもらって1冊しか買わないのも悪いので、その周辺の数冊を買いましたけどね。……というか、読んだらまたその前後も読みたくなって、結局は文庫版セット全21巻のうち10冊を買ってしまいました。
ともかくこれで概要がほぼ把握できました。
竹書房版では主なキャラクターが順次、表紙に登場しています。大まかにはマンガの中での登場順に近いようですが、その巻の表紙と内容には時期的なズレがあります。

私が読みたかったのは「ウナギイヌ」の登場以降の時期だったのですが、ウナギイヌが表紙になっている第7巻ではまだウナギイヌというキャラクターは生まれていません。(実はこの巻には、動物をかけ合わせてヘンテコな動物を作るというウナギイヌのアイデアの元になったギャグが載っているのですが。)
第17巻もウナギイヌが表紙ですが、この巻ではウナギイヌはちょっとだけしか登場しません。
ウナギイヌが初めて登場するのは第11巻の終わり頃です。当初は1回だけ登場させて終わりにする予定だったのが、人気が出たので何度も登場するようになったそうです(13巻の解説より)。その第12巻あたりから『天才バカボン』のハチャメチャ度は増していきます。
実は第14巻で登場している「ノラウマ」のほうが、ウナギイヌよりもアナーキーで強烈なキャラクターです。(人気という点では、ウナギイヌのほうが愛らしいキャラクターだったので人気が出たのでしょうね。)
初期の『天才バカボン』は普通のギャグマンガでしたが、上記の時期は「実物大マンガ」「フキダシの中に絵を描いて、絵の場所に字を書いたマンガ」「左手で書いた」などの実験作も登場し、面白ければなんでもいいという世界が徹底されています。そして挙げ句の果てには「赤塚先生が愛読者の「くだらない、やめろ!!」の声に連載を断念」という「急報」が『少年マガジン』に掲載され、連載は終わってしまいます。ところが実はそれもギャグで、実際に3回休んで読者をだました後で復活するという凝った演出でした。この時期の作品が収録されている第15巻には解説で「連載を断念」のエピソードにも詳しく触れています。
実験作については、ただの実験かというとそんなことはなくギャグマンガとして圧倒的に面白いものになっています。私自身はこの頃の『少年マガジン』を毎週欠かさず読んでいたわけではないのですが、かなりの頻度で読んだり、知人の家にあるのをまとめて読んだりして、リアルタイムに近い状態で体験しました。以前、この頃の作品をまとめて読みたくなって当時出ていた単行本を古本屋で探したことがあるのですが、なかなか見つかりませんでした。実験作はあまりにもバカバカしいと判断されたのか当時の単行本にさえも収録されなかったようです。
この時期の『天才バカボン』は実験作以外の普通の(?)作品も破壊的なギャグにあふれています。私の主観では、ウナギイヌが登場する第11巻あたりから徐々にテンションが上がってきて、「最終回」が収録されている第15巻と、その直前の第14巻あたりがピークだと思っています。もちろん好みが違えば異論があるかもしれません。「その時期だけでは天才バカボンというマンガの本質はわからない」という考え方もできます。また「これを買えばいい」とマニュアル的に解説してしまうのは、作品の本来の楽しみ方とは違うのではないかという気もちょっとはします。いずれにしても、この時期はとにかく読者を驚かせてやろう、面白いことをやろうと、作者自身が乗りに乗っていたのがよくわかります。

この文庫版のシリーズは各巻の解説もなかなか読み応えがあります。





