2009年01月29日

「海賊対策」の見切り発車は自衛隊も懸念している!

政府は、いわゆる「海賊対策」として、自衛隊をソマリア沖に派遣(派兵)することを決めました。

samidare.jpg
画像は護衛艦「さみだれ」。中国新聞によると「さざなみ」と「さみだれ」が派遣の準備をしているとされています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901150063.html

現在、「海賊処罰取締法(仮称)」の法案が検討されていますが、今回はその法案の成立を待たずに、とりあえず見切り発車的な派遣(派兵)をすることになります。

今回は自衛隊法の自衛隊法82条に書かれている「海上警備行動」を発令して派遣(派兵)しようとしています。この「海上警備行動」が発令されたのは過去に二回ありますが、いずれも日本の領海内です。

これまで自衛隊が海外に行く際には、PKO法、テロ特措法、イラク特措法などでおこなっていました。それが今回は、そもそも日本の領海内を想定していた現行法の「海上警備行動」で派遣(派兵)してしまうのです。

特措法の法案を作って国会審議するのではありませんから、十分な議論はされません。
にもかかわらず、これまで訓練以外では一発の銃弾も撃ってこなかった自衛隊が、今回の派遣(派兵)により初めて交戦をする可能性が出てきました。

自衛隊を派遣(派兵)するべきだと主張している人達の間でも、こうした拙速なやり方には批判が出ています。
そして……、

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901280307.html
↓ここから引用
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防衛省内部ですら「緊急避難的な脱法行為」(幹部)との指摘があり、将来に禍根を残しかねない。
--------------
海上警備行動は領海内の事案を想定している。政府は海外派遣について法的に問題ないとしているものの、制服組幹部は「強い違和感を感じる」と本音を漏らす。今回の拙速な対応は、政治による自衛隊の無原則な派遣を助長しかねない。
--中略--------
浜田靖一防衛相は麻生太郎首相から自衛隊派遣を検討するよう指示を受けた昨年末以来、海上警備行動発令に終始慎重な考えを示してきた。
--------------
↑引用ここまで

防衛大臣自身が今回の派遣(派兵)の仕方に疑問をもっています。
1月22日に放送された『NEWS23』では防衛大臣の以下の見解が報道されていました。
↓ここから引用
--------------
今の法律の枠内では、どの場合にどこまで武器が使えるのかの基準が明確でなく、現場で急な判断を迫られる部隊の負担が大きい
--------------
新しい法律で権限を与えてから派遣すべき
--------------
↑引用ここまで

同番組では、赤星慶治 海上幕僚長の以下の発言も紹介しています。
↓ここから引用
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海上自衛隊の発足以来、海賊というものに対しての議論・検討・あるいは教育というものは、ほとんどやっておりません。
--------------
したがいまして、どういう状況になるのかということにつきましては、ほとんど想像がつかないのが現時点での状況です。
--------------
↑引用ここまで

実際に、現行法のままで派遣(派兵)し、「海賊」と対峙した時には、どうなるのでしょう?

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090129/plc0901290102002-n1.htm
↓ここから引用
--------------
海自艦は現行の海警行動で派遣されるため、武器使用基準は現行法の枠内となる。警察官職務執行法7条に基づき正当防衛と緊急避難の場合に限られ、海賊側が撃ってくるまで危害射撃は不能だ。
--------------
海賊はロケット砲などで重武装しており、最初の一撃で海自側に甚大な被害が出ることも予想される。逆に海賊が発砲しなければ、民間船舶に海賊が乗り移るのを待つという事態にもなりかねない。
--------------
↑引用ここまで

装備やオペレーションの面からの不安もあるようです。
自衛隊の準機関紙とも言われている『朝雲』でも、問題点が指摘されています。
http://www.asagumo-news.com/news/200901/090122/09012204.html

自衛隊の内部からも懸念の声が強い今回の派遣(派兵)。これを決めた政治家の人達の意識はどうなんでしょうか?

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010113000c.html
↓ここから引用
--------------
「とにかく護衛艦を出せばいい。難しいことを考える必要はない」。海賊対策を検討する与党プロジェクトチーム(PT)のある議員は、派遣に前のめりな姿勢を隠さなかった。9日始まったPTは、海上警備行動発令に慎重な浜田靖一防衛相らを与党側から説得する色合いが強く、結論は当初から「派遣ありき」だった。
--------------
↑引用ここまで

こんなやり方で海外に行かされる自衛隊の人達が気の毒です。

---------------
【訂正】
『朝雲』を『朝霧』と書き間違えていましたので訂正しました。
ご指摘くださった方に感謝します。

【追記】
政府が「海賊対策」を急いだ理由について、以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/113517003.html
タグ:自衛隊 海賊
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2009年01月26日

民主党が「辺野古の計画は白紙に」

いま、サンゴ礁が拡がる沖縄の海を埋め立てて、米軍基地を造る計画が進められようとしています。
henoko_kusatsu.jpg

1997年には地元名護市で住民投票が行なわれ、基地建設に反対の表が過半数を上回りました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40515325.html
にもかかわらず、日米両政府は名護市辺野古(へのこ)に基地を建設しようとしています。

これは、沖縄県宜野湾市にある普天間基地が市街地の真ん中にあってあまりにも危険なために移設しようという口実のもとで計画されているのですが、この計画に対して、民主党の前原誠司副代表は今月行なわれたインタビューで「白紙に戻すべきだ」としました。

普天間移設案は「白紙」に=民主・前原氏インタビュー
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012000927
↓ここから引用
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キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移転はそもそも無理だ。既存施設への統合を前提に、代替施設なき普天間返還を図るべきだ。民主党政権ができたら、堂々と米国と交渉しなければいけない。(移設案は)白紙に戻すべきだ。
--------------
↑引用ここまで

これに先立ち、昨年11月26日に毎日新聞のサイトでは以下の報道もされていました。
↓ここから引用
--------------
 民主党の前原誠司副代表は26日、東京都内で講演し、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)移設計画について、米オバマ次期政権の外交スタッフと6月の訪米時に意見交換し、「実現は無理」との認識で一致したことを明らかにした。新政権発足を機に計画を再考すべきだと指摘した。
--中略--------
96年の返還合意当時、さきがけの政策担当者としてかかわった前原氏は「約束を実行する信頼関係を構築するため、白紙に戻して違った設計図を書くべきだ。(米側と)問題意識はかなり共有している」と述べた。また、グアムへの海兵隊移転のあり方も見直すべきだと主張した。
--------------
↑引用ここまで

2004年に出された民主党の「普天間米軍基地の返還問題と在日米軍基地問題に対する考え」には、普天間基地について以下のように書かれています。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=259
↓ここから引用
--------------
普天間米軍基地の返還が完了するまで、地域住民を危険に晒し続けることは避けるべきである。【中略】普天間米軍基地機能を他の米軍基地に分散するなど、返還に向けてまず基地の使用停止の道を模索すべきである。
--------------
↑引用ここまで

そして、昨年発表された「民主党・沖縄ビジョン(2008)」では、
http://www.dpj.or.jp/news/?num=13649
http://www.dpj.or.jp/news/files/okinawa(2).pdf
↓ここから引用
--------------
普天間基地の移転についても、県外移転の道を引き続き模索すべきである。言うまでもなく、戦略環境の変化を踏まえて、国外移転を目指す。
--------------
↑引用ここまで
と書かれています。

私は民主党に対して過剰な期待はしないようにしています。ですが、日本の政権を取る可能性がある政党が主張しているというのは注目に値しますね。

民主党は2月にも訪米団を派遣するそうです。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090122k0000m010054000c.html

【2月2日 追記】

沖縄タイムスの1月28日の記事では、民主党に関してこんな分析もしています。

↓ここから引用
--------------
民主党は一部議員が普天間の県外移設など、米軍再編の見直しを主張しているが、外交筋によると、菅直人代表代行ら党幹部らは昨年末、都内で会談した米民主党関係者らから「米軍再編は見直さない」とくぎを刺されているという。
--------------
こうした事情から鳩山由紀夫幹事長は二十三日の会見で「小沢代表は『政権をつくったときにそれが実行されないと、約束違いではないかと批判される可能性もある』と考えている」と慎重姿勢を示しており、今後の対応が注目される。
--------------
↑引用ここまで

そして、仮に民主党中心の政権ができたとしても、辺野古での基地建設計画を進めやすくするように、日米両政府はグアム移転に関する協定を作りそれを辺野古についての法的根拠にしようと画策しています。
以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/113553204.html
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2009年01月25日

海賊とは?

いわゆる「海賊対策」としてアフリカのソマリア沖に自衛隊が派遣(派兵)されることになりそうです。
しかも、政府は「海賊対策」のための法案を作ると言いながら、その法案の成立を待たずに、とりあえず見切り発車で派遣(派兵)しようとしています。

以下の地図で青く塗りつぶされた部分がソマリアです。「アフリカの角」と呼ばれているそうです。
Somali.jpg

ところで「海賊」って一体、どんな人達なんでしょう?
今回は、まずそこから考えてみたいと思います。

1月22日に放送された『NEWS23』での「海賊」の説明は以下です。
↓ここから引用
--------------
外務省によると、ソマリアの海賊はソマリア本土に基地を持ち、遠方への航行が可能な母船と、攻撃用の高速小型ボート数隻を使用している。
--中略--------
(相手の船舶に)小型のボートで接近、はしごやロープをひっかけて船に乗り込み、乗組員を人質とする。
--------------
↑引用ここまで

では、「海賊」の目的はなんなのでしょうか?

AP通信が配信した「海賊を名乗る男」へのインタビューが、昨年12月26日、日本テレビで放送されました。
http://www.news24.jp/125894.html
↓ここから引用
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「ヨーロッパやアジアからの密漁船に漁場を荒らされているから、武装して防ぐのだ」
------------------------------
「サウジアラビアの石油タンカーも我々がやった。天然資源を守るために自発的に船を襲撃している。身代金を支払えば、船員は全員無事に解放してやる」 
--------------
↑引用ここまで

以下のサイトでは、こうした背景をもう少し詳しく説明しています。

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2008/12/post_177.html
↓ここから引用
--------------
ソマリアが世界最大の海賊スポットになった背景の第1は、同国の国家崩壊と経済壊滅である。
--中略--------
もう1つの背景は【中略】マグロやエビをはじめ水産資源の豊富な漁場であるソマリア沖海域が外国の大型漁船団による乱獲に晒され、その結果、地元の零細漁民や漁業会社が収入源を失ったという事情がある。
--------------
また、欧州諸国などによる違法な廃棄物の投棄も問題になっており、国連環境計画(UNEP)スポークスマンによると「欧州国内で1トンの廃棄物を処理するのに 1000ドルかかるのに対して、アフリカの角に投棄すれば2.5ドルで済む」とされる。化学物質や放射性廃棄物が投棄されている疑いも指摘されている。
--------------
↑引用ここまで

「ヨーロッパやアジアからの密漁船」、「外国の大型漁船団による乱獲」については、以下の指摘もあります。

http://www.asaho.com/jpn/bkno/2008/1208.html
↓ここから引用
--------------
夜、ソマリアの海は、たくさんの漁船団の灯火によって「マンハッタンの夜景のように見える」とは、ソマリアの漁業専門家の言葉である。これらの船団の国旗は、EU諸国と米国、日本のものだ。
--中略--------
海賊たちは、日本を含む先進国がそれまで乱獲してきた漁業資源の代金回収と、廃棄物投棄の迷惑料を暴力的な方法でやっているともいえる。
--------------
↑引用ここまで

実は日本の船もソマリアで乱獲を行なっていたようですね。
もちろん「海賊」がやっている行為は「犯罪」でしょうから、正しいとはけっして言えないでしょう。
しかし、ソマリアは1991年から内戦が続いていて無政府状態です。そうしたなかで他国の漁船による乱獲や廃棄物の投棄なども重なってしまうと、「海賊行為」が当然のように行なわれることも想像できます。

以下は、ソマリアを担当している駒野大使への取材記事です。

http://www.asahi.com/international/update/0123/TKY200901220286.html
↓ここから引用
--------------
海賊の多くは沿岸を拠点とする元漁民で、無政府状態になった91年以降、当初は漁場を荒らす外国の漁船を追い払う目的で武装。その後、私兵集団と結びついて人質の身代金狙いの海賊行為に手を染めるようになったという。
--------------
海賊のリーダーは現地では「最も女性にもてる存在」という。荒稼ぎした金で海岸の一等地に豪邸を建て、豪華な結婚式を挙げる様子がアフリカの新聞や雑誌で取りあげられ、豊かな生活の「象徴」にもなっているという。
--------------
↑引用ここまで

昨年11月15日の朝日新聞には以下のようにも書かれています。
↓ここから引用
--------------
漁業会社がそのまま漁船を使って「海賊会社」に衣替えしたケースがほとんどで、複数の武装集団に全体で300人ほどが属しているという。
--------------
↑引用ここまで

無政府状態のソマリアでは、海賊がしっかりとした「ビジネス」となっているようです。
以下の記事によると北東部のエイルは、「海賊の楽園」と呼ばれているそうです。

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080928/mds0809282043001-n1.htm
↓ここから引用
--------------
エイルは、海賊ビジネスが“主要産業”の無法地帯。BBCによると、現地では小型パソコンにスーツ姿の海賊用会計士や交渉人が闊歩(かつぽ)し、街には人質用の特別レストランもあるという。
--------------
↑引用ここまで

そして海賊には、なんと広報担当もいるそうです。11月15日の朝日新聞の記事にはインタビューが掲載されています。
↓ここから引用
--------------
「みんな漁師だった。政府が機能しなくなり、外国漁船が魚を取り尽くした。ごみも捨てる。我々も仕事を失ったので、昨年から海軍の代わりを始めた。海賊ではない。アフリカ一豊かなソマリアの海を守り、問題のある船を逮捕して罰金を取っている。」
「国を守って給料をもらえるこの仕事に誇りを持っている」
--------------
↑引用ここまで

【2月13日 追記】
「海賊は元漁民ではない」という主張をされている方もいましたので補足しました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/114158332.html

「海賊」について書いた他の文章は、この下の「タグ:」で「海賊」という文字をクリックすると一覧が出てきます。  ↓↓↓
タグ:自衛隊 海賊
posted by あつこば at 17:35| Comment(13) | TrackBack(1) | 自衛隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

Seesaaブログからは、とりあえずは引っ越さないことに

以前、ブログの引っ越しを考えていると書きましたが、
http://atsukoba.seesaa.net/article/109893826.html
結局、当面は引っ越さないことにしました。

いろいろと他のブログを検討し、テストをしたりしていました。

候補のひとつにしていたのが、FC2ブログです。
http://blog.fc2.com/

ここはユーザーフォーラムがなかなか充実していて、ブログの使い方などでわからないことがあれば質問することができます。
http://blog.fc2.com/forum/

さらにメリットとして大きいと思ったのは、スパム投稿などを簡単に削除できることです。
コメントが付いた時にメールで知らせてくれる機能はSeesaaブログにもあります。FC2ブログの場合、知らせてくれるメールに記載されているURLをクリックするだけで自動的に削除してくれる機能があるのです。
ブログをやっていて意外に手間がかかるのはスパム投稿の削除です。イヤガラセのコメントなどは、いろいろな考え方の人がいるというサンプルとして特に削除はしていませんが、ブログの内容とはまったく関係がなく、問題があるサイトへのリンクを貼ったコメントやトラックパックは有害なだけです。Seesaaブログでコメントやトラックパックを削除するのはかなり手間がかかり苦痛です。

ただ、FC2ブログにも不便な点がありました。もっとも不便なのは、URLへの自動リンクができないという点です。Seesaaブログの場合は本文中にURLを書くだけで自動的にリンクになります。FC2ブログでも手動で設定すればできるのですが、これがかなり不便です。

『基地はいらない、どこにも』のブログ
http://kichidoko.exblog.jp/
として使っているエキサイトブログも、FC2ブログと同様、URLへの自動リンクはできません。
http://www.exblog.jp/
ブログの機能として搭載するのがそんなにたいへんだとは思わないのですが、そうしたニーズはないと思われているのでしょうか?

Seesaaブログにも欠点はあるのですが、最大の欠点だった、いちいち再構築をしなければならないというのは改善されました。これまでのコンテンツを活かせるというメリットもあるため、Seesaaブログで継続しようと思った次第です。

画像群.jpg

もちろん、Seesaaブログが絶対的にすばらしいとは思っていません。他にも使いやすいブログがあると思った方は、ぜひ、教えてください。
タグ:ブログ
posted by あつこば at 11:33| Comment(1) | TrackBack(0) | ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

沖縄防衛局が住民に対して仮処分の申し立て

沖縄島の北部にある東村高江区(ひがしそん・たかえく)では現在、米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)が作られようとしています。

高江区の人達は、いまでも米軍のヘリコプターに生活を脅かされています。ヘリパッドができてしまったら平穏な生活はさらにできなくなります。

heli_Watch.jpg

それに反対している住民に対して、沖縄防衛局が通行を妨害しないように求める仮処分を申し立てました。

申立書では「住民が座り込みやテント小屋、車両による進入妨害を継続している」とされています。
(以下のリンクも含めて沖縄タイムスより)
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-26-M_1-023-1_003.html

takaeN4-3_400.jpg

上の画像は2007年に撮影したものです。ヘリパッドの建設が強行されそうな場合には建設が不当なので作業をやめるように説得していますが、一般車両などにはもちろん気を使っています。

「妨害者」として高江区の住民15人が名指しされており、その中には座り込みに参加していない人や、8歳の子供まで含まれていたそうです。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-05-M_1-021-2_002.html

昨年(2008年)12月25日、沖縄防衛局は8歳の子供に対する申し立ては取り下げました。
「不適切との判断か」という質問に対しては、
「そういう観点ではない。裁判の内容にかかわるので、具体的に答えにくいが、早期に裁判所の判断を求めたいという観点」と答えたそうです。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-26-E_1-007-2_003.html

上記の記事では、ヘリパッドの建設について沖縄防衛局の真部朗局長が「昨年七月に工事着手したが、ほとんどできていない」と説明したと書かれています。

予定通りに建設を進めることができずに焦っているのでしょう。今回の申し立ては「審尋(しんじん)」なので通常の裁判よりも短期間で済むそうです。

沖縄防衛局と住民の意見を聴く審尋は今月27日に那覇地裁で行なわれます。

現在、この仮処分申し立てを却下するように裁判所に要請する署名が呼びかけられています。
(高江、現地からのブログ)
http://takae.ti-da.net/e2487368.html

東村高江でのヘリパッド建設に関連して、私がこれまでに書いてきたおもな文章は以下です。

●東村 高江で強行される米軍ヘリパッド建設
http://atsukoba.seesaa.net/article/52586680.html

●やんばるの森での座り込み
http://atsukoba.seesaa.net/article/70185607.html

●米兵犯罪が起きると米軍基地は強化される?
http://atsukoba.seesaa.net/article/89253461.html

●強化されるジャングル戦闘訓練場
http://atsukoba.seesaa.net/article/101942635.html
タグ:高江 沖縄 米軍
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2009年01月11日

パレスチナ問題についてのインタビュー+ハマスについて

昨日のピースパレードの映像に続いて、出発前の映像もアップしました。
★注:参加者すべての意見を代表するものではなく、あくまでそれぞれの方の意見です。

http://jp.youtube.com/watch?v=36KdfvRh6Xc&feature=channel_page


ハマスについてどう捉えるかは、難しいところです。私はあまり詳しくありませんので少ない知識で断言するのは危険ですが、最近の報道から少し考えてみたいと思います。

今回、「攻撃をが先にしたのはハマス」という説がありますが、そもそもパレスチナに住む人々を長年に渡って苦しめてきたのはイスラエル軍だとする見方が強いです。また、ハマス側のスポークスマンは、こう述べています。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200812280003.html
↓ここから引用
--------------
「停戦に違反したのがイスラエルであることは明らかだ。停戦期間中、(イスラエルは)全ての検問所を閉鎖し、パレスチナ人28人を殺害した」
--------------
↑引用ここまで

しかしながら、数は少ないとはいえ、ハマスの攻撃によってイスラエルでも亡くなった人はいます。そして、現在ガザで行なわれている戦闘に関してハマス側に「民間人が犠牲になってもかまわない」という発想があるのだとしたら問題だと私は思います。

ただし、イスラエルとハマスが「どっちもどっち」だと言える話ではありません。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200901/2009011000079
↓ここから引用
--------------
作戦が始まった昨年12月27日以降の死者は少なくとも800人、負傷者は3330人となっている。
--中略--------
一方、イスラエル側の死者は、兵士10人と民間人3人の計13人。
--------------
イスラエルとハマスの交戦はしばしば「暴力の応酬」と形容されるが、実際の被害状況は極端に偏っている。
--------------
↑引用ここまで



posted by あつこば at 18:54| Comment(1) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

即時停戦を求めるピースパレード

本日行われた「ガザに光を! 即時停戦を求めるピースパレード」の映像をアップしました。

http://jp.youtube.com/watch?v=BpwSvOLiv9Y&feature=channel_page


これは、いくつかのNGOが共同で企画して行われたもので、この後、シンポジウムも行なわれました。
多様な人達が参加していましたが映像に写っているのはごく一部です。
posted by あつこば at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

イスラエルが地上戦を開始!

イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃で、パレスチナ側では440名の方が犠牲となってしまいました。(ハマスのロケット弾攻撃によってイスラエル側で無くなった方は4名)

先月27日から続いている空爆に加えて、3日午後には初めて地上からの砲撃をして、海上からの攻撃も加えたそうです。

http://www.asahi.com/international/update/0103/TKY200901030098.html
↓ここから引用
--------------
国連は犠牲者の25%以上が民間人だと指摘。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ガザに住む150万人の8割に人道援助が必要な食糧危機が起きている。
--------------
↑引用ここまで

地上戦が始まりそうな段階でのアメリカの反応は以下です。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090104k0000m030054000c.html
↓ここから引用
--------------
米政府はイスラエル軍の地上侵攻について「イスラエル自身が決断すること」と事実上、黙認する姿勢を示している。
--------------
↑引用ここまで

そして、3日午後7時半(日本時間4日午前2時半)に、イスラエル軍の地上部隊がガザ地区に侵攻したそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013345341000.html
↓ここから引用
--------------
イスラエルの地元テレビ局は、暗闇のなかで歩兵部隊が進軍する映像を放送しており、ハマスの戦闘員との間で、激しい銃撃戦が起きているもようです。
--------------
↑引用ここまで

http://mainichi.jp/select/world/news/20090104k0000m030095000c.html
↓ここから引用
--------------
ハマスは侵攻作戦を激しく非難、ガザ領内の交戦でイスラエル兵士数人を殺害したと発表した。
--------------
↑引用ここまで

イスラエル側、パレスチナ(ハマス)側、双方の犠牲者が拡がりますが、特にパレスチナのガザ地区に住んでいる民間人の方の犠牲が心配です。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013345341000.html
↓ここから引用
--------------
ガザ地区の人口はおよそ150万人で、中でもその3分の1が暮らす難民キャンプは、世界でも最も人口密度の高い場所の一つとされ、地上戦の舞台となれば、大勢の民間人が巻き添えとなる事態が懸念されます。
--------------
↑引用ここまで
posted by あつこば at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

派遣村とパレスチナのその後

昨日、このブログの名前を変更しました。これまで「米軍再編ってどうよ?」というタイトルにしていましたが、米軍再編じたいが大きなテーマではなくなりつつあり、軍事や反戦・平和以外にも視野を拡げたブログにしたいと思います。

もちろん、辺野古での新基地建設や高江でのヘリパッド、自衛隊の海外派兵(派遣)など軍事に関連するさまざまな問題は引き続き追い続けていきます。


さて、昨日のエントリーで「年越し派遣村」が要請をしたと書きましたが、厚生労働省は講堂を緊急に開放しました。他には中央区が元小学校の施設を開放するなどの動きが起きました。「派遣切り」によって住む場所を奪われた人達が寝ることが出来る場所が増えたわけです。
国や行政をここまで動かしたのは画期的なことだと思います。しかし、今年は「年越し派遣村」という取組みがあったのでこうなりましたが、路上で亡くなっていく人達はずっと以前からいたのです。文明がこれだけ進み、憲法で「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されているはずの日本で、貧困のために人が亡くなっていく状況は国が変えなければならないはずです。

そして、「年越し派遣村」も厚生労働省の講堂も、1月5日までという予定になっています。住む場所を奪われた人達がその後どうすればいいのか、重い課題が残っています。



パレスチナの状況も悪化しています。イスラエル軍が住宅密集地にあるハマスのメンバーの自宅を標的にして空爆をするようになったため、子供などが巻き添えになることが増えているそうです。
http://www.nhk.or.jp/news/t10013335601000.html

イスラエル軍の空爆によって少なくとも430人の方が亡くなったとされています。すでに地上戦の準備も完了したとされています。
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2009年01月02日

「年越し派遣村」への支援を!

「年越し派遣村」の静止画をアップしていなかったので掲載します。


画面上部の奥に写っているのが厚生労働省が入っている建物です。

初日に行ったところあまりにもマスコミ等のカメラが多くて、これではカメラは迷惑になるだけだと思い、その後は行ってません。
というわけで、開村式の動画素材から起こした静止画のみです。



開村式の動画は以下です。
http://jp.youtube.com/watch?v=mG_InRyy4NY&feature=channel_page

報道によると、支援を求める人が想定の二倍ぐらい集まり限界に近づいているため、国や自治体に対して物資の提供や体育館を開放を依頼しているそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013325271000.html

「年越し派遣村」のブログは以下です。
http://hakenmura.alt-server.org/
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2009年01月01日

ガザ地区への人道支援も阻止されている!

今年もよろしくお願いします。

イスラエルが「悪」で、パレスチナが「正義」(あるいはその逆)だと、単純化して決めつけてしまうのはマズイので、できるだけ客観的に報道をチェックしようと思っています。

以下はNHKのニュースからの情報です。

30日には人道支援物資を積んだ国際NGOの船がイスラエルの海軍に阻止されました。
以下の報道では、パレスチナ側で亡くなった人は348人で少なくとも62人は民間人。一方ハマスによるロケット弾攻撃によりイスラエル側で亡くなった人は4人とされています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013307801000.html

国連が発電用の燃料をガザ地区に運び込もうとしてイスラエルに拒否され、31日には主要な発電施設が停止してしまったそうです。イスラエルの空爆によってケガをした人の治療が出来なくなると懸念されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013319091000.html

31日、イスラエルは、人道支援のために2日間の停戦をしてはどうかというフランスからの提案を拒否しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013316611000.html

国連の安全保障理事会にアラブ諸国が提出した決議案は、アメリカによって反対されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013320061000.html

客観的に見て、いくらなんでもイスラエルのやっていることは酷すぎるのではないでしょうか?
posted by あつこば at 17:48| Comment(7) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする