2006年06月28日

情報の収集方法

このところ、Mixiをやりすぎて更新をさぼっておりました。
(Mixiについては、こちら)
http://atsukoba.seesaa.net/article/19033277.html


他の事が進んでいないという事もあり、ちょっとネット関係のペースを落とします。


■情報の収集方法

ちなみに私の情報収集の方法を紹介します……って、たいした事じゃあないですが、

Googleを使って「米軍」とか「自衛隊」でニュース検索します。

http://news.google.co.jp/nwshp?hl=ja&tab=wn&q=%E7%B1%B3%E8%BB%8D

これを「お気に入り」に入れておくと便利です。

さらに、「Googleアラート」というところで
http://www.google.com/alerts?hl=ja

「米軍」などと入力して、ご自分のメールアドレスを入力すると、メールをチェックする時に最新のニュースがわかります。


あと、メーリングリストでは、
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/

このメーリングリストの情報が、かなり重宝してます。


皆さん、他にも「こういう情報収集の方法がある」というのがあったら、教えてください。
ネット以外の情報収集も大事ですよね。

ではでは。

posted by あつこば at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

再編協議でアメリカ側から提示してきたもの

ちょっと日数がたってしまいましたが、指摘しておきます。

6月10日にNHKが放送した『日本の、これから』の番組中に「アメリカの要求は米陸軍第一軍団の移転だけだった」という発言が出ていました。

この発言をしたのは森本 敏さんですが、これは、今回の米軍再編が
米軍の要求は小さくて、
あとは日本側の「負担軽減」の要求にそって
行われているかのように印象づけようという意図を感じます。

米軍再編の協議は、実質的には2003年11月20日だそうです。

久江 雅彦さんの『米軍再編』(講談社現代新書)と、半田 滋さんの『週刊金曜日(2006.5.19 606号)』『世界(2005.12)』に書かれているものを総合すると、米軍再編の協議が始まった当初、米国から提示してきたのは、以下だそうです。

zama.jpg

「2008年までの実現を目指す項目」
○米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転
○横田基地にある米第五空軍司令部のグアムへの移転
  ↑この案は航空自衛隊が「行かないで」とお願いして(笑)、無くなりました。

シュワブMixi用.jpg

「2008年より先の実現を目指す項目」
○在日米軍司令部を横田基地からキャンプ座間に移転
  ↑この案も、協議の結果、無くなりました。
○反対されていて進んでいない普天間基地の辺野古沖への移設を見直して実現する
○厚木基地 空母艦載機の岩国基地への移転

他にも細かい点で提示されたものがあったかもしれません。
当時の日米協議の中身は、徹底した非公開の姿勢だったそうです。
すくなくとも前述の文章に書かれている事を合わせると、これだけの中身がすでにあったんですね。

それに対して、日本側にとっては
「負担軽減のチャンス」であった事は事実です。
しかし、日本政府は
まともな対応をせずにだらだらと先延ばししてしまい、きちんと交渉しませんでした。
その結果、「負担軽減」は実質的には、ほとんど実現しません。

以下にも書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/17883097.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/18114150.html

今回の米軍再編では、「返還する」とされている土地もあります。

しかし、もともと日米地位協定には
「合衆国軍隊が使用する施設及び区域は、この協定の目的のため必要でなくなったときは、いつでも、日本国に返還しなければならない」と書かれています。
使っていなくて当然返還されるはずの土地をいつまでも返さないでいて、新しい基地を作りたい時に代わりに少しだけ返す、というのは米軍のいつものやり方です。

しかも、今回「返還」される事になった土地も、実際にいつ返還されるのか不透明な部分が多いのが実情です。

F-18×2.jpg

戦闘機の訓練を各地の自衛隊の基地に移転する件など「負担軽減」を口実にしていますが、
実体は「負担地域の拡大」であり、
各地域では今後さらなる「負担強化」が予想されます。

アメリカ側の本当の狙いは、上記のような基地の移転だけではなく、
日本の費用負担と自衛隊の役割強化
です。
http://atsukoba.seesaa.net/article/19265503.html

そして、最終的には、日本に集団的自衛権を行使させようとしているわけです。
posted by あつこば at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

岩国と厚木の両方が使われ、佐世保も準母港化

きょうは断片的な情報で、佐世保 岩国 厚木に関してです。

東京新聞の半田さんによると、

アメリカはパールハーバーに空母の基地を配備する予定で、
佐世保を米兵の休養のための

準母港にしようとしているらしいです。

その際に、空母艦載機を載せたままだと訓練の都合で20日以内に港を出なければならないので、佐世保に入港する際は、岩国に艦載機が来る事になりそうです。それにより、佐世保で長期間、入港していられる事になります。

さらに、岩国の田村市議によると、

厚木の市民団体が横浜防衛施設局に質問をしたところ、
「岩国に移転後も司令部や艦載機

ヘリ部隊、整備部隊が厚木に残り、

一定の需要は存在する」と答えたそうです。

厚木には、日本飛行機という米軍の戦闘機の修理ができる会社もあります。

現在、艦載機が訓練をしている三宅島東方海上のR116やR559と呼ばれる訓練空域については日米の合意文書でも廃止するという記載はないため、
所属が岩国基地になっても厚木で給油や訓練をするという事が考えられます。

さらに、岩国と厚木の間の「移動」

という名目で低空飛行訓練がおこなわれる事も考えられます。

F-18×2.jpg

これらの事を合わせて考えると、今後は
厚木と岩国は両方とも、

空母艦載機の基地として

使われ続ける事になりそうです。

岩国は水深13mの岸壁が作られ、エセックスなどは接岸ができます。
さらに延長工事をすれば空母も可能になるそうです。
posted by あつこば at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

【横須賀】蒲谷市長が原子力空母を容認!

横須賀で原子力空母が事故を起こすとたいへんだという話は以前も書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/18212499.html


さらに、こんな報道も出てきました。

東京新聞
空母原子炉事故発生で… 三浦半島の全域致死被害深刻に
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060614/lcl_____kgw_____001.shtml


George_Washington.jpg
これが横須賀に配備されるという原子力空母です。

今回の経緯は、以下に出ています。

産経新聞
横須賀市長、「原子力空母入港やむを得ない」
http://www.sankei.co.jp/news/060614/sei092.htm
------------------------------------------------------------
日米両政府は15日に日米合同委員会を開き、原子力空母寄港に不可欠な横須賀湾内の岸壁の浚渫(しゅんせつ)工事について基本合意する方針。国は合意後、市へ工事許可を求める港湾協議を申請する。
------------------------------------------------------------
市長が工事の許可を出さなければ、
原子力空母の母港化は止められるのですが……。


東京新聞(共同)
「市民の安全守る」と市長 原子力空母配備容認で
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006061401002791.html
------------------------------------------------------------
「容認は昨年6月の市長選挙での公約に違反する」と追及されると、蒲谷市長は「公約に従い通常型空母の配備を何度も国に求めてきたが、それがならなかった」と弁明した。
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「公約違反」でも弁明すればOKというのは、なんとも困ったものです。


蒲谷市長のリコール運動も起きそうです。

神奈川新聞
原子力空母容認なら市長リコール運動も/横須賀
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_22986.html

posted by あつこば at 11:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

米軍再編に隠された本当の狙い

NHKで先日放送された「日本の、これから」という番組は、「負担軽減」を強調しようとする額賀防衛庁長官の主張を全面に出した内容になっていました。

この番組以外でも、NHKでは米軍再編について紹介する場合に枕詞のように沖縄の「負担軽減」という言葉が強調されています。

過剰な負担を強いられている沖縄の問題をなんとかしなくちゃならないのはもちろんですが、今回の米軍再編の内容では「負担軽減」にはなっていませんね。

そもそも米軍再編が
「負担軽減を目的としている」なんていうのは
日本政府のウソでしょう。

「負担軽減」という、いかにも沖縄の人々を思いやったような言葉で覆われた米軍再編の本当の狙いは何かを考えてみたいと思います。

■そもそもアメリカの都合で始まった

米軍再編はアメリカの都合で始まりました。
これについては以下に大雑把に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/17765869.html

ちょっと補足します。

ブッシュが大統領選になった頃から、軍の改革が始まりました。
それまで、米軍は冷戦が終わった後も、東ヨーロッパと東北アジアに10万人ぐらいずつの米兵が駐留していました。

2001年に出された「4年毎の国防戦略見直し=QDR(Quadrennial Defence Review)」には以下のように書いてあります。
--------------------------------------------------
(前略)西ヨーロッパと東北アジアに集中したこの海外プレゼンスの態勢は、新しい戦略的環境では適切ではない。
米国の国益が世界的規模となり、世界の他の地域での脅威の可能性が現れつつあるからである。
--------------------------------------------------
(岩波ブックレット 『米軍再編 その狙いとは』 より)

簡単に書くと以下のような事ですね。

グローバリズムが進みアメリカが世界中で資源を取ってきたりお金を儲けたりするようになってきているので、世界中のいろんなところでアメリカに対して文句を言う奴らが出てきそうだ。
だから、ソ連や北朝鮮のような仮想敵国を想定して米軍を置いておくのでは時代遅れになりつつある。

そして、2003年11月25日にブッシュが米軍再編の開始を宣言しました。
その中では、以下のように言っているそうです。
--------------------------------------------------
変化した脅威に適切に対応するためには、活発に防衛力を変革(Transformation)する一方、グローバルな軍事態勢を再編(Global Posture Review)することが課題だ。
--------------------------------------------------
(講談社現代新書 『米軍再編 日米「秘密交渉」で何があったか』 より)

■アメリカに帰りたがってる米兵と家族

2004年8月16日、ブッシュは退役した軍人たちの集まりで再編についての演説をしています。
元軍人やその家族たちに気を遣って喋った内容ですが、ある意味、アメリカのホンネがわかります。
--------------------------------------------------
世界中の我々の同盟関係を強化する一方で、我々はよりよく平和を維持するための新たなパートナーシップを構築するだろう。
それは我々の部隊および軍人家族へのストレスを減少させる。
--------------------------------------------------
(『核兵器・核実験モニター 第217号』より)
http://www.peacedepot.org/nmtr/bcknmbr/nmtr217.pdf

つまり、国外にいる米兵やその家族の人たちの不満がたまっているので、他の国との軍事同盟を強化する事で、多くの米兵をアメリカに帰らせてあげますよ、と言っているわけですね。

続けてこうも言ってます。
--------------------------------------------------
我が軍人たちは軍に勤めているあいだずっと、より多くの時間を家庭で過ごし、より予測可能な状態におかれ、より配備転換が少なくなるのである。
軍人配偶者たちは仕事を変える必要が少なくなり、より大きな安定をえ、より多くの時間を子どもや家族と過ごすことができるのである。
我々が21世紀の脅威に対応するよう軍隊を再配置することによって、納税者はより節約できるだろう。
--------------------------------------------------
(同上)

こうして米軍再編が世界規模で進められ、韓国やドイツでは米軍の大幅な削減が進みつつあります。
その一方で、日本では「負担軽減」というよりも「負担強化」が進んでいるわけですね。

■再編の狙いは同盟国の役割強化

2004年6月23日、ファィス国防次官が議会での証言で米軍再編の五つの原則を掲げました。
--------------------------------------------------
1.同盟国の役割を強化する
2.不確実性と戦うための柔軟性を高める
3.地域内のみならず地域を越えた役割を持たせる
4.迅速に展開する能力を発展させる
5.数ではなくて能力を重視する
--------------------------------------------------
(岩波ブックレット『米軍再編 その狙いとは』より)

こうしたアメリカの狙いに沿って日米の協議が行われた結果、日本では自衛隊と米軍との基地の共同使用やミサイルの共同開発、日米一体となった演習などが増える事になりました。

zama.jpg

象徴的なのがキャンプ座間です。
上記の狙いに沿って「地域を越えた役割」を持った米陸軍第一軍団司令部を改編したUExが来ます。
そして、新しく新設される陸上自衛隊の中央即応集団の司令部も座間に来るのです。
http://atsukoba.seesaa.net/article/18408139.html

同盟国の役割を強化する事で、イラクやアフガニスタンに行って手薄になっている米兵を他の国から撤退させ、アメリカの財政負担を減らす、まさに
アメリカにとっての「負担削減」が今回の米軍再編です。

■アメリカは自衛隊に何を期待しているのか?

2005年の秋にペンタゴンの政策担当次官補代理室がアメリカの議会に提出した報告書『世界規模の米国防態勢強化について(Strengthening US Global Defence Posture)』には以下のように書かれています。
--------------------------------------------------
見直しの狙いのひとつは、同盟国の役割を拡大し、新たな協力関係を築き上げ、かれらの変革を勇気づけることだ。
それによって同盟国の軍の能力と機能を向上させ、世界的な役割と任務を果たさせようというわけだ。
--------------------------------------------------
(『軍事研究』2006年1月号より)

また、ローレス国防副次官は、2005年9月29日にアメリカの上院外交委員会でペンタゴンが自衛隊に期待する変革として、次のように語ったそうです。
--------------------------------------------------
それは自衛隊が明日からでももっといろいろやってくれることだ。
そうでないと、米軍が必要以上に駐留して争いのタネをまくばかりだ。
--------------------------------------------------
(同上)

沖縄の海兵隊をはじめ、在日米軍による犯罪は絶えません。
あまりに犯罪が多いので、
これ以上いると「出ていけ」と言われる事を
アメリカはわかっているんですね。

だから、自衛隊の役割を拡大して、悪さをする米兵はできれば引き上げさせたいのです。

で、アメリカが自衛隊に期待している役割は、具体的には何なのでしょう?

在沖縄米軍トップのジョセフ・ウェバー沖縄地域調整官(海兵隊中将)は、5月末に共同通信との会見で
今回の在日米軍再編で「自衛隊が今後より柔軟に抑止力を発揮できる」と指摘。
そして、「この地域(東アジア)でテロとの戦いが発生した場合には、日本が関与してくれると確信している」とまで言っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000220-kyodo-int
(5月31日 共同通信)

アメリカは自衛隊を、今後も長く続く
「対テロ戦争」に駆り出すそうとしているんですね。

今の段階では、自衛隊が海外派兵している根拠は、間に合わせで作った「テロ特措法」と「イラク特措法」です。今後、特措法ではなくいつでも海外派兵できるようにする「恒久法」が作られようとしています。

石破元防衛庁長官は、
「自衛隊の活動範囲を明確にしなければいけない。
米軍再編と恒久法はセットだ」
と言っています。
(2006年5月3日『毎日新聞』より)

■憲法改定を狙う米軍再編

今回の米軍再編は、「負担軽減」なんかじゃないのはもちろんですが、ただ単に「あっちの基地をこっちに持ってくる」という話でもありません。

「中間報告」「最終報告」と言われている合意文書は、実は米軍と自衛隊の役割についていろいろと書かれています。

いわゆる「中間報告」
日米同盟:未来のための変革と再編
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/henkaku_saihen.html

いわゆる「最終報告」
共同発表 日米安全保障協議委員会(仮訳)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_kh.html

再編実施のための日米のロードマップ(仮訳)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html

これらをよく読めば、日米安保条約の改定に匹敵する内容が、
安保条約の改定もしていないのに
いつの間にか合意されている、
という事がわかります。

「米軍再編で自衛隊は米軍の一員になる。危険な集団的自衛権の行使は必至」
http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/sample/ron/06/017/r06017BNB1.html
(『日本の論点PLUS』前田哲男さんの文章)

合意文書の通りに自衛隊を変えていくと、
集団的自衛権を行使せざるを得ない状況になるというわけです。

「集団的自衛権の行使」という事は、憲法の改定につながります。

憲法改定はアメリカからの要求です。
これについては以前に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/17333881.html

アメリカは、いつのまにか日本が憲法を変えざるを得ない状態を作り出そうとしていたんですね。

posted by あつこば at 17:17| Comment(3) | TrackBack(1) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月12日

「NHKスペシャル」と「日本の、これから」の問題点

NHKで3日間の特集が放送されました。
最初は「細かい問題はあるものの、全体としてはまあまあかなあ……」と思っていましたが、観ていなかった2日目のNHKスペシャルの後半と「日本の、これから」の後半を観て、考えが変わりました。

細かい点でいいところはあったものの、
全体としてはかなり問題ありです。

とにかく額賀長官に都合のいいように喋らせすぎです。
それに対する反論を誰かがきちんと言える構成にしていません。
討論の形式を取っていますが、三宅アナウンサーの進行の仕方は
防衛庁長官の言い分を全面的に押し出す進行になっていました。
政府や防衛庁に対して
批判的な意見が出ても、ほとんど免罪符のような役割にされていました。

ご参考までに、「日本の、これから」キャスター紹介
http://www.nhk.or.jp/korekara/cas.html

政府や防衛庁長官の言い分は、いままでに何度も報道されています。
マスメディアにとって大切な役割のひとつは
「政府や権力がおかしな事をしないか監視する」事です。
ところが、NHKは、まるで「政府の広報機関」になっています。

前にも書きましたが、今回のNHKの番組では予告の段階からその兆候がありました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/18949938.html

「負担軽減」を全面に出す事で、
アメリカの都合で始まった米軍再編の本質を見えなくしています。

そしてNHKの番組で額賀長官がとくとくと説明した「負担軽減」は、本当に「負担軽減」なのかというと大いに問題があります。

隠されている米軍再編の本質は何か、「負担軽減」は本当なのか、という点を追求していく必要がありますね。

posted by あつこば at 12:20| Comment(2) | TrackBack(2) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月10日

海外派兵を本来任務に格上げする自衛隊法改「正」案

防衛庁の「省昇格法案」と
自衛隊の海外派兵を本来任務に格上げする自衛隊法改「正」案
が閣議決定しました。

「省」への昇格問題だけでなく、
海外派兵を本来任務とする
自衛隊法改「正」も重要な問題だと思いますが、どちらかというと「省」への昇格の陰に隠れてあまり大きく取り上げられていない気がします。


防衛庁・自衛隊のトップページには、閣議決定する前から「防衛庁を省に」という
バナーが出ていました。
http://www.jda.go.jp/

防衛庁を省に
−危機により強く、世界の平和により役立つ組織に−
だそうです。
http://www.jda.go.jp/boueisyou/index.html


きょうはちょっと忙しいので、各紙報道のURLを貼って終わりにします。

防衛「省」昇格法案を国会提出 政府・与党、秋の臨時国会で成立目指す
http://www.sankei.co.jp/news/060609/sei101.htm

[防衛『省』昇格]「やっと法案が国会に提出された」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060609ig90.htm

何を目指すか説明尽くせ 防衛「省」昇格
http://qrl.jp/?230706

防衛省に昇格法案提出、公明容認「懸案を一掃」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060610AT3S0901C09062006.html

『防衛省』法案 三者の事情
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060610/mng_____sei_____000.shtml

鳩山幹事長「議論できる環境ではない」 防衛省格上げ
http://www.asahi.com/politics/update/0609/005.html
 
防衛庁の省昇格法案提出、鳩山氏は拙速と批判http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060610AT3S0900V09062006.html

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2006年06月09日

Mixiというコミュニティ・スペースでもやってます。

皆さんNHKスペシャルはご覧になりましたでしょうか?

私は、いままで知らなかった事やインタビューでの重要な発言もあり、なかなか参考になりました。

限られた時間内なので「あれが入っていない、これが入っていない」というのはあって当たり前ですが、う〜ん、やっぱり落としてはいけない事が抜けていたような気がしました。

本日も第二回の放送がありますので、それで補完されるのかもしれませんが……。

■Mixiというコミュニティ・スペースでも
 やってます。


話は変わりますが、インターネット上でMixiというコミュニティ・スペースがあるのをご存じでしょうか?

私はそこでも「米軍再編(自衛隊も含む)」というテーマでコミュニティをやっていますので、よろしければぜひいらしてください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=896211

なお、Mixiというのは無料ですが会員制のところで、誰か知り合いの紹介が無いと入れないシステムになっています。

「2ちゃんねる」などインターネット上の掲示板が、匿名であるために荒れる傾向があるので、こうした「知り合いの紹介に基づく」システムが考えられたようです。

わざわざ人数を絞って閉鎖的にやる意味があるのかどうか疑問もありますし、会員が増えてくると結局「2ちゃんねる」などの掲示板と同じ状態になるという懸念もあります。
(すでにそうなっているコミュニティもありますね。)

システムとして面白いのと、ブログよりもパッと書きやすいというのとで、最近はニュースなどを知った時はすぐにMixiに書いて、まとまった文章はブログに書く、というようにしています。

Mixiについてもう少し詳しく知りたい方は、私宛にメールしてください。

ここをクリックするとメールを出せます。


posted by あつこば at 11:22| Comment(1) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

NHKの米軍再編に関する番組はマトモか?

一週間、更新が途絶えました。

明日から3日間、NHKで米軍再編に関する番組が放送されます。

以下、NHKの番組案内ページです。

8日と9日の『NHKスペシャル』
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060608_09.html

10日に放送される『日本の、これから』
http://www.nhk.or.jp/korekara/


■政府の言い分のまま

『NHKスペシャル』の番組案内ページは、それほど問題は無いと思いますが、
『日本の、これから』の
番組案内ページはひどいですね。
http://www.nhk.or.jp/korekara/
-----------------------------------
抑止力の維持、基地の地元負担の軽減などを目的に進められようとしている在日
米軍の大規模な再編。
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「負担軽減」を全面に出すというのは政府の言い分のままです。

以前も紹介されていたかもしれませんが、
沖縄タイムスと朝日新聞の世論調査では、「負担軽減」について、
「あまり減らない」と「まったく減らない」が計7割近くなってます。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200605161300_01.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/17883097.html

ところが、自民党の政治家は「米軍再編」について話をする際に
枕詞のように
「沖縄の負担軽減と抑止力の維持を目的にした」米軍再編
と言います。

そして、マスメディアが、その枕詞をそのまま付けて報道します。
これによってヤマトの人達の多くは、沖縄の負担軽減になると思いこんでしまいます。

毎日新聞の世論調査では、米軍再編に伴う日本負担金は「高すぎる」という回答が多かったですが、
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060517k0000m010153000c.html
--------------------------------------------------------
海兵隊8000人のグアム移転など沖縄の負担軽減
策が盛り込まれたことについては、「評価する」(13%)と「ある程度評価す
る」(51%)を合わせた肯定的評価が6割を超え……
--------------------------------------------------------

「負担軽減」という宣伝文句が、少なくともヤマト(日本)では、効果が出ています。

マスメディアが世論をミスリードする典型のような気がします。


■誘導的なアンケート

上記のNHKの番組『日本の、これから』では、アンケートをやっていました。

これがまた問題ありで、Q1が「日本の平和と安全について不安に感じていることはありますか」という質問でした。
不安をあおることで、その不安を解消するためには軍備の増強が必要だ、という論理に持っていこうとする意図を感じます。

現在、『日本の、これから』のサイトでは動画の予告編が流れています。
これも、「なんだかなあ」という感じです。

いずれにしても、明日から3日間のNHKの番組を注視したいと思います。

posted by あつこば at 12:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする