2016年08月16日

【天皇メッセージ】「皇室典範」は「象徴天皇」は、どうする?

今月8日に宮内庁が「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」を発表しました。

特定の身分の人にだけ「陛下」という特殊な敬称を付けるのは平等ではないと思いますので、ここでは役割としては「天皇」、現在天皇である人物については「平成天皇」と書く事にします。
「大正天皇」や「昭和天皇」などという呼び方はその人物が死んでから使うものだと主張している人たちもいるようですが、ここではわかりやすくするために「平成天皇」または「今の天皇」と書きます。

人によっては「明仁」と呼び捨てで呼ぶ人もいます。そう呼ぶべきだとする意見もわからなくはありません。私自身は、「天皇制」という制度には問題があるものの、今の天皇はなかなかの人格者で、もの凄く考えて努力しているんじゃないかと思っていますので、親しみを込めて「明仁さん」と書いてもいいと思いますけど、まあ知り合いでもないですしね。

そして今回の「おことば」は、英語でのタイトルが「Message from His Majesty The Emperor」となっていますので、「天皇メッセージ」または「メッセージ」と表記する事にします。

天皇メッセージは、以下で動画と文章が公開されています。
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

20160808天皇メッセージより

■高齢になったら引退できるように「皇室典範(てんばん)」を改訂したほうがいい

このメッセージの中で平成天皇が主に訴えたかった事は、天皇が年老いて体が動かなくなっても死ぬまで天皇を続けるのではなく、健在なうちに次の天皇に引き継ぐ、いわゆる「生前退位」を認めてほしいという内容だと理解できます。そして今の天皇は、昭和天皇が死んだ時のような大騒ぎで、今後、国民や天皇家に影響が及ぶ事も心配しています。

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posted by あつこば at 16:41| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする