2007年06月30日

辺野古(へのこ)では土曜日も阻止行動

最近では、那覇防衛施設局は土曜日にも作業を強行しようとしています。

本日も「作業船」が出ているようです。
http://henoko.jp/info/
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2007年06月28日

辺野古(へのこ)で作業強行か?

本日、沖縄の辺野古(へのこ)で基地建設のため作業が強行されるのではないか、との事です。

http://henoko.jp/info/
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/

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2007年06月26日

本日、辺野古で作業が強行されようとしたそうです。

本日、辺野古で作業が強行されようとしたそうです。

http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
http://henoko.jp/info/

朝から忙しくて上記のサイトをチェックし忘れていました。

本日は阻止できたようですが、今後が心配です。


辺野古に配備されるとされているオスプレイは事故が多く欠陥機であるとも言われていますが、不具合が見つかって全機飛行禁止になったそうです。

http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=11223#more
----------------------------------------------------ここから引用----
 アメリカ海兵隊の次期主力機、MV22オスプレイの油圧スイッチ類に不具合がみつかり、今月21日からすべての機体の飛行を禁止し点検作業に入っていることがわかりました。
-------------------------------------------------------中略---------
 オスプレイは開発と試験飛行の段階で4回墜落し合わせて30人が死亡しており危険性が指摘されてきました。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

posted by あつこば at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

辺野古(へのこ)でジュゴンの親子!

辺野古(へのこ)での新基地建設が強行されようとしていますが、那覇防衛施設局が建設のための「事前調査」で設置した調査機器の真上で、本日、朝7時半ごろ、ジュゴンの親子が泳ぐ姿が目撃されました。

QAB(琉球朝日放送)のWebサイトで映像が見られます。
(動く映像が見られるのは一週間以内です。)

名護市大浦湾 ジュゴンの親子ゆったり
http://www.qab.co.jp/01nw/index2.html

上記のURLは、明日には変更になります。以下で、6月21日11時42分ごろのニュースをご確認ください。
http://www.qab.co.jp/01nw/indexbn.html

posted by あつこば at 20:34| Comment(6) | TrackBack(1) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更新が数日間途絶えました。

忙しくなってきて更新が数日間途絶えました。

まだまだ書くべき事はありますので、最低でも一週間に一度は更新しますし、何か起きた時には緊急態勢にします。

posted by あつこば at 08:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

辺野古ってどこにあるの?

沖縄の辺野古(へのこ)で米軍の新基地建設計画が強行されようとしています。

人にその話をしたり、『基地はいらない、どこにも』の上映をしたりすると、たまに「辺野古って沖縄のどこにあんですか?」と聞かれます。
そこで今回は沖縄の中での地理的な場所について説明します。

簡単に言うと沖縄(本)島の北部、東海岸にあります。

沖縄にはさまざまな島がありそれぞれの文化や複雑な歴史背景がありますので「沖縄本島」という呼び方が適切と言えるかどうかという問題がありますが、それはおいておきます。

■なぜ北部なのか?

naha-henoko.jpg

沖縄県の首都である那覇市は沖縄(本)島の南部にあります。

沖縄(本)島の中でも中南部に比べて北部は開発が進んでいないと言われています。
しかし「開発が進んでいない」という表現もあまり正しいとは言えないようです。

1972年に沖縄が日本に「復帰」し、その後、沖縄の「開発」が始まりました。多額の税金が投入され、乱開発で沖縄の自然はことごとく破壊されてきました。
しかし、北部はまだあまり「開発」されていないため珊瑚礁が拡がる美しい海やヤンバルの森などが残っています。
日米両政府は、その北部に新しい米軍基地を作ろうとしているのです。

これは原子力発電所が作られる構図とよく似ています。
人が大勢住んでいるところは危険で反対の声も大きいという事で、人口が少ない場所に巨額の税金を投入して地元の人達を黙らせ、「めいわく施設」を押しつけようというやり方です。

■北部で起きた事件の結果、北部に負担を押しつけ

ここで辺野古での新基地建設計画のきっかけとなった事件の事も説明しなければなりません。

1995年9月、3人の米海兵隊が小学生の子を暴行した事件が起きました。これにより沖縄中の怒りが爆発し、日米両政府は普天間基地の返還を発表したのです。そして、普天間基地を返還する替わりに北部の辺野古に新しい基地を作らせろと言い始めたのです。

futenma-henoko.jpg

そもそも米兵による女性への暴行は、この事件に限らずたくさんあると言われています。そして被害者が声を出して訴えられないために誰にも知られずに終わってしまうケースも少ないないようです。しかし、この事件の場合は被害を受けた子と両親が訴えた事と、小学生だったという事で、大きな問題となりました。

時々、この少女暴行事件が起きたのが普天間基地周辺だと誤解をしている人がいます。きっかけとなった事件なのだから普天間基地の米兵が起こした事件に違いないと思いこんでしまいがちなようです。
しかし、3人の犯人は普天間基地に所属しているわけではなく、中部のキャンプ・コートニー、北部のキャンプ・ハンセン、中部のキャンプ・キンザーの所属でした。そして、事件が起きたのは沖縄(本)島の北部です。

しかし、返還されるとされたのは中部にある普天間基地だったのです。これは普天間基地が人口密集地にあって危険なために沖縄の基地反対運動の中でも象徴的な存在だったためです。

日本政府が普天間基地の替わりに作ると言い出した新基地は、沖縄(本)島の東海岸沖とされました。
一時期、中部にあるホワイトビーチ水域も候補にあがったそうですが、地元と県の反対で断念せざるを得なかったそうです。
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/dai961202_2.html#no_3

結局、新基地は沖縄(本)島北部の名護市辺野古に作るという計画になったのですが、人口が少ない場所に決まった事に対しては「住んでいる人が少なければ被害があってもいいのか?」という怒りを感じます。

これは沖縄だけの問題ではありません。そもそも日本(ヤマト)が沖縄に米軍基地を押しつけ続け、今、沖縄の中でも北部で米軍基地が強化されようとしているのです。

辺野古での新基地建設計画に比べて知られていませんが、北部の東村(ひがしそん)高江(たかえ)には米軍のヘリパッドが作られようとしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/okinawa_maxi/archive/2006/04/16

■名護市の中でも東西格差

辺野古はかつて久志村という村にありましたが、久志村は1970年に名護町や他の村と合併して名護市になりました。

nago-henoko.jpg

現在、名護市の市街地は西側にあります。下の画像で『基地はいらない、どこにも』の文字の下にビルが建ち並んでいるのが見えると思います。海岸はリゾート地として発展しています。
nago+logo.jpg

辺野古周辺の東側は農業と漁業が中心で人口が少ないところです。
henoko-road+logo.jpg

新基地建設計画が始まってから、日本政府は基地建設を認めさせるために多額の税金を投入してきました。
名護市に払われた交付金も莫大な金額です。市街地に住む多くの人達は東側にある辺野古に基地ができてもあまり被害は受けません。それなのに名護市全体でお金をもらっています。

1997年に行われた名護市民投票では、那覇防衛施設局の役人が各戸にチラシを配るなど、住民投票に介入してきました。
基地建設の推進派もお金目当てで大がかりな運動をしました。それでも市民投票では反対の票が過半数を超えたのです。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40515325.html

その後、人口が少ない辺野古周辺にも、大きな箱モノ施設がいくつも建設されました。

kousen+logo.jpg

しかし、名護市も辺野古もこうしたお金で街が活性化したとは言えません。
そのうえ、名護市の財政は米軍基地に頼らなければ成り立たない状況になってしまっているのです。
 
posted by あつこば at 20:08| Comment(21) | TrackBack(1) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

全国への訓練移転は「専守防衛」を逸脱するのか?

福岡県の自衛隊 築城(ついき)基地で、18日から米軍と自衛隊との合同訓練が行われる事になっています。

これは福岡県だけの問題ではありません。
全国の自衛隊基地に実際につながる問題です。

■「負担軽減」ではなく「被害の拡散」

日本政府やマスコミは、米軍再編を紹介する時に、よく「負担軽減」という言葉を使います。
しかし、それはまやかしで、今回の訓練は
「負担軽減」ではなく「被害の拡散」であると同時に
「自衛隊の役割強化」の側面を強く持つものになっています。

18日から行われる予定になっている日米戦闘機の訓練は、築城では二度目になります。

前回は今年の3月に行われました。
tsuiki.jpg
画像は、その時の抗議行動です。

沖縄の嘉手納(かでな)基地に所属するF-15戦闘機がやってきて、自衛隊 築城基地のF-15戦闘機と訓練をしました。
訓練の内容について空自第八航空団飛行群の高橋司令は
「戦闘機同士の空中戦を、
ある場面を想定して実施」
と説明しました。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200703061300_02.html
「ある場面を想定」というのは具体的にはどんな場面なのかが気になりますね。

2007年3月7日付の"Stars and Stripes"によると、米司令官は
「有事の際には慣れた(自衛隊)基地
から出撃できる」
と語ったそうです。
米軍が各地の自衛隊基地を出撃拠点にするのが、
この訓練の目的のひとつなんですね。

この訓練、「沖縄の負担軽減」が名目になっていましたが、実際に沖縄の嘉手納基地では騒音の被害は軽減されませんでした。

「嘉手納基地の被害を全国に拡散・拡大」
http://atsukoba.seesaa.net/article/43955198.html

■「日米同盟をより強めるための訓練」は
騒音防止の協定を守らない


3月の築城基地での訓練に続いて、5月には石川県の自衛隊 小松基地でも同様の訓練が行われました。

これには茨城県 自衛隊百里(ひゃくり)基地のF-15戦闘機も参加しました。

米軍第一八航空団第六七戦闘飛行隊長のバリー・コーニッシュ中佐は
「日米同盟をより強めるためにも有意義な経験だった」
「米アラスカ州での米空軍演習に向け、参加する空自側との相互運用が高められた」
と語りました。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070523002.htm

この中でコーニッシュ中佐は、騒音防止のための協定に関して「守ることは非常に簡単だった」と述べていますが、
市民団体の調査によると、
----------------------------------------------------ここから引用----
コースについては、「努めて市街地を避ける」と定めた小松市との
協定に違反する機体を245機確認した
-----------------------------------------------------引用ここまで---
との事です。
http://www.hab.co.jp/headline/news0000059856.html

■F/A-18戦闘攻撃機との訓練で
「専守防衛」を逸脱


そして3度目の日米戦闘機の訓練が18日から、再び築城基地で始まろうとしています。

今回の訓練はこれまでにはない問題も含んでいます。
過去2回の訓練は、沖縄の嘉手納基地から来たF-15と自衛隊機との訓練でしたが、今回は山口県の岩国基地から来る米海兵隊のF/A-18戦闘攻撃機との訓練です。
F18densen+title.jpg
これが岩国基地近くの上空を飛んでいたF/A-18戦闘攻撃機です。
米海兵隊は沖縄で訓練をしてイラクなどに出撃している
「殴り込み部隊」です。
http://atsukoba.seesaa.net/article/44042952.html

この「殴り込み部隊」を空から支援するのがF/A-18戦闘攻撃機です。
そして、このF/A-18戦闘攻撃機は空母に艦載できる機体でもあります。江畑謙介さんの『[新版]米軍再編』(P427)によると
----------------------------------------------------ここから引用----
空母航空団を構成する部隊の不足を補うために一定の間隔で空母航空団に編入される
-----------------------------------------------------引用ここまで---
そうです。

「戦闘攻撃機」という名前ですが、敵の船への攻撃を主な目的とする機体を海軍では「攻撃機」と呼ぶそうです。地上への攻撃ができる爆撃機のように海の上の船を攻撃するのですね。
そしてF/A-18の場合、F-15のような空で敵の航空機と空で戦う能力も兼ね備えているため「戦闘攻撃機」と呼ぶそうです。

そのF/A-18戦闘攻撃機と合同訓練をするという事は、どういう事でしょうか?
今回は空中戦の訓練だけかもしれませんが、F/A-18戦闘攻撃機との合同訓練が発展すると、
敵の船を攻撃する
米軍のF/A-18攻撃戦闘機を

敵の戦闘機から守るために、
自衛隊のF-15戦闘機が「支援」する
という訓練になるのではないかという懸念があります。

自衛隊は憲法九条があるため、これまでの政府による解釈では「自衛のための必要最低限の実力の組織」でした。
つまり、自衛隊の行動には、敵を先制攻撃するのではなく、あくまで攻めてきた時に守るという「専守防衛」という制限があるわけです。

米軍のF/A-18攻撃戦闘機との合同訓練は、その
「専守防衛」を逸脱する可能性があるのです。

アメリカは米軍再編の大きな目的のひとつとして
「同盟国の役割拡大」を掲げています。
(2004年6月23日、ファィス国防次官)
http://atsukoba.seesaa.net/article/19265503.html

米軍再編によって自衛隊の役割が強化し、「専守防衛」の原則が踏み越えられようとしています。

■全国に訓練を拡大

この訓練に関する日米間の合意文書は以下です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html
----------------------------------------------------ここから引用----
当分の間、嘉手納飛行場、三沢飛行場及び岩国飛行場の3つの米軍施設からの航空機が、千歳、三沢、百里、小松、築城及び新田原の自衛隊施設から行われる移転訓練に参加する。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

iten+logo.jpg

訓練の「移転元」は嘉手納基地(沖縄)、三沢(みさわ)基地(青森)、岩国基地(山口)です。
嘉手納基地のF-15戦闘機、三沢基地のF-16戦闘機、岩国基地のF/A-18戦闘攻撃機、米軍の主力である3つの戦闘機が全国各地の自衛隊基地で自衛隊と合同で訓練をするのです。

三沢基地のF-16戦闘機は、地上を攻撃(爆撃)する能力が高い戦闘機です。自衛隊との合同訓練はまだ行われていませんが、これも訓練が行われると、将来的に敵国の地上を攻撃するF-16戦闘機を自衛隊のF-15戦闘機が「支援」する訓練に発展する可能性がありです。

訓練の移転先は、千歳基地(北海道)、三沢基地(青森県)、百里基地(茨城県)、小松基地(石川県)、築城基地(福岡県)、新田原基地(宮崎県)で行うとされています。
(「移転」というと元のところから無くなるみたいですが、実態としては移転元での騒音被害も無くなりません。)

昨年、石川県の自衛隊 小松基地で行われた航空祭には、
----------------------------------------------------ここから引用----
在日米軍再編で同基地に訓練の一部が移転されるF16戦闘機(青森・三沢基地)二機が初めて参加した。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060918002.htm

そして以下の報道もされています。
----------------------------------------------------ここから引用----
小松基地での米軍機訓練移転は今秋にも二度目の実施が予定されている。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20070523002.htm

日米間の合意文書には
「当分の間」と書かれています。
すなわち、ここに書かれているところだけではなく、
他の自衛隊基地も使うつもりだという事ですね。

合意文書には以下の部分もあります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html
----------------------------------------------------ここから引用----
将来の共同訓練・演習のための自衛隊施設の使用拡大に向けて取り組む。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

江畑謙介さんの『[新版]米軍再編』(P390)によると、
----------------------------------------------------ここから引用----
陸上自衛隊、海上自衛隊の共同訓練・演習も拡大する意図が含まれていると思われる
-----------------------------------------------------引用ここまで---
と書かれています。

全国に訓練を拡大し、
自衛隊の役割が強化されていきます。

posted by あつこば at 17:41| Comment(6) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

「対テロ戦争」に自衛隊を投入

一昨日、
「日本を守るため」ではないという米議会での証言
http://atsukoba.seesaa.net/article/44586289.html
という文章を書きましたが、
ここで紹介した議会での証言は、1982年と1991年という比較的、古い証言でした。

今回は、その後、米軍再編に絡んでアメリカの方針がどう変化してきたのかを見てみましょう。

■自衛隊の役割を強化

実は以前に書いています。

「米軍再編に隠された本当の狙い」
http://atsukoba.seesaa.net/article/19265503.html

この文章で紹介しましたが、2004年、退役した軍人たちの集まりでブッシュ大統領は、国外にいる米兵の多くをアメリカに帰らせると演説しています。

そして、同じ2004年のファィス国防次官による議会での証言では、米軍再編の五つの原則のうちの最初が、
「同盟国の役割を強化する」
という事なのです。

日本で言うと自衛隊の役割を強化し、アジアで「対テロ戦争」が始まったら、少しでも米軍に替わって自衛隊に戦争に言ってほしいというのがアメリカのホンネです。

■「対テロ戦争」に自衛隊を投入

051004-M-9881Y-006.jpg
画像は米海兵隊からトレーニングを受ける自衛隊員です。

2006年5月末には、在沖縄米軍トップのジョセフ・ウェバー沖縄地域調整官(海兵隊中将)が共同通信との会見で、
在日米軍再編によって「自衛隊が今後、より柔軟に抑止力を発揮できる」と指摘。
そして「この地域(東アジア)で
テロとの戦いが発生した場合には
日本が関与してくれる
と確信している」とまで言っています。

つまり、イラク戦争で米兵の死者が大量に出ました。(イラクの人々の死者はもっと多いのですが……)
アメリカ国内でも批判が出ています。ですからアメリカとしてはこれ以上、米兵を殺したくないわけです。

朝鮮半島でも米軍は北朝鮮との国境地帯から南下しています。つまり第二次朝鮮戦争が始まっても米兵は直接の殺し合いには参加せずに韓国軍と北朝鮮軍とを戦わせようとしているのです。

アメリカ政府としては
日本を守るために米兵を殺したくはないでしょうね。
もちろん世界戦略的に、日本にある米軍基地を死守する必要性はあります。

しかし、米軍基地以外の日本の場合はどうでしょうか?
「お前ら日本を守って戦え」と言って
自衛隊に戦わせて、
米軍は空から空爆(日本を!)するかもしれません。
得意の「誤爆」をされたらたまったものではありませんね。

posted by あつこば at 11:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

在日米軍は安保条約に違反している

「在日米軍はイラクにこれだけ出撃している」
http://atsukoba.seesaa.net/article/44042952.html
という文章を書きましたが、実はこのように在日米軍がイラクに出撃したりしているのは、
日米安保条約にも違反しています。

■イラクへの出撃は「極東条項」に違反

日米安保条約は以下にあります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html

この条約の第6条には、このように書かれています。
----------------------------------------------------ここから引用----
日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

つまり米軍は「日本と極東」の平和と安全のために日本にいる事になっているのです。
これが、いわゆる「極東条項」と呼ばれるものです。

つまり、かつてのベトナム戦争に始まり、現在のイラク戦争に至るまで、米軍は安保条約に違反し続けているのです。

安保条約には「交換公文」という、オマケみたいな文章があります。
http://www.mofa.jp/mofaj/area/usa/hosho/pdfs/jyoyaku_k_02.pdf

これについて、外務省のページ
「日米安全保障条約(主要規定の解説)」
http://www.mofa.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku_k.html
では、この第6条の解説のところに書いています。

----------------------------------------------------ここから引用----
以下の三つの事項に関しては、我が国の領域内にある米軍が、我が国の意思に反して一方的な行動をとることがないよう、米国政府が日本政府に事前に協議することを義務づけたものである。

●米軍の我が国への配置における重要な変更(陸上部隊の場合は一個師団程度、空軍の場合はこれに相当するもの、海軍の場合は、一機動部隊程度の配置をいう。)。

●我が国の領域内にある米軍の装備における重要な変更(核弾頭及び中・長距離ミサイルの持込み並びにそれらの基地の建設をいう。)。

●我が国から行なわれる戦闘作戦行動(第5条に基づいて行なわれるものを除く。)のための基地としての日本国内の施設・区域の使用。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

いわゆる「事前協議」と呼ばれているものですね。
在日米軍がイラクなどに出撃するためには、本来、アメリカから日本に「事前協議」をしなければならないのです。
ところが、この「事前協議」は一度もされた事がありません。

この事に関して、小川和久さんの『日本の戦争力』には、以下の記述があります。(P95)
------------------------------------------------------ここから引用----
(前略)日本からおこなわれる戦闘作戦行動(第5条に基づく日本防衛の場合を除く)のための在日米軍の使用は、日米の事前協議の対象とされています。

しかし、事前協議の規定はあっても、実際に協議が開かれたことは過去1度もありません。ベトナム戦争でも湾岸戦争でもアフガン戦争でもイラク戦争でも、日本から直接出撃した米軍が戦っているのに、です。

日本政府は「事前協議が必要な事態は1度もなかった」というたわ事や「訓練で発進したものに出撃任務が与えられた」というごまかしに終始してきました。
-------------------------------------------------------引用ここまで---

「事前協議」をする事なく、海外に出撃しているのですから、本来、日本政府は文句を言うべきなんですよね。
ところが、政府は国会でもごまかしの答弁を続けてきたのです。

zama+title.jpg

■米軍再編も安保条約に違反している

現在、進められている米軍再編も、この極東条項から逸脱するものです。

神奈川県のキャンプ座間には、米陸軍第一軍団司令部を改編した「UEx」と呼ばれる新司令部が移転してくる事になっています。
この司令部は、アフリカ東海岸までの地球の半分をカバーするといわれています。
(小川和久さんの『日本の戦争力』P140)

これも完全に「極東条項」から逸脱していますね。

キャンプ座間については、以下に書いています。

「【座間】で、何が問題なの?」
http://atsukoba.seesaa.net/article/18408139.html

posted by あつこば at 18:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

「日本を守るため」ではないという米議会での証言

先日、
「米軍は日本を守ってくれてるの?」
http://atsukoba.seesaa.net/article/43564904.html
「米軍はなぜ日本にいるの?」
http://atsukoba.seesaa.net/article/43671906.html
という観点で文章を書きましたが、

「在日米軍はイラクにこれだけ出撃している」
http://atsukoba.seesaa.net/article/44042952.html
を書くために調べている途中でアメリカ側の発言をさらに見つけましたので、紹介しておきます。

(1982年4月21日 ワインバーガー国防長官の米上院歳出委員会での発言)
----------------------------------------------------ここから引用----
沖縄の海兵隊は、日本の防衛に当てられておらず、第7艦隊の即戦海兵隊として、第7艦隊の通常作戦区域である西大西洋、インド洋のいかなる場所にも配備される
-----------------------------------------------------引用ここまで---

「沖縄の海兵隊は日本の防衛に当てられておらず」
と断言していますね。
ではなぜ日本の沖縄にいるのかというと、日本にいれば「思いやり予算」などで
日本がお金を出してくれるからです。日本にお金を出させて沖縄に駐留し世界中のどこにでも出撃していくのが沖縄の海兵隊です。

もうひとつ紹介します。

(1991年7月31日 チェイニー国防長官の米下院予算委員会での発言)
----------------------------------------------------ここから引用----
米本土以外の空母戦闘群の母港は、世界で唯一、横須賀だけであり、われわれにとって死活的である。空母を前身配備することで、われわれは、数千マイル短縮することができた。
さらに、沖縄の海兵隊は、世界的な役割を果たす戦力投射部隊である。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
※どちらも出典は『イラク戦争の出撃拠点』より

George_Washington.jpg

ここでも
「沖縄の海兵隊は、世界的な役割を果たす」
と言い切っていますね。

いずれの発言も、アメリカ国内で予算を取るための議会での発言ですね。
アメリカ国内でも政府や軍部に対して批判的な意見が出る事があるのでしょう。
たとえば「なんでわざわざ日本を守るために米軍を駐留させておくんだ?」というような意見が出た時の説明として、「いやいや実際には日本を守るためじゃないんです」という具合に米国内では正直に説明しているんですね。

ところが日本では
政治家やマスコミが
「日本はアメリカに守ってもらっている」と宣伝していて、それを信じてしまっている人が多いのです。

posted by あつこば at 08:51| Comment(9) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

辺野古(へのこ)では今日も阻止行動

沖縄 辺野古(へのこ)では今日も米軍の新基地建設に対する阻止行動が始まっています。

178bdb12.jpg

最新情報は、こちら
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
http://henoko.jp/info/

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2007年06月09日

本日は作業させず。明日も予断を許さず。

本日は朝7時から夕方5時までの阻止行動で、作業をさせなかったそうです。

沖縄 辺野古(へのこ)から東京での集会に参加する予定だった二人のメインスピーカーは、本日、事態が急変したために参加できませんでした。

替わりに電話でのメッセージがリアルタイムで会場に流され、会場内は大拍手でした。

もともとの予定だった山内得信さんの話は予定通り行われ、熱い話に会場は盛り上がりました。

本日は那覇防衛施設局の調査を阻止できましたが、明日も大量の船で押し寄せてきそうです。
posted by あつこば at 23:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

辺野古 現地からのメッセージ

【転載歓迎】

沖縄 辺野古(へのこ)で新基地建設を阻止している現場からのメールです。

メールを打っている途中で「変換がおかしくなった」との事ですので、私が勝手
にカナに変換して転送します。

------------------------
【転送・転載熱烈歓迎】
仲間たちのすばやい対応で、辺野古での一切の作業をさせていません。
------------------------

以下は某MLに転送されていた原文です。
------------------------
辺野古【転送・転載熱烈歓迎】
【仲間たちのすばやいTAIOUDE,
HENOKO DENO ISSAI NO SAGYOU WO SASETE IMASEN】

HENNKAN GA OKASHIKU NATTA
------------------------

http://henoko.jp/info/
にも最新情報がアップされています。

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OTVのニュース

OTVのニュースがリンク切れなので、ここで紹介します。
----------------------------------------------------ここから引用----
◇◇辺野古事前調査 作業再開で再び緊迫状態へ◇◇ 07/06/09 (土) 12:07


普天間基地の移設に向けた事前調査で那覇防衛施設局はサンゴの産卵を待って一時中断していた機器の設置作業を今朝から再開しました。

那覇防衛施設局はサンゴの産卵に配慮し設置作業を一時中断していましたが、名護市辺野古のキャンプシュワブ周辺海域ではけさから残りの機器を設置するため海上保安庁の巡視船やゴムボートを出して作業を再開しました。また沖合には海上保安庁の大型船4隻を始め空からはヘリコプターが監視するなど大がかりな作業が行われています。これに対し移設に反対する市民団体は船やカヌーを海上に出して阻止行動を展開、これを海上保安庁の警備艇が取り囲むなど緊迫した状態が続いています。ヘリ基地反対協のとうやまさかえさんは「前回の辺野古海域の調査でサンゴを傷つけていた経緯もあり許し難い行いである。」と述べ県や防衛施設局に対し調査の中止を求めてきたにもかかわらず調査を再開したことに反発を強めています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
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沖縄のテレビ局のサイトより

沖縄のテレビ局のサイトです。
新聞よりも以下が早いです。

OTV 沖縄テレビ放送
◇◇辺野古事前調査 作業再開で再び緊迫状態へ◇◇ 07/06/09 (土) 12:07
http://www.otv.co.jp/news/index.html

RBC 琉球放送
普天間移設作業再開
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=10986#more

QAB 琉球朝日放送には、今日のニュースはまだ掲載されていませんが、皆さんチェックしてください。
http://www.qab.co.jp/

posted by あつこば at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「機材設置今日再開」

琉球新報に「機材設置今日再開 普天間事前調査 環境配慮示さず」と報道されました。

f85256a7-s.jpg

画像はhttp://blog.livedoor.jp/kitihantai555/より

最新情報は上記と
http://henoko.jp/info/
をご覧ください。

海上保安庁の嫌がらせで阻止船の出航が遅らされたようです。

posted by あつこば at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

国民を監視している情報保全隊の情報はなぜ漏れたの?

昨日も書きましたが、国民を監視している内部文書が明るみに出た自衛隊の「情報保全隊」についてです。

■情報保全隊の活動内容は?

Googleで「情報保全隊」を検索すると最初に出てくるのが以下のサイトです。
マニアの方が作っているようです。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/kawadai/special/inv.html

「情報保全隊」というのは、2000年に現職海上自衛官がロシア大使館駐在武官と接触し機密情報を流していた事件が発覚したために、内部の情報保全隊性を強化するために作られたそうです。

前述のサイトによると、
----------------------------------------------------ここから引用----
1.自衛隊に対する外部からの働きかけ等から部隊を保全するために必要な資料及び情報の収集整理

2.職員と外国駐在武官等との接触状況に係る資料及び情報の収集整理

3.部隊等の長による職員の身上把握の支援

4.庁秘または防衛秘密の関係職員の指定に当たって、当該職員が秘密の取扱にふさわしい職員であることの確認の支援

5.立入禁止場所への立入申請者に対する立入許可に当たって、秘密保全上支障がないことの確認の支援

6.政府機関以外の者に対する庁秘または防衛秘密に属する物件等の製作等の依頼の許可に当たって、秘密保全上支障がないことの確認の支援

7.各種の自衛隊施設に係る施設保全業務の支援

8.施設等機関等の情報保全業務の支援
----------------------------------------------------ここから引用----
となっています。

最初の項目にある「外部からの働きかけ」という事は、市民団体などからの意見が伝わる事で、自衛官やその家族の中に、自衛隊の方針に逆らうような思想信条を持つ者が生まれないように監視をするというのが目的だったのでしょう。

それがいつのまにか、肥大化して、国民を監視するものにすり替わっていったようですね。

■情報が漏れたのは内部告発

今回は、自衛隊の内部に「こんな調査をしていしていいのだろうか」という疑問を持った人がいて、善意で内部告発したようです。

共産党の発表によると
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-07/2007060703_01_0.html
----------------------------------------------------ここから引用----
これらの文書は、自衛隊関係者から日本共産党に直接提供されたものである。
-------------------------------------------------------中略---------
情報提供者は、陸上自衛隊の情報保全隊は、「国民的に高まったイラク派兵反対運動の調査を中心的な任務とし、他の情報よりも優先して本部に報告する体制をとっている」、--------------------------------------------------------------------
「情報保全隊は上部からの指示で、各方面ごとに反対運動を調査し、各方面の情報保全隊は、情報を速やかに情報保全隊本部に反映するため、毎日昼に前日の反対運動をまとめて報告する」と証言している。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

記者会見での一問一答
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-07/2007060702_06_0.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 ――情報提供者は複数ですか。

 志位 自衛隊関係者という以上は、(情報源の保護という見地から)コメントを控えさせていただきたい。

 ――現職ですか。

 志位 (自衛隊関係者とは)自衛隊に過去在籍したか、現在在籍しているか、どちらかの方ということです。

 ――情報提供者が提供した意図はどこにありますか。

 志位 「こんなことは許されてはならないことだということで、告発していただきたい」ということが本人からありました。こういう監視活動自体が許されてはならないことだと考えているということでした。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

自衛隊の内部文書の中身については、昨日、紹介しました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/44135852.html

自衛隊の派兵に反対する人達の中には、自衛官の命を守るために反対するべきだと思った人もいます。
そういう人達も含め、反対する人や取材する人達、さらには自衛隊とは関係がない消費税や年金の問題を訴えている人達、すべてを最初から「敵」と見なして一方的な区分けをし、監視するのは内部の方から見てもおかしいと思ったのですね。
 
posted by あつこば at 16:27| Comment(1) | TrackBack(1) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

自衛隊が国民を敵視して監視

昨日、共産党が記者会見で公表した陸上自衛隊の「情報保全隊」というところの内部文書が波紋を拡げています。

ネット社会の中では「ネットに公開されているような情報を集めたようなもので、たいした事はない」などという意見を言う方もいるようすが、そんなに簡単な問題ではありません。
一部はネットなどで得られる情報も含まれていますが、
市民による集会やデモを撮影し、組織的な調査活動がされています。

■自衛隊が全国規模で国民を監視

今のところ自衛隊は政府解釈によると軍隊ではないようです。
ただし、与党第一党である自民党の改憲草案では「自衛軍」つまり「軍隊」とされています。

自衛隊は少なくとも一般市民とは違う圧倒的な武器・攻撃力を持っています。ですから、行動する際には政治が決めた内容に沿った節度のある行動をする必要があります。
そのためには、自衛隊自体が国民の中のある人達を最初から「敵」だと決めつけるような判断をしていてはならないはずです。

ところが、今回、内部告発によって流出したとされる資料では、自衛隊のイラク派遣に反対する人達を最初から敵視し「○○党系」「○○派」などと一方的に「分類」して、その動向を調査・監視しているのがわかります。

自衛隊のイラク派遣については、国民の間でも国会でも意見が分かれていました。ですから、派遣に反対する人達を最初から敵視して調査するのは明らかに問題です。

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この地図でわかるように、調査は全国規模で行われていました。

共産党がWebサイトで公開した自衛隊の内部文書は以下で紹介されています。
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/index.html

内部文書そのものは以下です。

文書A全文(PDF形式/28.7MB)
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_adoc.pdf
文書B全文(PDF形式/48.1MB)
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_bdoc.pdf
情報保全隊監視団体一覧(PDF形式/98.8kB)
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_ichiran.pdf

■市民運動を明らかに敵視

この内部文書には、派兵に反対する集会やデモでの内容が「○○党系」「○○派」などと「分類」されたうえで、まとめられています。

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略号の意味は、以下だそうです。
------------------------------
「P」――日本共産党および「日本共産党系」と区分された労働運動・市民運動など。
「S」――社会民主党および「社会民主党系」と区分された労働運動・市民運動など。
「GL」――民主党および連合系労働組合、それに関連すると区分された市民運動など。
「CV」――上記に区分されない市民運動など。
「その他」――市民運動、個人、地方議会の動向など。
「NL」――「新左翼等」と区分された運動など。
------------------------------

監視されている対象には
高校生もいました。
jdf03koukousei.jpg
「平和を願う高校生です」という自己紹介まで記載されています。

大学のキャンパスにも侵入して
チラシを入手しています。
そしてそのチラシについて、その団体の活動が
「全く注目されていないにもかかわらず、極めて活動を誇張した内容」
だと蔑視しています。
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まるで2ちゃんねるなどで市民運動や反戦運動を敵視して揶揄している人達のような表現です。

集会やデモの中には、礼儀正しく自衛隊員やその家族に語りかけようとする口調のものもあります。
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「過激」な表現をする団体じゃなくても監視されているのです。

沖縄の辺野古(へのこ)での基地建設を非暴力の阻止行動で止めている人の名前も掲載されていました。

さらには、自衛隊とは関係がない、「消費税増税反対」「医療負担増反対」「国民春闘」なども対象になっています。
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■軍事マニア、自衛隊員の身内、議員、報道機関も

市民運動だけかと思ったら、
軍事マニアも監視されています。
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駐屯地内の売店で迷彩色のTシャツを購入した人の住所や車両を調査しているのがわかります。

自衛隊員にも矛先は向いていました。
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イラク派兵に関して不平・不満を主張する電話をかけてきた女性を、隊員の身内が人選の方法等に対する不平・不満を主張してきたのだと「分析」しています。

国会議員もです。
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自衛隊OBの新年会に出席した民主党議員の発言に対して「誹謗する発言」と決めつけ、今後、「名誉会員から外し公式行事には招待しない」と示唆したとしています。

報道機関の取材も対象です。
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「隊員の県民性は?」などという地元の記者の質問内容まで調査されていました。

ジャーナリストとしては、
イラクで取材をしていた志葉 玲さんも監視されていました。
さらには、森住 卓さんの写真展までチェックされています。
jdf14morizumi.jpg

迷彩色のTシャツを買いに来る軍事マニアや自衛隊員の身内までをもターゲットにしているのですから、
ここまでくると国民全体を監視していると言えます。


P.S.
あと、マズイのは、こういう文書が漏れちゃったって事ですよね。

そもそも「情報保全隊」って自衛隊の内部情報が漏れないようにするのが目的だったんじゃないでしょうか?
本来公表されている任務とは別の仕事をしていたのもさることながら、それがバレてしまったというのは、いかにもお粗末。

先日、YouTubeに自衛隊のマニュアルビデオが流出した事件は、1年以上前からYouTubeでは流れていたそうです。防衛省はこの件を発表して「調査する」などとして、YouTubeに削除させました。
20070516sdf.jpg
「調査」するなどと言っても、その前からマニアの間では知られていたぐらいですから、防衛省はわかっていてあえて発表したのでしょう。

相次ぐ情報漏洩に対策をしなければならない防衛省が「綱紀粛正のために努力してます」とアピールするために、わざわざ発表してYouTubeに削除させたようです。
しかし、結果はさらに酷い情報漏れが明るみに出てしまったわけですね。

posted by あつこば at 21:18| Comment(12) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

在日米軍はイラクにこれだけ出撃している

沖縄に限らず在日米軍基地からはイラクなど海外での戦争に米軍が出撃しています。

山根隆志さんと石川 厳さんが書かれた『イラク戦争の出撃拠点』という本には詳細が書かれています。
この本に書かれている主な情報は、米軍の準機関紙『星条旗(Stars And Stripes)』などに掲載されたものを丹念に収集してまとめられたものです。

■開戦前からすでに参加

2003年3月の開戦前にも、米軍はイラクで「空域監視」の活動を行い、実は爆撃も続けていました。
この時点でも、三沢基地(青森)のF-16、嘉手納基地(沖縄)のF-15、岩国基地(山口)のF/A-18が参加しています。

F18densen+title.jpg

■開戦当初は約1万人

開戦当初の状況としては、
神奈川県の横須賀基地・厚木基地から8500人、三沢基地から500〜600人、嘉手納基地から500人、それに加えて「沖縄の海兵隊の一部も派遣され、
在日米軍の派遣総数は約1万人に及んだ」
となっています。
これは、3月24日に在日米海軍司令部の報道官が明らかにした情報と、前述の『星条旗』3月27日に掲載された情報を加えたものです。

この『イラク戦争の出撃拠点』という本は開戦直後に出された本ですので、それ以前の湾岸戦争やアフガン戦争などについては書かれていますが、開戦後の情報に関しては他の方法で調べなければなりません。

iraq+logo.jpg

■2004年 ファルージャなどに参加

私は英語が読めませんので、日本のマスメディア等で見つけた情報ぐらいしか手かがりはありません。
これだけでは不充分な情報だと思いますので、もっと詳しくご存じの方がいらっしゃったら教えていただけると幸いです。

2004年1月29日 琉球新報
----------------------------------------------------ここから引用----
 イラクに派遣される在沖米海兵隊の第4海兵連隊第3大隊は29日午前、現地での任務に備えた訓練を名護市のキャンプ・シュワブ内で実施し、報道関係者に公開した。
-------------------------------------------------------中略---------
 第4海兵連隊は昨年、部隊展開計画(UDP)での沖縄移駐前にイラク戦争に参加している。今回は同連隊のほかに在沖の第5海兵連隊第1大隊、米本国から沖縄に移駐予定だった第24海兵連隊第3大隊、普天間基地所属の重輸送、軽攻撃の2ヘリ飛行中隊の計3000人が2月以降にイラクに派遣される。

 イラク戦争には在沖海兵隊からも第3海兵師団や第3海兵役務支援群などから「特別な技術を持つ、ごく限られた数の兵士」(マイケル・ヘイギー海兵隊総司令官)が参加しているが、3歩兵大隊、2ヘリ飛行中隊による3000人の大規模派遣は初めて。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

開戦当初の頃と比べ、市街地での戦闘が増えてきたために海兵隊が派遣されたと思われます。3000人というのはかなりの人数ですね。

この2004年は、激しい戦闘があったイラクのファルージャに沖縄の海兵隊が派遣されています。

2004年4月14日 琉球新報
----------------------------------------------------ここから引用----
在沖基地から派兵された米海兵隊の2個歩兵大隊(約1600人)がともに、激しい戦闘が続くイラク中部のファルージャに投入されていることが分かった。
-------------------------------------------------------中略---------
 3月末に米民間人が殺害された事件の容疑者逮捕を目的に始まったファルージャの作戦だが、市街戦の様相を示している。
--------------------------------------------------------------------
 当初、キャンプ・ハンセンから派遣された第5連隊第1大隊が、他の1個大隊と作戦に当たっていた。しかし、戦況が厳しくなった10日、キャンプ・シュワブから派遣の第4連隊第3大隊が増派された。、ファルージャで戦う3個歩兵大隊のうち、2個が沖縄の部隊となった。
--------------------------------------------------------------------
 両大隊からは11日にも4人の死者が出た。作戦開始した5日以降の犠牲者は、第5連隊第1大隊が8人、第4連隊第3大隊が3人。このほか重傷者も多数いるもようだ。
------------------------------------------------------引用ここまで---

2004年4月17日(土)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-04-17/02_02.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 米海兵隊ホームページの十三日付のニュースで、第一海兵師団は「五日以来、我々は六百人の敵を殺害した」と“戦果”を誇っています。
--------------------------------------------------------------------
 第五連隊第一大隊のバーン司令官は、米空軍のAC130攻撃機の援護を受けながら、ファルージャ市内のモスク(イスラム教寺院)の外壁を爆破し内部の敵を殺害したことを明らかにしました。
--------------------------------------------------------------------
 死者には女性、子ども、老人など多数の非戦闘員がふくまれていたとの批判が上がっています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2004年4月18日(日)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-04-18/02_03.html
----------------------------------------------------ここから引用----
米海兵隊は、同大隊のファルージャでの掃討作戦について、沖縄での「市街地訓練の成果が出た」と誇っています。
-------------------------------------------------------中略---------
米海兵隊が発表したニュース(十三日付)は、同大隊について「彼らはイラクに到着する前、沖縄で三カ月間過ごし、市街地戦の訓練を行った。都市環境での能力を高めるため、接近戦での訓練を完了した」と指摘しています。
--------------------------------------------------------------------
 同大隊はファルージャ包囲網を形成し、米軍に抵抗する住民を殺害・拘束しています。
--------------------------------------------------------------------
 これらの行為について同ニュースは、「(沖縄での)訓練の成果が出たことが、一週間の戦闘で証明された」と強調しています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

ファルージャでの戦闘はさらに続きました。

2004年11月28日(日)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-11-28/01_01.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 米軍がイラク・ファルージャで国際人道法に違反して市民虐殺を繰り広げた総攻撃作戦で、沖縄の米海兵隊部隊が最前線に立っていたことが分かりました。米海兵隊が発表したニュースによると、最前線に立ったのは、八月に沖縄からイラクに出撃していった第三一海兵遠征隊(31MEU、約二千百人)です。
-------------------------------------------------------中略---------
 同遠征隊に所属する第三海兵連隊第一大隊のC中隊は、ファルージャ市内での攻撃拠点の確保やモスク(イスラム教礼拝所)に対する「掃討作戦」を実施。B中隊は、ファルージャへの本格的攻撃が始まった九日未明に、市内への突破口をつくり、激しく交戦、初めに目標地点であるメーン通りにたどり着いたと誇っています。
--------------------------------------------------------------------
 B中隊は二日目から敵対勢力の探索を始め、民家への突入を繰り返して「百人以上の捕虜をとらえた」と“戦果”を強調。「今回の作戦でB中隊は良いことのほかには何もしなかった。無実の人々を保護し、敵を打ち砕いた」などと誇る指揮官の声を紹介しています。
--------------------------------------------------------------------
 しかし、民間報道機関による現地報道やファルージャ住民の証言などによると、米海兵隊による民家突入で無実の人々が射殺されたり、拘束される例が相次いでいるのが実態です。
--------------------------------------------------------------------
 31MEUの側も激しい交戦で、十月三十日から十一月二十二日にかけて十四人の戦死者が出ています。
--------------------------------------------------------------------
 また、第三海兵連隊第一大隊の砲兵部隊は155ミリりゅう弾砲六門から十二発をファルージャに撃ち込みました。指揮官は、部下に「今日、われわれは敵を殺した。後味の悪さを感じているかもしれないが、これがわれわれの任務だ」と語っています。
--------------------------------------------------------------------
 沖縄からは今年二―三月にかけて約三千人の米海兵隊部隊がイラクに振り向けられ、四月の第一次ファルージャ「掃討作戦」でも、そのうち二つの大隊が最前線に立っています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

■2005年 沖縄に帰還

海兵隊の死者は50人になりました。イラクの人達の死者は数えられていません。2000人という数字をどこかで見たような気がしますが定かではありません。

2005年2月17日(木)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-02-17/02_03.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 昨年八月に沖縄からイラクに派遣され、今月上旬に任務を終了した米第三一海兵遠征隊(31MEU)が、同国への展開期間中に五十人もの戦死者を出していたことが十六日までに分かりました。
-------------------------------------------------------中略---------
 米海兵隊の発表によると、沖縄駐留の31MEU(二千二百人)は昨年十月中旬、ファルージャを含むイラク西部アンバル州に展開。同期間中、車両による自爆攻撃やロケット弾攻撃など「数え切れない攻撃」を受けました。交戦で五十人が死亡したほか、二百二十一人が負傷しました。31MEUの側も「おびただしい反対分子、テロリストを殺害した」としています。
--------------------------------------------------------------------
 昨年十一月のファルージャ総攻撃では、31MEUの陸上戦闘部隊(第三海兵連隊第一大隊)と後方支援部隊が最前線に立ちました。31MEUの航空戦闘部隊(第二六五海兵中型ヘリコプター中隊)に所属するAV8B攻撃機も、戦闘を支援しました。

 同航空部隊は同機のほか、普天間基地(沖縄県)や岩国基地(山口県)に所属する輸送ヘリなどで構成。アンバル州への展開期間中、一万人以上の人員と八十三万五千ポンド以上の貨物を輸送しました。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2005年になると、これらの海兵隊員が沖縄に帰ってきます。

2005年4月2日 QAB(琉球朝日放送)
----------------------------------------------------ここから引用----
イラクに派遣されていたアメリカ海兵隊の兵士およそ1700人がけさ、ホワイトビーチに到着しました。
-------------------------------------------------------中略---------
アメリカ軍によると派遣された第31海兵遠征部隊のうち50人が死亡、221人が負傷したという事です。尚、きのうは22機のヘリとおよそ300人の兵士が帰還しています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2005年4月3日(日)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-04-03/02_03.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 今回の帰還に先立ち、すでに三月六日に31MEUの先遣隊約百三十人が四月一日にはヘリ部隊とともに約三百人が沖縄に戻っています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

■2006年、兵站部隊を派遣

2006年には兵站部隊が派遣されます。

2005年12月30日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-12-30/2005123002_02_1.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 沖縄に駐留する米海兵隊兵たん(後方支援)部隊が来年一月以降、イラクへ派遣されることが、二十九日までに分かりました。沖縄の米海兵隊が、米国の無法なイラク占領作戦に組み込まれていることを改めて示すものです。
-------------------------------------------------------中略---------
来年一月から第一海兵遠征軍(同・カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン)が駐留を開始。同軍は、第三海兵遠征軍(同・沖縄)の部隊の一部などによって増強され、全体の規模は約二万五千人になるとしています。

 沖縄から派遣される部隊は、第九工兵支援大隊(キャンプ・ハンセン=金武町など)、第三物資準備大隊(牧港補給基地=浦添市)、第三輸送支援大隊(キャンプ瑞慶覧=北谷町など)です。いずれも牧港補給基地に司令部を置く第三海兵兵たん群に所属しています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2006年9月25日(月)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-25/2006092502_02_0.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 沖縄に駐留する米海兵隊の機関紙「オキナワ・マリーン」が、イラクに展開していた部隊が次々と沖縄に帰還していることを報じています。

 十五日号の同紙によると、イラクに約七カ月間展開していた第三輸送支援大隊約百十一人が七日、沖縄へ帰還しました。同部隊は、牧港補給基地(浦添市)に司令部を置く、後方支援担当の第三海兵兵たん群に所属する部隊です。

 同部隊は、イラクで輸送部隊の護衛にあたっていました。輸送部隊の前方を偵察し、道路などに仕掛けられている爆弾の捜索をしていました。

 同紙は、こうした「危険な任務」を果たすことができた理由について「(沖縄で)展開前の激しい訓練をおこなったからだ」と解説している米海兵隊の下士官の言葉を紹介。沖縄の米軍基地が、米軍によるイラクの軍事支配に直結していることを改めて示すものです。

 また二十二日号の同紙によると、第九工兵支援大隊など約三百人が十七日、七カ月の任務を終え、沖縄のキャンプ・ハンセン(金武町など)に帰還しました。同部隊も、第三海兵兵たん群に所属しています。

 八月下旬に交代部隊約三百五十人以上が沖縄からイラクに送り込まれており、その入れ代わりで帰還したものです。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

■そして2007年も

嘉手納基地について書いた時にも紹介しましたが、
http://atsukoba.seesaa.net/article/43955198.html

沖縄タイムス 2007年1月30日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701301300_09.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 二〇〇三年のイラク戦争で、同基地からはF15部隊を含む最大八百人規模の兵員が派遣され、イラク飛行上空の飛行禁止区域の監視、サウジアラビアの基地警備などに当たっていた。
-------------------------------------------------------中略---------
米軍嘉手納基地の空軍要員六百人以上が一月中旬、「テロとの戦い」のため、イラクとカタールに向け出発していたことが二十九日、分かった。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

普天間基地に関しては、
沖縄タイムス 2007年1月28日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701281300_04.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 在沖海兵隊からは二〇〇四年二月に、普天間の軽攻撃中隊や大型輸送ヘリ中隊を含む約三千人がイラク派遣された。軽攻撃中隊や大型輸送ヘリ中隊はともに、ローテーションのUDP(部隊配備計画)で沖縄へ派遣される部隊で、イラクからの帰還は確認されていない。
-------------------------------------------------------中略---------
 〇四年八月から〇五年三月まで派遣された第三一海兵遠征部隊(31MEU、約二千二百人)は、キャンプ・ハンセンに司令部を置き、有事の際、最初に派遣される特殊作戦の実行能力をもつ即応部隊だ。
-------------------------------------------------------中略---------
米海兵隊は普天間飛行場所属の第二六二海兵中ヘリ中隊を戦闘支援のため今月、イラクへ派遣したことを公式に明らかにした。
-------------------------------------------------------中略---------
「われわれがこの任務に当たるのはベトナム戦争以来だ」。同中隊のタイソン副官の言葉は、戦地派遣が異例であることをうかがわせる。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2007年1月27日(土)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-27/2007012702_03_0.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 普天間基地では、二十日前後に、米軍チャーターの大型輸送機などが相次いで
飛来し、CH46中型輸送ヘリなどを積み込んでいるのが目撃されていました。
那覇防衛施設局は地元・宜野湾市に対し、中東を担当する米中央軍の担当地域に
物資などを輸送するためと説明していました。

 二十五日には、米軍のC17大型輸送機が飛来し、約二百―三百人の海兵隊員
が乗り込んでいくのも目撃されています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

2007年2月21日(水)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-21/2007022102_06_0.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 沖縄の米海兵隊機関紙「オキナワ・マリーン」十六日号(電子版)によると、普天間基地の防空部隊(第一対空砲兵中隊)に所属する百三十人以上の隊員が九日、七カ月間の予定でイラクに出動しました。「『地球規模の対テロ戦争』開始以来、初めての戦闘配備」とされます。
-------------------------------------------------------中略---------
 七日には、イラクのファルージャ近郊で海兵隊のCH46ヘリコプターが撃墜され、普天間基地から先月、派遣されたヘリ部隊(第二六二海兵中型ヘリ中隊)に所属する隊員一人が死亡しました。

 このほか、今年に入り沖縄の海兵隊部隊である第三戦闘兵たん連隊、第三偵察大隊、第三諜報(ちょうほう)大隊の隊員各一人の計三人が戦闘で死亡しています。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

henoko+title.jpg

■加害者にならないために基地建設を阻止

2004年、私が最初に沖縄の辺野古(へのこ)に行った時、基地建設を阻止するための座り込みに参加していた70歳の女性は「となりにあるあの基地からもイラクにいってるのよ」と教えてくださいました。
別の男性はインタビューに答え、「戦争の被害者の立場であったはずの沖縄が、加害者の立場に立たされている」と話してくださいました。

これ以上、加害者の立場にならないためにという思いが、体を張った阻止行動につながっているのです。

posted by あつこば at 19:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

嘉手納基地の被害を全国に拡散・拡大

昨日はブログの更新ができませんでした。毎日、更新するというのはなかなか難しいですね。
しかし、沖縄の辺野古(へのこ)では毎日、座り込みが続いています。
私も見習ってできるだけ毎日、更新したいと思います。

先日、「そもそも米軍はなぜ日本にいるの?」という文章の終わりのほうで
http://atsukoba.seesaa.net/article/43671906.html
嘉手納基地について触れました。

今回は、もう少し嘉手納基地について書きます。

■極東で最大の米空軍基地が機能強化

極東で最大の米空軍基地である嘉手納基地は、広大なエリアを持つ基地で、「戦略、戦術、偵察、輸送、補給、支援などあらゆる航空作戦の機能を完備している」とされています。
(沖縄タイムス 2月19日社説)
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20070219.html#no_2

今年1月には、この基地から
空軍要員600人が「テロとの戦い」のために
イラクとカタールに
向かっています。
(沖縄タイムス 1月30日)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701301300_09.html

嘉手納基地に配備されたミサイル防衛用のパトリオットミサイル(PAC3)について、
QAB(琉球朝日放送)の特集「動かぬ基地」vol.70 2月21日では、以下のように報道されています。
http://www.qab.co.jp/01nw/07-02-21/index8.html
----------------------------------------------------ここから引用----
琉球大学の我部教授は、パトリオットは嘉手納基地にある戦闘機など攻撃用の『矛』を守るためのものだと分析します。

琉球大・我部政明教授「なぜここに防衛的な兵器が導入されるのかというと、攻撃的な兵器を持ってるから。これが対になっている。軍隊というのはそういうものだ」
-----------------------------------------------------引用ここまで---

そして、先日、最新鋭のステルス戦闘機 F-22が嘉手納基地に「暫定配備」されました。それについて上記の放送では、
----------------------------------------------------ここから引用----
このF-22の配備は当初、3ヶ月から4ヶ月の一時的なものと説明していましたが、今になって、アメリカ軍が国外で行う訓練のローテーションにF-22が含まれていることがわかり、今後、嘉手納基地で定期的に訓練が行われる可能性が出てきてます。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
とされています。

■嘉手納基地の被害を全国の自衛隊基地に拡散・拡大

この基地は、以下の画像のように住宅地に隣接しています。

kadena-logo.jpg
画像は日本電波ニュース社のアーカイブより

この基地では、昨年から今年にかけて深夜・早朝に戦闘機が爆音を立てて連続して離陸し、住んでいる人達に被害をもたらしました。
酷い時には夜中の3時半に爆音を撒き散らす時もあったそうです。

政府が「沖縄の負担軽減になる」と宣伝している米軍再編についての日米両政府の合意文書では、嘉手納基地などで行われている米軍の戦闘機の訓練を、「当分の間」、全国各地の自衛隊の基地で実施するとされています。

iten+logo.jpg

この地図にあるように「当分の間」の移転先は、千歳基地(北海道)、三沢基地(青森県)、百里基地(茨城県)、小松基地(石川県)、築城基地(福岡県)、新田原基地(宮崎県)です。

「当分の間」という事は、他の自衛隊基地でも訓練をするつもりです。

日米両政府の合意文書には、
----------------------------------------------------ここから引用----
双方は、将来の共同訓練・演習のための自衛隊施設の使用拡大に向けて取り組む。
-----------------------------------------------------引用ここまで---
と書かれています。
「外務省 再編実施のための日米のロードマップ(仮訳)」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html

これは「沖縄の負担軽減」になるのでしょうか?

沖縄タイムスの記事です。
「訓練移転 負担減ならず/1日の騒音回数 5月最多」
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705251700_01.html
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騒音被害の軽減を目的に米軍戦闘機が本土で訓練を実施した十六日からの七日間に、多くの人が不快に感じる七〇デシベル以上の一日の騒音発生回数が嘉手納町で百七十五回(二十一日)、北谷町で二百一回(十七日)を計測し、五月(二十四日現在)の最多を記録した。
訓練移転により騒音が減り、日米両政府が訴えた"負担軽減"につながるはずだったが、住民の期待を裏切る結果となった。
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「負担軽減」は日本政府の宣伝文句でしかなく、
実際には「被害の拡大」であり、
「自衛隊との連携強化」であり、
米軍が自衛隊の基地を使えるようにする事が目的だという事がわかります。

米軍基地は
容認していると、拡大・強化し、被害を拡散するものなのです。

posted by あつこば at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする