※最新情報は以下です。
http://takae.ti-da.net/
現在でも高江の周辺では米軍のヘリが低空飛行で訓練をしています。


【画像は米軍のヘリから吊り下げられた米兵。『やんばるからのメッセージ』より】
『やんばるからのメッセージ』予告編
http://peevee.tv/v?2p8n5d
新しく増設されようとしている6つのヘリパッドは、広大な「北部訓練場」の中でもわざわざ高江の集落を取り囲む場所に計画されています。

日本では「北部訓練場」と呼んでいますが、在日米国海兵隊のサイトによると「キャンプ・ゴンザルベス(通称:ジャングル戦闘訓練場)」となっています。
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Installations/gonsalves.html
基地の入口に掲げられている看板にはヘビ(ハブ?)の絵とともに「JUNGLE WARFARE TRAINING CENTER」と大きく書かれています。


1998年に名前が変更されたにもかかわらず日本では「北部訓練場」と呼び続けているという指摘もあります。
http://www.news.janjan.jp/government/0703/0703171825/1.php
もしかすると、「ジャングル戦闘訓練」というイメージを与えたくないので「北部訓練場」と呼び続けているのではないかという気もしてきます。
上記で紹介した在日米国海兵隊のサイトによると、ここでは以下の訓練が行なわれているそうです。
■ジャングル戦闘コース
■ジャングル技術コース
■ジャングル衝撃コース
■サバイバル抵抗脱出コース
森住卓さんのサイトで、ここでの訓練の画像が公開されています。
http://www.morizumi-pj.com/okinawa/beigun/beigun.html
この基地では、沖縄の海兵隊だけが訓練をしているのではなく、他の国の軍隊もここに来て訓練をすることを検討している、という報道がされました。
琉球新報「イスラエル、独、オランダ軍 北部訓練場で演習検討」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133699-storytopic-1.html
↓ここから引用
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沖縄に駐留している以外の米軍の部隊や他国軍による使用は、本来の施設提供目的を超えたもので、際限ない基地機能拡大につながると懸念が広がりそうだ。
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↑引用ここまで
日本の自衛隊も、この「ジャングル戦闘訓練場」での訓練を検討しているようです。
沖縄タイムスの記事
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200807011700_02.html
にもあるように、米軍再編でキャンプ・ハンセンや嘉手納基地で自衛隊が米軍と共同訓練をすることになっていますが、「ジャングル戦闘訓練場」で自衛隊が訓練をするなどというのは地元にはまったく知らされていません。
日米両政府が米軍再編の「ロードマップ」を発表した約一ヶ月後、沖縄の米軍トップ、ジョセフ・ウェバー氏が「この地域(東アジア)でテロとの戦いが発生した場合には、日本が関与してくれると確信している」と話しています。
(5月31日 秋田魁新報など)
辺野古(へのこ)での基地建設計画に加え、高江でのヘリパッド建設など、沖縄の北部では、たいへんな基地強化がされようとしています。
そのうえ、さらに自衛隊を訓練して「テロとの戦い」に関与させようという狙いが透けて見えます。
P.S.
高江でのヘリパッドに関しては以下でも書いています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/89253461.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/70185607.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/52586680.html