2009年01月01日

ガザ地区への人道支援も阻止されている!

今年もよろしくお願いします。

イスラエルが「悪」で、パレスチナが「正義」(あるいはその逆)だと、単純化して決めつけてしまうのはマズイので、できるだけ客観的に報道をチェックしようと思っています。

以下はNHKのニュースからの情報です。

30日には人道支援物資を積んだ国際NGOの船がイスラエルの海軍に阻止されました。
以下の報道では、パレスチナ側で亡くなった人は348人で少なくとも62人は民間人。一方ハマスによるロケット弾攻撃によりイスラエル側で亡くなった人は4人とされています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013307801000.html

国連が発電用の燃料をガザ地区に運び込もうとしてイスラエルに拒否され、31日には主要な発電施設が停止してしまったそうです。イスラエルの空爆によってケガをした人の治療が出来なくなると懸念されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013319091000.html

31日、イスラエルは、人道支援のために2日間の停戦をしてはどうかというフランスからの提案を拒否しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013316611000.html

国連の安全保障理事会にアラブ諸国が提出した決議案は、アメリカによって反対されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013320061000.html

客観的に見て、いくらなんでもイスラエルのやっていることは酷すぎるのではないでしょうか?
posted by あつこば at 17:48| Comment(7) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先に停戦を破ったのはハマスの方とイスラエルの主張がそのままニュースに載っていますが、実際に「停戦中」に殺害を行ってきたのはイスラエルです。これは今回だけではなく毎度のようなことですが。

それに対して実際に一人にも当たらなかったガザからのロケット弾を口実に行われた今回の空爆を停戦以前から欺き計画していたとイスラエルの新聞でも紹介されています。

「停戦」の事例だけをとってみても、イスラエルが破ったのは明白です。

6人のパレスチナ人を11月5日に襲撃して殺しています。停戦期間中は計22人の人殺し(西岸を含むと49人。なお7人の子供を含みます)。

 http://www.maannews.net/en/index.php?opr=ShowDetails&ID=33024
 http://www.pchrgaza.org/files/PressR/English/2008/102-2008.html
 http://www.palestine-info.co.uk/en/default.aspx?xyz=U6Qq7k%2bcOd87MDI46m9rUxJEpMO%2bi1s79jrX1yPM16yJXBBxy0JIrjneE9kyV1%2fNAzB8jFiWU9ID377o6iA4TxQO%2bDfp3Br0l%2bZYmtbLLMofRIGiPZOVRJLENvbs7FgFULdgrJ1azLg%3d
Posted by ぴよちゃん at 2009年01月02日 01:33
次の内容は非常にわかりやすく、的確に説明されていると私は思いました。


日本語で読む中東メディアというサイトのもので、現地のメディア情報を日本語に翻訳している東京外語大学のサイトです。
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20090101_035614.html

**************************以下引用部分です****************

■今週の談話:虐殺―政治と狼藉のあいだ

2008年12月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ムルシー・アタッラー本紙社主】

 先週土曜日からイスラエルがガザ地区に対して行っていることを、もしもアラブ諸国やイスラーム諸国が行ったとしたら、アメリカは黙っているだろうか。国際社会は口を閉ざしているだろうか。世界のメディアは傍観者の立場をとるだろうか。そう、私たちが今まさに偽善と偏見、そして良心の欠如を目の当たりにしているように。

 私たちが生きているのは何という時代だろう。私たちが属しているのは何という世界であろうか。これが信頼できる原則を備えた法体系なのか。市民や民間の施設に対する恐ろしい過剰な武力の行使を目の当たりにしている今、自問せずにはいられない。これは占領した国家とその支配下におかれた市民との関係を定めたジュネーヴ条約に、明確に違反している。

 イスラエルの言い分に世界が耳を貸すこの時代とは、いったい何なのだろう。重武装したこのヘブライ国家が数発の地元製のロケット弾の発射という危機にさらされていると主張している。〔ロケット攻撃は〕占領に対する正当な抵抗権の名の下に行われており、またそれはイスラエルがのらりくらりして和平努力に真剣に応じようとせず、パレスチナ人に正当な権利を回復させようとしないでいることに対する苛立ちの表明なのだというのに。

 イスラエルのこの厚かましさは、アメリカ合衆国がイスラエルを保護してくれるという意識や、いかなる妨害も受けずに居続けられるという安心感がなければ、これ程までにはならなかっただろう。イスラエルは国連安全保障理事会でアメリカが提供してくれる政治的支援や、地域におけるイスラエルの優位とその継続を保証してくれる資金や最新の軍事物資や軍事技術に寄りかかっているのだ。

 一方的なゲームをしているかのように感じる空気の中で、イスラエルの指導部や軍高官たちは、思い上がったサッカー・コーチに似てきている。試合が始まる前から自身の戦術能力を自慢し勝利は確実だと言うような輩である。

 もし、こうした不公平が際限なく続くと見なしているならば、イスラエルは大きな過ちを犯している。物事は必ず変化するのだから。

 権利は決して失われないということを示すあまたの章で歴史は満ちている。我々は権利の所有者であり、歴史の所有者である。私たちは「正当な要求に支えられた権利は失われない」との言葉が真実であると信じている。

 ガザは膝を屈しない。イスラエルがどれだけ死と破壊の爆弾を投げつけようが、パレスチナ人たちが降伏することはない。むしろ火に油を注ぐもの者達の指が焼かれるであろう。彼らこそは、憎しみや復讐心、人種主義や高慢さの火花に育まれた力の幻想に囚われた者たちだ。

 この虐殺に道を拓いたすべての人々に言いたい〔訳注:ここでは暗にエジプトの対応を強く批判しているヒズブッラーのことをあげつらっている〕。政治的な活動と狼藉者の所業との間には雲泥の差がある。政治とは技巧であり、外交であり、知識であり英知なのだ。それに対し、狼藉者のやる事といえば扇動であり、こけ脅しであり、辛辣な言葉、生半可な理解、そして武器の使用にほかならない!

 歴史のページをめくり返して、エジプトは誰にもその行動を縛ることのできない国であり、エジプトの根本的な命題とは意思と決定の独立性であったということを、彼らは全員知るべきである。エジプトは責任上、その代価がいかに高くつこうとも、こうした戯言〔訳注:イスラエルのガザ攻撃についてエジプトの対応を強く批判したヒズブッラーのナスルッラー書記長の日曜日の演説のことを意図していると思われる〕や幻想を放置するわけにはいかないのだ。

この記事の原文はこちら
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/081231ahram_hs.mht

(翻訳者:鈴木啓之)
(記事ID:15459)

Posted by ぴよちゃん at 2009年01月02日 01:35
ぴよちゃんさん、情報ありがとうございます。参考になりました。

ハマスの「ロケット攻撃」をどう捉えるかはなかなか難しいですね。

さまざまな視点からの情報をもとに冷静に考えたいと思っています。
Posted by あつこば at 2009年01月02日 07:28
これが国際社会の現実なんでしょうね
軍事力の無い国は、軍事力のある国に屈服せざるを得ないという現実
中国がチベットで行っているように・・・
Posted by debi at 2009年01月02日 08:03
一応だけど、ハマスには致命的なことが一つある。いすえらるはパレスチナ国家の建設を一応、心の中で何を思っているかはわからんが一応承認している。

ハマスは「イスラエルの『生存権』」すら認めないって立場。早い話は「イスラエル人はみなごろし」って公式に発言しちゃうような団体。

生存権すらみとめないといってるよーじゃ話し合いの拒否にしかならない。

イスラエルは基本的に1発殴られたら1000発殴り返す国家だからやりすぎはやりすぎなんだが、生存権は認めないと公言している組織が、ロケット攻撃してきて死者がでている以上、傍観はできない。

イスラエルを一応承認していたファタハが主導権を握っていた時は、和平ムードもあったように、ハマスがせめて「生存権」を認めないと話し合いすらできんだろーさ。

それとチベットはテロはしてないからね。中国にロケット弾うちこむよーな馬鹿はしてない。中国のほうがよっぽど酷いとは思うけどね。
Posted by とおりすがーり at 2009年01月15日 00:40
とおりすがーり さん

> ハマスは「イスラエルの『生存権』」すら認めないって立場。
> 早い話は「イスラエル人はみなごろし」って公式に発言しちゃうような団体。

たまにそのような説を聞くのですが、出典はどこでしょうか?
以下のような指摘もあります。
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/gaza081231.html
↓ここから引用
--------------
率先して破壊を行ってきたのはイスラエル自身であり、現在も、ハマスとガザの人々を完全抹殺しようとしている。イランのアフマディーネジャードは故アヤトーラ・ホメイニの発言を引用して、「エルサレムを占領している現在のイスラエル政府は歴史から消え去らねばならない」と述べた。国連の分割案のもとでエルサレムはベツレヘムとともに「国際都市」と指定されたことを考えると、妥当なコメントである。
--------------
イスラエルのプロパガンダはこのイランの発言を「イスラエルは地図から抹消されなくてはならない」とねじ曲げた。一方、シオニストの情報源やイスラエル諸政党のマニフェストは以前から、イスラエルはパレスチナを地図から抹消する計画であることを明らかにしており、イスラエルの行動と嘘はすべてその目標に向かっている。
--------------
↑引用ここまで

私はハマスが全面的に正しいとは思っていません。以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/112468694.html
Posted by あつこば at 2009年01月18日 11:52
http://www.afpbb.com/article/politics/2381372/2855196

遅いレスですけど。「イスラエルの生存権を認めない」っていうのはハマス自身がスローガンにしていることで、幹部は何度も何度も言っていることです。

そんなレベルでパレスチナ問題を語るあつこばさんの無知さは驚きます。

ちゅーかなんでイランの発言を引用するのかさっぱりわからないんですが。
ハマスはイラン政府じゃないです。

正直、ハマスがイスラエルの生存権を認めないってのは常識です。何度も何度も彼ら自身が上であげたように発言しています。
Posted by at 2009年03月26日 20:58
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