2014年02月23日

辺野古(へのこ)に関する文章の目次です。

【2007年12月2日作成、2014年2月23日 改訂】

沖縄の辺野古(へのこ)での、米軍基地の建設計画についてです。
テレビや新聞などでは「普天間移設」という呼び方をすることが多いですが、ここでは「辺野古」という呼び方をしています。

基地はいらない、どこにも

このブログでは辺野古での基地建設について何度も書いていますが、新しい文章が上に出てくるブログという形式の特性上、辺野古について知りたい人にとってはどこから読めばいいのかわかりずらくなってしまいがちです。

そこで、これらを順に読んでいただければいいのではないかというオススメの文章を並べてみます。

●人々が政治に裏切られ続けてきた辺野古での米軍基地計画の歴史
http://atsukoba.seesaa.net/article/383944164.html
2014年の末に、沖縄の仲井真知事が辺野古での米軍基地建設のための埋め立てを承認してしまいました。その状況もふまえて、辺野古について簡単にまとめています。

●仲井真知事、埋め立て承認の裏側
http://atsukoba.seesaa.net/article/383940965.html
仲井真知事が辺野古での埋め立てを承認した裏側を探ってみました。

●辺野古での新基地建設計画は、なぜいけないのか?
http://atsukoba.seesaa.net/article/39912507.html
○「普天間代替施設」という まやかし
○巨額の税金を無駄にする
○一大出撃拠点が作られる
○壊滅的な環境被害
という大きく4つの問題点に分け、簡単に説明しています。

●キャンプシュワブ沿岸案は、もともとダメな案
http://atsukoba.seesaa.net/article/40060271.html
現在の辺野古での計画は、もともと実現不可能なダメな案であること、
反対派に阻止されないようにダメな案を押しつけたことを説明します。

●「普天間代替施設」って、なあに?
http://atsukoba.seesaa.net/article/67855417.html
「普天間代替施設」という呼び方の問題について。
加えて、普天間基地の3つの機能。そして普天間基地には無い機能も辺野古の新基地計画には盛り込まれていることを書いています。

●辺野古への具体的な行き方
http://atsukoba.seesaa.net/article/40745740.html
ぜひ、辺野古に訪れてください。
辺野古への具体的な行き方を説明しています。

●辺野古ってどこにあるの?
http://atsukoba.seesaa.net/article/45133566.html
沖縄(本)島の中で、そして名護市の中での辺野古の具体的な位置とその意味。
辺野古での基地建設計画のきっかけとなった事件についても説明しています。

●反故にされた市民投票
http://atsukoba.seesaa.net/article/40515325.html
1997年に行なわれた名護市での市民投票について説明します。

●辺野古で反対をすると普天間基地が返らない?
http://atsukoba.seesaa.net/article/42880774.html
辺野古で反対をしているから、いつまでたっても普天間基地が返還されないのではないか、という人がいますが、その疑問に答えます。

●沖縄の海兵隊の抑止力とは?
http://atsukoba.seesaa.net/article/148922510.html
抑止力のために沖縄に海兵隊が必要という考え方があります。
そこで「抑止力」という言葉と、沖縄の海兵隊に抑止力があるのかどうかについて考えました。

●米兵犯罪が起きると米軍基地は強化される?
http://atsukoba.seesaa.net/article/89253461.html
辺野古での基地建設計画の発端となった事件との関連についてです。

●辺野古での非暴力の誓いは、なぜ生まれたのか?
http://atsukoba.seesaa.net/article/40829158.html
防衛施設局(当時)の騙し討ちと、反省によって生まれた「非暴力」について声明します。

●「V字形滑走路なら住宅地の上を飛ばない」という説明はウソ!
http://atsukoba.seesaa.net/article/57668926.html
額賀長官(当時)が「思いついた」とされるV字型滑走路。アメリカの資料で明らかになった事実を説明します。

●「ジュゴン裁判」米連邦地裁で勝訴!!
http://atsukoba.seesaa.net/article/80725458.html
アメリカの国防総省を訴えていた「ジュゴン裁判」についてです。

これら以外にも、辺野古について書いた文章はたくさんあります。

こちらをクリックしていただくと、このブログで辺野古について触れたすべての文章が出てきます。
 


posted by あつこば at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

大学での『基地はいらない、どこにも』上映とディスカッション

正月明けの1月6日、東京の三鷹市にある国際基督教大学の授業で『基地はいらない、どこにも』を上映していただきました。


http://www.ndn-news.co.jp/shop/pickup/kichidoko.html

実は『基地はいらない、どこにも』ができあがったばかりの頃に上映会を最初に企画してくださったのは、この大学の学生さんです。
しばらくぶりにうかがいましたが、緑が豊かでいい環境でした。留学生の方も多く、今の大学は国際化が進んでいるんだなあと感じました。

上映後に話をさせていただきましたが、せっかく学生さんが集まっているので「講演」にするよりも、みなさんで一緒にディスカッションしてもらおうと思い、丸くなってもらって、私が学生さんに質問したり、それに対してほかの人に意見を言ってもらったりしました。

最初は皆さん遠慮がちな感じがしましたが、話を聞いてみると、一人一人が基地の問題や戦争と平和の問題について、真剣に考えてくれているのがわかりました。

終了後、私に話しかけてくれた学生さんは「私は今まで沖縄の米軍基地がグアムに移転するのならばいいと思っていましたけど、それは違うということがわかりました」と伝えてくれました。

chamorro.jpg


皆さんが書いてくださったレポートのなかから、いくつかの言葉を紹介させていただきます。

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「さまざまな事をかんがえさせられた」

「私も神奈川出身だけど神奈川の米軍基地の被害を受けている人たちの"痛み"を共有できていなかった」

「根本的な解決策は存在しないのでは?」

「この問題を非暴力的に解決する方法は必ずあるように感じた」

「私には基地で職を得ている友人・知人がたくさんいるので、どのような方法・ステップで基地を減らしていくのかも大きな問題だと思いました」

「候補地の選び方や助成金、かかえる問題点、対立する人々……、本当に原発の問題とよく似ているなと思いました。」

「賛成側の人が必ずしも心から賛成しているわけではなく、あきらめからそちらに回っている場合もあるという話が、印象に残りました」

「米軍基地が『本土』と『沖縄』、『沖縄』と『へのこ』という差別問題であることや、環境問題であることを理解した」

「もっともリアリティを感じたのは『争うことに沖縄の人々は疲れている』というお話だった」

「日本の基地から飛んでいった軍隊が人を殺していることも、はじめてはっきりと意識しました」

「日頃、基地と身近に暮らしてきたものの、その基地は戦争の拠点となるものであることを考えずに暮らしていたことに気づかせていただきました」

「基地を置くということは、人を殺す手助けをしているという認識をしていませんでした。私たちが思考停止の状態になることが、いちばん良くないことだと思います。」

「暴力に頼らなければいけない世界の仕組みを変えようと努力する必要があります」

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一人ひとりが、自分で考え、他の人と話してまた考えることの大切さもあらためて感じました。

参加してくれた学生さんたちに感謝します。
 
posted by あつこば at 17:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

いま、お買い得なビデオカメラは? CX430V

家庭用のビデオカメラはどれを買ったらいいのか、たまに相談してくださる方がいますので、今回は簡単に書いておきましょう。

いま、ビデオカメラを買うのならば、ズバリ、去年(2013年)、発売したソニーのCX430Vがいちばんお買い得でしょう。

CX430V
■ソニー、HDR-CX430V
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX430V/

家庭用ビデオカメラは、毎年、1月の頭にソニーやパナソニックが新製品を発表します。これは、家庭用のビデオカメラが最も売れそうな入学式の前で、しかも年初というタイミングに合わせているためだと思われます。
それにしても毎年、新製品を出すほど、ビデオカメラが進化しているのかというと、そうでもありません。

では、なぜ毎年新製品を出すのかというと、発売した製品は家電量販店やネットショップの価格競争でどんどん値段が下がってしまうからです。
そこでメーカーとしては、値段の下がった製品は販売終了にして、新製品を出すことで利益確保しようとしているようです。
今年の新製品を調べてみても、去年の製品に比べて特に優れているところはありません。メーカーとしてはプロジェクターとしても使える機能を付けたり、スマホに対応した機能を付けたり、付加価値を付けて高く売ろうとしていますが、ビデオカメラの本質的な性能という点では、むしろ今年の新製品は去年の製品に劣っています。

具体的には、ソニーのCX430Vに変わる今年の新製品はCX535と思われますが、映像を撮影するセンサーのサイズが小さくなっています。画質的には旧製品のほうが良さそうです。

CX430Vは、発売以来、販売されている値段が下がってきていて、昨年10月末ごろが最も安くなり、今年の新製品が発表されてからは値段が上がり始めています。
去年(2013年)、発売した製品では、CX430Vの上のクラスのCX630Vも値段が下がっていますので買い時です。

■ソニー、HDR-CX630V
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX630V/

CX430VとCX630Vでは、CX630Vのほうが画質は良さそうですが、ズームの倍率はCX430Vのほうが、よりアップにできます。
私は野鳥を撮るためにCX430Vを購入しましたが、かなりいいです。(とはいえ、倍率は低くても業務用のカメラのほうがやはり画質はいいので、業務用のキャノンXA20をメインにしていますが。)

ズームの機能は、どれぐらいアップにできるかもポイントですが、部屋の中で撮るときなどは、どれぐらい幅広くとれるかが、もっと重要になります。
ソニーは去年も今年も多くの機種が35mm換算で26.8mmと、かなり幅広く撮れますが、パナソニックの場合はソニーよりも少し狭くなっています。

他のメーカーでは、ビクターは小型の製品が安売りされていることが多いです。今年の新製品ではGZ-N1というのが、びっくりするぐらい小さいです。
http://www3.jvckenwood.com/dvmain/

キャノンは、低価格の機種と値段が高めの機種の2種類しか出していなくて、そろそろ家庭用ビデオカメラから撤退してしまうのかなという状況です。
http://cweb.canon.jp/ivis/
(ただし、業務用の小型ビデオカメラとしては、現在はキャノンのXA20が最強と言えます。)

ソニーとパナソニックの対決という点でみると、去年はソニーは家庭用の高級機種はプロジェクター機能という付加価値を重視していましたが、パナソニックは画質の良いカメラを出してきてソニーよりも評判が良かったようです。

今年は、パナソニックが2画面をワイプ(合成)できるという付加価値を出してきましたが、ソニーは新しい「4K」という高画質規格のカメラ、AX100を出すのと一緒に、同じセンサーを使ったハイビジョン規格のカメラ、CX900を出します。

■パナソニックのビデオカメラ、ラインナップ
http://panasonic.jp/dvc/

■ソニーのプレスリリース「4K」のカメラ、FDR-AX100
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201401/14-0115/

■ソニーのビデオカメラ、ラインナップ
(CX900は3月14日発売なので、ここにはまだ未掲載)
http://www.sony.jp/handycam/

新しいのものが欲しい方は最新の機種を購入されるのもいいと思いますが、安くて良いカメラが欲しい方は、CX430V、またはCX630Vがおすすめです。

CX430VやCX630Vは、量販店などではすでに店頭から無くなっています。ネットでは販売されていますし、量販店でもアウトレットの店舗で店頭展示品が安く売られていることがあります。お店によっては旧製品を売っているところもあるかもしれません。
 
posted by あつこば at 17:10| Comment(1) | TrackBack(1) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする