2013年04月19日

ビデオテープの映像を保存するには?

最近、たまに質問されたり相談されたりすることがあるので、書いておきます。

近年、「ビデオテープ」というものは、使われなくなってきました。
溜まっているビデオテープを見るには?、あるいはビデオテープの映像を編集するには、どうすれば良いか?、という話です。
デジタルの「miniDV」テープとアナログの「VHS」テープ
デジタルの「miniDV」テープとアナログの「VHS」テープ。


【DVDにしてもらう】

いちばん手っ取り早いのは、DVDにしてもらうことです。
DVDの画質は、完璧とはいえませんが、観るのにたえられる程度だと思います。

カメラのキタムラ
http://www.kitamura.jp/shopping/osusume/2010/os001.html

上記のほかにも「ビデオテープ DVD」と打って検索すれば、いろいろと出てきます。
ちなみにテレビ番組を録画したビデオテープなどは、著作権の関係でやってもらえないと思います。

映像を編集したい場合も、一度、DVDにしてから編集すれば、なんとかなりそうです。
ポイントは、パソコン用の映像編集ソフトが、DVDの映像を取り込んで編集できるかどうかですね。
映画や音楽ものの市販されているDVDは、通常はパソコンに取り込んで編集することはできませんが、ご自分でビデオカメラで撮った映像を上記の方法でDVDにしたものであれば、パソコンに取り込むことも可能でしょう。


【自分でDVDにする】

最近は減ってきましたが、VHSとDVDを相互にダビングできるレコーダーが売られています。
VHSとDVDのレコーダー、DMR-EH73V
VHSとDVDのレコーダー、DMR-EH73V

この機械を使って、自分でDVDにする方法もあります。
最後に「ファイナライズ」をしないと他の機器でDVDを再生できないなど、注意ポイントもありますが、便利な機械ではあります。


【自分でパソコンに取り込む:アナログ篇】

ビデオテープの映像をパソコンに取り込む方法として、まずはアナログのケーブルを使う方法です。
「ビデオキャプチャ」と呼ばれている機器を使います。

価格ドットコム「ビデオキャプチャ」
http://kakaku.com/pc/video-capture/

amazon「ビデオキャプチャ」
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dcomputers&field-keywords=%83r%83f%83I%83L%83%83%83v%83%60%83%83

私は、上記の機器は使ったことがありませんが、買った人が書いているのを上記のサイトで読むと、いちおう使えるようです。
懸念されることとしては、「画質がいまいち」「コマ落ちする」などの問題も考えられますが、クオリティにそれほどこだわらなければ、上記の機器でもできそうです。

高級なものとしては「STORM MOBILE」というのがあります。
http://pro.grassvalley.jp/catalog/storm_mobile/storm_mobile_index.php
パソコンにつなげる必要がありますし、値段も高いので、気楽におすすめできる機器ではありませんが、クオリティは高いです。


【自分でパソコンに取り込む:デジタル篇】

「miniDV」と呼ばれるデジタルでテープ式のビデオカメラを持っていれば、以下の方法でパソコンに映像を取り込むことができます。

ビデオカメラの「DV端子」とパソコンの「IEEE1394(アイ・トリプル・イー・いち・さん・きゅう・よん)」の端子をケーブルでつなぎます。
これができれば、上記で出てきたVHSのアナログ信号も、一度、ビデオカメラを経由してパソコンにつなげることができます。
ビデオカメラの端子
ビデオカメラの端子。一番上がアナログのS端子、二番目が4極ミニ端子、一番下が「DV端子」

ところが、最近のパソコンは、ほとんどが「IEEE1394」の端子が付いていないものになってしまいました。

パソコンの「IEEE1394」端子(6ピン)
一番上がパソコンの「IEEE1394」端子(6ピン)

「IEEE1394」端子には、6ピンと4ピンがあります。4ピンはノートパソコンなどに付いていて上記のビデオカメラの「DV端子」と同じです。マックの場合は同じ端子を「FireWire(ファイヤーワイヤー)」と呼びます。

パソコンで映像を取り込む際には、パソコン用の映像ソフトが必要になります。

Premire Elements(プレミア・エレメンツ)
http://www.adobe.com/jp/products/premiere-elements.html

EDIUS neo(エディウス・ネオ)
http://pro.grassvalley.jp/catalog/edius_neo_3/edius_neo_35_index.php

などが、定番ソフトといえるでしょう。

以上、できるだけわかりやすく説明したつもりですが、はじめての人には、ちょっとハードルが高いような気もしますね。

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■4月20日追記:ちょっと検索してみたら、以下を見つけました。
「VHSからDVDへダビングする4つの方法|エンジョイ!マガジン」
http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/vhs_dvd/

う〜ん、なかなかわかりやすいです。
 
posted by あつこば at 11:33| Comment(1) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月17日

ドアの前の小さな花

うちのドアの前で同居人が育てている花が咲きました。
ブルーデージーという花だそうです。
ウチのドアの前の花
小さな花なのでちょっとした風でも大きく揺れてしまいます。
シャッタースピードを上げて撮ってみました。
ウチのドアの前の花
『軍需工場は、今』、『基地はいらない、どこにも』、『どうするアンポ』といった映像作品を創っていた頃は、好きでもないのに軍事基地や戦闘機、艦艇(軍艦)などを撮ることが多く、それなりにクセみたいになっていたのですが、最近は飲み物や食べ物、生き物や機材などを撮るのが多くて楽しいです。
 
posted by あつこば at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

「またはその後」という言葉でごまかして普天間とリンクさせた計画

4月5日に日米両政府が、沖縄の米軍基地の統合計画を発表しました。
沖縄にたくさんある米軍基地を(沖縄のなかで)統合し、それによっていらなくなる基地の一部(だけ)を返還しようというものです。

そもそも、1996年の「SACO合意」や2006年の「ロードマップ」などで、普天間基地も含めて何度も返還が発表されてきましたが、いまだに返還されていません。今後、さらに遅れる可能性が指摘されています。
それを裏付けるように、今回発表された文書では「返還する」とされているすべての基地の返還時期が「見込み」であり、「○○年又はその後」とされています。
(PDF 外務省のWebサイトより) http://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/saihen/pdf/20130405_okicon_plan_j.pdf
「又はその後」と列記された公式発表
公式発表の文書。「又はその後」という文字がずらりと並んでいます。

今回の日米両政府の発表とそれをめぐる報道では「嘉手納以南」という言葉がよく使われていました。つまり、沖縄のなかでも嘉手納基地よりも南にある米軍基地の一部を返還するということですね。
沖縄の県庁所在地である那覇は、沖縄島の南にあります。つまり都会は南にあり、北部は田舎なのです。そして「統合」は、つまり「県内移設」ですから、沖縄のなかでも田舎に米軍基地を押し付けて都会に近い基地を少し返すという話です。
田舎に原発を作ってきた政策と似ていますね。

それでも日本政府が、「嘉手納以南の返還」にこだわったわけは、いわゆる「普天間移設」、つまり反対の声が大きい名護市辺野古での米軍基地建設を進めるためです。

henoko_kusatsu.jpg
辺野古の海。(防衛省のWebサイトより)

小野寺防衛大臣は、辺野古での計画と他の基地の返還とは「リンクをしているわけではありません」と言っています。
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2013/04/05a.html

しかし、政府は先月、辺野古での米軍基地建設のための埋め立てを沖縄県に申請したばかりです。今後は、仲井真知事になんとかして埋め立てを認めさせようとしています。
嘉手納以南の米軍基地返還は、そのための交換条件なのです。

今回の米軍基地統合計画が発表された日のNHK「ニュースウォッチ9」では、2月に行われた日米首脳会談で、安倍首相がオバマ大統領に対し「私もリスクをとるのだから、返還のスケジュールを明らかにしてもらわないと困る」と迫ったと報道されています。

安倍首相が言った「私もリスクをとるのだから」という意味は、外務省で取材しているNHK政治部の及川順記者によると、安倍首相は、辺野古での埋め立て申請をするという重い決断をするのだから、そのかわりアメリカ側も返還計画を示してほしいという主張だそうです。

なかなか進まない辺野古での米軍基地建設は日米日米両政府にとって長年の懸案事項です。自民党の沖縄県連も反対しています。
安倍首相は辺野古での埋め立て申請をするという政治的なリスクを背負うので、アメリカ側も沖縄の人たちを説得するための材料として嘉手納以南の米軍基地返還の時期を示してほしいというバーターの取り引きをしたわけですね。

今年2月に行われた安倍首相とオバマ大統領の会談
今年2月に行われた安倍首相とオバマ大統領の会談。(首相官邸のWebサイトより)

小野寺防衛大臣がいくら「リンクしていない」と言いつくろっても、そもそも安倍首相が辺野古での米軍基地建設をゴリ押しするためにオバマ大統領に頼んだのが今回の嘉手納以南の基地返還計画です。

辺野古での基地建設計画を含めて、米軍基地の返還は何度も計画が先延ばしにされています。
アメリカのリッパート国防次官補は「日米双方とも過去の失敗をくり返したくないと考えた。(時期に幅を持たせたのは)より確実で現実味のある計画になるよう、お互いに努力した」と説明しています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0600B_W3A400C1PE8000/

沖縄の人たちに辺野古での基地建設をゴリ押しするため、日本側が返還時期の明記を迫ったのに対し、アメリカ側が、また失敗して計画が変更になるのを恐れて「またはその後」と入れさせたのが、今回の日米両政府の発表のようです。


P.S.
辺野古での基地建設をめぐる報道に関しては、以下でまとめていますのでご参照ください。
http://togetter.com/li/471392
 
posted by あつこば at 13:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

ビデオアクトが「憲法」をテーマに3分間の映像を募集!

私がスタッフをしているビデオアクトで、「憲法」をテーマに3分間の映像募集が始まりました。
映像(動画)を作ったことがある方も、作ったことが無い方も、ふるってご参加ください。
『幕の内憲法』
以下、告知文です。
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■●◆『幕の内憲法』◆●■

前に総理大臣の座を放り出したのにまた総理大臣になった人が、日本の憲法を変えることに前のめりな発言を前と同じようにしています。
ビデオアクトでは、2005年に『憲法万華鏡』と題して3分間の映像作品を募集しました。こういう時代になったので、再度、憲法をテーマに3分の映像作品を募集します。

応募してくださった作品は、すべて無審査で上映します。後日、ネット配信やDVDの頒布への参加もできます。
もちろん、憲法第21条には「言論・表現の自由を保証する」ということになっていますから、どんな内容でもかまいません。無審査です。
まあ、「憲法」がテーマですから、いちおう憲法に関連した内容にしてもらいたいなとは思いますが、日頃、自分が「言いたい!」「表現したい!」と思っていることを、憲法にかこつけて(笑)映像で表現するってのもアリだと思います。

上映会は2013年7月11日に東京で行い、応募作品を一挙に上映します。ちなみに、この企画全体のタイトルは『幕の内憲法』という名前にしました。『日の丸弁当』と『幕の内憲法』、あなたはどっちがいい?

■募集要項は、こちら
http://www.videoact.jp/3min/index.html
http://videoact.seesaa.net/article/355177807.html

■問い合わせは、こちら
jyouei@videoact.jp
 
posted by あつこば at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月05日

小型ビデオカメラ用の低価格で最強の三脚

小型の家庭用ビデオカメラに使うのにピッタリで、コストパフォーマンスが高い三脚を探してみました。

あくまで小型の家庭用ビデオカメラ用ですから、値段が安くて軽い三脚がいいと思いました。実は、三脚というのは、ぜいたくな事をいうと、値段が高くて重くてでっかいほうが撮影時に安定して良いのですが、それだと「小型」なビデオカメラのメリットを活かせません。

持ち運びや値段も考えてベストなバランスで考えると、VelbonのEX-440が最適だろうと思いました。
http://www.velbon.com/jp/catalog/ex/ex440.html

それに対抗しそうなのは、SLIKのF631です。
http://www.slik.co.jp/f-series/4906752216118.html

上記の2つの三脚は、ヨドバシカメラの新宿カメラ館にたくさん並んでいる三脚の中から選んだものです。店頭になかった三脚で、他にもいいのがあるかもしれませんが、たぶんこの2機種がベストでしょう。

家族との旅行などで持って行く時は他の荷物もあるでしょうから、上記の三脚よりも、さらに小型の三脚のほうが良いかもしれません。

また、きちんとした作品を作りたい場合や仕事として小型のビデオカメラを使う際には、もう少し値段が高くて重くて安定性のある三脚が必要になります。

さて、上記の三脚を選んだ理由ですが、いくつかあります。

水準器が付いていること
水準器
静止画の場合は、撮ろうと思った構図でファインダーを見ながらカメラの水平を合わせてからシャッターを押せば大丈夫なのですが……、

動画用のカメラの場合は、録画しながらカメラを横に動かす「パン」という動きをする時があります。ファインダーの中の見た目で合っているつもりでも、完全に水平が取れていないと「パン」してみるとズレしてしまったということになりがちです。
ということで、ビデオカメラ用としては水準器が付いている三脚が必要になります。

高くも低くもできること
高くしたEX-440
EV-440は最も高くした状態で153cm。その上にカメラを取り付けますから、私の目の高さよりも少し高くできます。
低くしたEX-440
持ち運ぶためにはコンパクトなほうがいいです。Velbon EV-440は4段式の足を短くすると47cmにまで縮まります。これはかなり小さいです。

高くも低くもできるという点では、EV-440がF631よりも少しずつ良いです。

カメラを簡単に外せたり取り付けたりできること
クイックシュー丸付き460.jpg
ビデオカメラの場合、三脚からすぐに取り外して手持ちで撮影したくなったり、手持ちで撮影していて、急に三脚が必要になったりすることがあります。
その場合、いちいちネジを締めたり緩めたりして三脚を取り外していると、その間にいい映像を撮り逃してしまうことがあります。

上記の2つの三脚は「クイックシュー」というのが付いていて、すぐに三脚を付けたり外したりできます。
ただし、EX-440はコインを使ってネジをしめてクイックシューを取り付けなければなりません。F631は蝶ネジで取り付けられますから、この点ではF631のほうが便利だと思います。
http://www.slik.co.jp/f-series_sho.jpg

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前述のように、きちんとした作品を作りたい場合や仕事として小型のビデオカメラを使う際には、上記の三脚ではまだ不十分です。

特に、カメラを「パン」する際には、油圧式(オイルヘッド)の三脚のほうが、安定した動きにできます。

実際に使うカメラを取り付けてみて、バランスの良さや安定性などを試して三脚を決めるのがベストでしょう。

「とりあえず」という初心者の方には、上記の三脚がおすすめです。
 
posted by あつこば at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする