21日に日米の外交・防衛関係の閣僚による会議「2プラス2」が開催されました。
沖縄・辺野古での基地建設を「2014年までに」と言っていたの撤回し「できる限り早い時期に完了させる」として、自公政権時代の「V字案」計画を再び合意したわけです。
この前日、北澤大臣は「(現行案を)断固として行うという強い意思表示」などと強がっていましたが、先が長くない菅政権の大臣と、6月に退任するゲーツ国防長官らが合意してもほとんど説得力は無いと思われます。
とはいえ、今回の合意文書では、辺野古の問題だけではなく、
■震災後、国民の同意を得られていないのに、原発を推進し続けることや、
■「思いやり予算」を減らさないこと、
■米軍の空母艦載機の訓練場所として鹿児島県の馬毛島(まげしま)を検討すること、
■「人道支援・災害救援分野」の拠点を造り自衛隊と米軍が利用すること(狙われているのは沖縄の下地島)、
■武器輸出三原則を踏み越えて、日米共同開発のミサイルを第三国に輸出できるようにすることなど、
さまざまな問題を日米両政府が勝手に合意しています。
以下にまとめていますので、ご活用いただければ幸いです。
http://togetter.com/li/153057