2009年12月26日

2010年のビデオ講座とブログ講座

先日、一日でビデオ編集ができるようになる講座を行ないました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/132598764.html

市民メディアセンター MediR(メディアール)
http://medir.jp/
medir_logo.jpg

受講された方は少人数です。MediR(メディアール)の経営的にはもっと人数が集まったほうがいいのですが、受講された方にとってはそのぶん濃密な講座を受けられたと思います。

なによりも、それまでビデオの編集ができなかった方ができるようになったり、編集をしたことがある方も自分が知らなかった編集方法に気が付いていただけたりしたのが、最大の成果です。
実際に、初めてビデオの編集をした方が、ご自分で編集した動画をYoutubeにアップしたりDVDにすることができました。

講座を受けてくださった方が、今後ご自分で撮影・編集した作品を造り出していただければ、講師としてはなによりの喜びです。

私としては、初めての方でも一日で絶対に編集ができるようにする!という気構えでやっています。
そのために、講座専用のマニュアルを自分で作成し、受講している方はなにがわからないのかを確認しながら講座をしています。

来年も同様の講座を行ないます。


一日集中講座 : 2010年2月11日(木・休)11時〜18時
■いちばん簡単なビデオ編集
 〜ウィンドウズ付属ソフトを使い倒す〜

http://medir.jp/course_2009late04

ソフトを買ったりダウンロードしたりという手間もお金もかけず、Windows XPや
Vistaを使っている人なら、そのパソコンに最初から入っている「Windows ムービーメーカー」というソフトを使って編集できるという企画です。

有料ソフトと違ってできることが限られていると思いきや、使い方を工夫すれば、実はかなり便利なソフトです。


一日集中講座 : 2010年3月7日(日)11時〜18時
■定番ソフトでビデオ編集をマスターする
 〜プレミア・エレメンツ入門〜

http://medir.jp/course_2009late07

こちらはビデオ編集の定番シリーズで、しかも値段も敷居も「プレミア・プロ」ほどは高くない「Adobe プレミア・エレメンツ」を使って、効率的かつ効果的な編集ができるようになる講座です。

編集ソフトの上手な使い方や、映像を編集する際に考えるべきポイントなど、作品づくりのコツをお伝えします。


連続講座:2010年3月15日、29日、4月12日、26日、5月10日、24日(隔週月曜日)
■ビデオ中級講座
 〜撮影・編集が上手くなる!〜

http://medir.jp/course_2009late11

観た人により伝わりやすい映像にするにはコツがあります。撮影の準備から編集して作品化し発表するまでの、さまざまなノウハウやテクニックをお伝えします。
重工される方の都合やペースに合わせた講座にしますので、全6回参加できなくても大丈夫です。


二回連続講座:2010年1月16日(土)、23日(土) 13時〜18時
■ブログで情報発信する
 〜インターネットで簡単に発信する方法〜

 2010年1月16日(土) 13時〜18時
 2010年1月23日(土) 13時〜18時
http://medir.jp/course_2009late09

「ブログをやったことがない」という人でも自分のブログを作って情報発信ができるようになる講座です。
まずはパソコンの電源を入れてブログを開設するところから始まり、画像・映像の貼り付け方や効果的な使い方、注意点やアクセス数を上げるコツをお伝えします。

講座の申し込み方法は以下です。
http://medir.jp/course_2009late
----------
◆ 講座の申し込み方法
オンラインお申し込みページを準備中です。当面、電子メール、もしくはファクスで
以下の事項をご連絡ください。こちらから手続きをご案内します。

講座名称 / 単発希望の場合は受講したい講座の日付 / 受講者氏名 / 受講者連絡先 (メールアドレス、住所) / 会員・非会員の別 / ニュースレター・お知らせの送付 / その他

◆ 講座申し込み先
MAIL: course@medir.jp   FAX : 03−3205−2595

posted by あつこば at 15:16| Comment(0) | TrackBack(1) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

普天間移設とは?

いわゆる「普天間移設」について、鳩山首相は昨日「名護市辺野古ではない地域を模索して決めるという状況を何としてもつくり上げていきたい」と発言しました。

henoko_title_320_230.jpg

これに関する報道が過熱していますが、そもそも現在の日米合意、つまりキャンプシュワブ沿岸での基地建設案はどうしようもなくダメな案なのです。

なぜダメなのかは、2007年4月26日にアップした以下の文章に書いてあります。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40060271.html
(情勢の変化に合わせて導入の部分を二行ほどカットしました。)

マスコミでは「普天間移設」と報道されています。事故の危険性が高い普天間基地を移設するという意味なのですが、そもそも「移設」する必要性はなくて、普天間基地は無条件ですぐに閉鎖するべき米軍基地です。

詳しくは以下に書いています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/126373072.html

辺野古での基地建設計画について、日本政府やマスコミは「普天間代替施設」という呼び方をしてきました。
この呼び方の問題点についても以下に書いています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/67855417.html
posted by あつこば at 11:04| Comment(1) | TrackBack(2) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

鳩山首相はブレているか?

鳩山首相が、辺野古(へのこ)での米軍基地建設計画(いわゆる普天間移設)について、日米合意のまま進める状況ではないと発言しました。

昨日の発言をNHKのニュースから正確に起こしました。
↓ここから引用
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「日米合意をそのまま”YES”ということで済ますことができればそれは簡単ですよ。現在、そのような状況ではないことはおわかりのとおりであって、だからこそ、今日本の新しい政権として、どういう道があるか、それを模索している。沖縄県民の皆さん方のお気持ちも理解していくなかで、アメリカにも理解してもらえるような、そういう道筋というものを考えていきたいと」
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↑引用ここまで

「そのような状況ではないことはおわかりのとおりであって」
「どういう道があるか、それを模索している」
「アメリカにも理解してもらえるような、そういう道筋というものを考えていきたい」

という表現は、まだ「断言」「明言」とまでは言えない発言ですが、現在の「キャンプシュワブ沿岸のV字滑走路案」では進められないという方向性は示したと言えます。

辺野古テント村 辺野古テント村

鳩山首相の発言はブレているという批判が見られます。
しかし、実際には、マスコミが鳩山首相や閣僚の一言一言に過剰反応して大きく取り上げすぎるから「ブレ」のように感じてしまうという側面もあります。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091211k0000m010095000c.html
↓ここから引用
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首相周辺は「首相は一貫している。幅を持たせて発言するから質問に応じニュアンスが変わる」と解説する。
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↑引用ここまで

たとえば、鳩山首相は野党時代の2004年10月13日には衆議院本会議で以下の発言などを読むと、基本的な考え方はわりと一貫しているとも言えます。

↓ここから引用
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私は以前から、独立国に外国の軍隊が駐留し続けることは世界の常識ではないことを再認識した上で、例えば普天間基地の国外移転を実現するとともに、海兵隊を沖縄からハワイ、グアムなどに移し、緊急派遣の際には我が国が何がしかの費用を負担するなどの方策を模索すべきであると主張してまいりました。
--------------
↑引用ここまで

主権国家なのですから、外国の軍隊が駐留していること自体がおかしいわけです。
さらに日本の場合は、もともと戦争に負けた後に駐留していた占領軍が継続して在日米軍になって居座っているのです。

先日惜しくも無くなった軍事評論家の江畑謙介さんも、外国の軍隊が駐留することに関して以下のように書かれています。
↓ここから引用
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基本的には、どんな国でも国内に外国軍隊とその基地があるのは好ましくない。必ず何らかのトラブルの元になるからである。
--------------
↑引用ここまで
『米軍再編』(P375)より

辺野古での米軍基地建設計画に話を戻します。
防衛省のスポークスマンのような発言が目立っていた北澤防衛大臣ですらも、キャンプシュワブ沿岸を埋め立てる現在の案については否定的な発言をしだしました。

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-12-12-M_1-001-1_003.html
↓ここから引用
--------------
北沢俊美防衛相は11日、TBSのインタビューで、日米が合意している名護市辺野古沿岸部埋め立てによる米軍普天間飛行場移設について「私はあまり賛成はしていない。沖縄の皆さんの思いを考えると、新たにあそこへ埋め立てて滑走路を造ることは合意が得られないのではないか」との見解を示した。
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政府内では、埋め立て工事への反発が根強いとして、キャンプ・シュワブ陸上部分にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)を造り、普天間のヘリ機能を移す案が検討されている。
--中略--------
北沢氏は今年10月8日、社民党議員から辺野古移設を断念するよう要請を受けた際、「普天間を返還させて、辺野古に造らせないというのが基本だ」と述べ、埋め立てに否定的とも取れる発言をしていた。
--------------
↑引用ここまで

上記の記事で「政府内で検討している案」とされているのは、沖縄タイムスが8日に報道したものです。(他社での報道は見つけていませんし、以下の案が本当に有力なのかどうかはわかりません。)

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-12-08-M_1-001-1_002.html
↓ここから引用
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政府が、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ施設内の陸上部分にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)を造り、同飛行場のヘリ部隊を移転させ、嘉手納基地と関西国際空港(関空)に同飛行場の固定翼機の訓練をそれぞれ移すなど、普天間の機能の分散移転を検討していることが7日分かった。
--中略--------
一方、沖縄の基地負担軽減策については、嘉手納基地所属のF15戦闘機や外来機の一部訓練を関空で行うことを検討。
--------------
同基地のF15部隊の一部が米軍三沢基地(青森県)に移転する可能性も併せて、与党関係者は「普天間の機能移転とは別に嘉手納の負担を先行して減らすことを考えている」と述べた。
--中略--------
沖縄の負担軽減をめぐり、グアムにある米軍施設に嘉手納基地の一部機能を移す可能性を模索する動きが日本側にある。
--------------
↑引用ここまで

つまり、これまでに出てきている案を複合させた解決策のようです。

キャンプシュワブの陸上にヘリパッドを造るという案は、日米両政府が辺野古沖案をあきらめて沿岸案に変える時に出たさまざまな案の中にもありました。

キャンプシュワブも地域としては「辺野古」ですから、辺野古じゃなくなるわけではありません。

埋め立てるわけではありませんので、現在の「キャンプシュワブ沿岸V字滑走路案」に比べると、ジュゴンやサンゴ礁をはじめとした環境が比較的守れるという観点ではマシかもしれませんが、陸上にヘリパッドを造ると周辺地域への事故の危険性や騒音が増える可能性があります。

そして、海外に対する殴り込み部隊として海兵隊が沖縄で訓練をして出撃していくという構図は変わりません。

ですので、「キャンプシュワブ陸上ヘリパッド案」についても、「キャンプシュワブ沿岸V字滑走路案」よりはマシかもしれませんが、簡単に容認してよいものではありませんね。

iraq+logo.jpg
(DVD『基地はいらない、どこにも』より)

今後、与党内の話し合いでどうなるのか、アメリカの反応がどうなのか、まだまだわかりません。検討するには時間もかなりかかるでしょう。

鳩山首相は、
「独立国に外国の軍隊が駐留し続けることは世界の常識ではない」
「海兵隊を沖縄からハワイ、グアムなどに移し」
という当時の主張を、ぜひ現実のものにしていただきたいです。

(本当はグアムにも基地はいらないと思うのですが……)
posted by あつこば at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

普天間基地の部隊はグアムに行く。辺野古の基地は必要ない!

沖縄の普天間基地は米軍のヘリコプターが訓練をしている基地ですが、市街地の真ん中にあるため事故の危険性があり危険な基地です。自民党政権の時代に日米両政府は、沖縄の名護市(なごし)辺野古(へのこ)に「代替施設」という名目で基地を建設する計画を立てました。

普天間基地と辺野古
(画像は左側が宜野湾市のサイトより普天間基地。右側が防衛白書より辺野古の海)

この件に関して、鳩山首相が辺野古に「代替施設」を造るのではなく「新しい場所を探してほしい」と言ったとされ、大きく報道されました。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00167730.html
によると、
↓ここから引用
--------------
鳩山首相は3日、首相官邸で岡田外相、北沢防衛相と会った際、外務省と防衛省で「新しい場所を探してください」と述べ、辺野古以外の移設先を検討するよう指示していたこともFNNの取材で明らかになった。
--------------
↑引用ここまで
とされています。

危険な基地を他のどの場所に持っていくのかというと、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091204-OYT1T00058.htm
↓ここから引用
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複数の関係者によると、首相の念頭にあるのは、米領グアムだという。
--------------
↑引用ここまで

つまり、今の案のように沖縄の中でたらい回しをするのではなく、かといって本土の別の場所に負担を押し付けるわけでもなく、アメリカ領のグアム島を候補地にするということです。
(グアムでも基地の強化に反対している人達はいますが。)

ではなぜグアムなのでしょう?
実はその鍵は、普天間基地を抱える宜野湾市の伊波市長が11月26日に鳩山首相に渡した資料にありました。

ほぼ同じ内容が宜野湾市のサイトにあります。
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/2582/37840/37844.html
記者会見でプレゼンテーションした際の資料。(pdfファイルなので少し重いです。)
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/DAT/LIB/WEB/1/091126_mayor_1.pdf

ごく簡単に説明します。この資料は、米海軍のグアム統合計画室(JGPO)が11月20日に公開した「環境影響評価書」が元になっています。

基地を造るなど大規模な工事をするためには、環境への影響がどの程度あるのかをあらかじめ検討する必要があります。この「環境影響評価書」には基地の実際の計画が細かく書かれています。

日米両政府による2006年の合意では、沖縄の米軍海兵隊の司令部がグアムに移転することになっていました。しかし、この「環境影響評価書」によると司令部だけでなく普天間基地のヘリコプター部隊などもグアムに移転することになっているというのです。

そしてそれは日本側には明らかにされてきませんでしたが、今回、伊波市長がアメリカでの「環境影響評価書」を調べて確認できました。

プレゼンテーション資料よりg
(画像は前述のプレゼンテーション資料より)

つまり、米軍の計画通りだとすると、普天間基地のヘリコプター部隊はグアムに移転するのですから、辺野古に基地を造る必要も、日本のどこかに基地を造る必要も無いのです。

それなのにアメリカ側は日米間の交渉でヘリコプター部隊がグアムに移転することを隠したままで「辺野古に基地を造れ!」と言い続けてきた疑いがあるわけです。

この件は充分に報道されているとはいえません。まだまだ知らない人が多いです。
『週刊朝日』が記事にしていて以下で読むことができます。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20091202-02/1.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20091202-02/4.htm

4日に行なわれた日米の作業部会では、「与党内で浮上している米グアム島などへの移設案は話題に上らなかった」そうです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091204/plc0912041948015-n1.htm

北澤防衛大臣は近々グアムに行くそうです。
http://www.mod.go.jp/j/kisha/2009/12/04.html

この問題は今後も要注目です。


【12月9日追記】
外務省によると、岡田外務大臣は5日の記者会見で以下のように話したとされています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_okada/okinawa0912_ga.html
↓ここから引用
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伊波宜野湾市長は、沖縄の海兵隊の殆どがグアムに行くと米国のグアム環境アセス文書に書いてあると述べていたが、自分の理解は8000人は行くが半分以上は残る。ヘリも、グアムに来るものがすべて沖縄から行くとは限らない。但し、市長のご発言であるから、どちらの読み方がより現実に近いか検証する。
--------------
↑引用ここまで
posted by あつこば at 18:17| Comment(6) | TrackBack(3) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする