2010年04月11日

徳之島とは?

普天間基地の「移設先」として、政府は鹿児島県の徳之島を軸に考えていると報道されています。

今回は徳之島とはどんなところなのか、「移設」候補地にされて現状はどうなっているのかを中心に考えたいと思います。

これが徳之島の位置を示した画像です(転載歓迎)。
徳之島の画像
(画像をクリックすると拡大します)

行政の区分で言えば鹿児島県ですが、位置関係としてはほとんど沖縄です。もともとは「琉球弧」という近所の島々だったのに、沖縄(琉球)が薩摩に侵略された時に奄美諸島と沖縄の間に線が引かれてしまいました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/130673196.html

鳩山首相は「最低でも県外」と言ってしまった手前があり、かつ、米軍が「沖縄じゃなきゃダメだ」と言い張るので、極めて沖縄に近い徳之島ならなんとかなるのではないかと「模索」したのでしょう。

種子島のとなりにある馬毛島(まげしま)が「移設」候補地として取り沙汰されたこともありましたが、結果的に沖縄に近い徳之島になったあたりに、アメリカに対する「配慮」を感じます。

しかし、そこまでして米軍に対して「配慮」する必要があるのでしょうか?

そもそも普天間基地は日本の防衛には関係ありませんので、どこにも「移設」などしないで閉鎖・返還すれば良いのです。
http://atsukoba.seesaa.net/article/132325055.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/126373072.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/137472130.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/43564904.html

マスコミの多くはこういった視点ではなかなか報道しません。

さて、徳之島がどんな島なのかというと……、

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100306-OYT1T00268.htm
↓ここから引用
--------------
徳之島、伊仙、天城の3町から成り、人口約2万3500人。サトウキビ栽培や闘牛が盛んで、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなど希少な動植物の宝庫として知られる。
--------------
↑引用ここまで

3月28日には反対の集会が開かれて、主催者発表で4200人が集まりました。

(4月6日 沖縄タイムス より)
↓ここから引用
--------------
ある島民は核燃料再処理工場の建設計画を阻止した1970年代の住民運動に重ね、「基地が来たら、命がけで止めるしかない」と息巻いた。
--中略--------
「子どもたちを騒音の中に、犯罪の中に、不安の中にさらすことはできない」。母親代表で意見表明した徳之島町の保育士、磯川真理枝さん(39)が訴えると、ひときわ大きな拍手が起きた。
--------------
磯川さんは昨年12月、町が主催した島民劇「北緯二十九度線」に出演した。劇で描かれたのは、奄美群島が53年に日本復帰するまでの8年間の島の暮らし。米軍施政下で本土との物流が途絶え衣食住に事欠きながらも、明るくたくましく島を守る先人の姿に接した。
--中略--------
忍び寄る基地の影、手探りの反対運動。わが身にふりかかって気づいたことがある。「これまで基地問題はどこか人ごとだった。騒音や事件・事故の負担をずっと抱えてきた沖縄の人を思うと、その痛みに心を寄せていなかった自分が恥ずかしい」
--------------
↑引用ここまで

私は2007年に『基地はいらない、どこにも』というDVDを創った際、やはり米軍再編で基地強化されようとしていた鹿児島県鹿屋での反対集会での女子高生の以下の発言を収録しました。(『基地はいらない、どこにも』 http://kichidoko.exblog.jp/
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「みんなが(持っているプラカードに)『米軍は鹿屋にいらない』って書いてあるのを見て、それを言う事はもちろん大切なんですけど……、私達の街なので。でも、だからって沖縄に押しつけるんではなくて海外に移転するとか、考えてほしいと思いました、鹿屋の人達に。」
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今回、普天間基地の「移設」をめぐって、同じようなことを思う人達が出てきています。
米軍基地は、自分たちの街だけではなく、どこにもいらないのです。

徳之島では、4月18日にも島ぐるみの反対集会が行なわれるそうです。

posted by あつこば at 17:18| Comment(10) | TrackBack(2) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
在沖海兵隊が日本の防衛に何ら貢献しない、という、あつこばの主張する仮説は根拠が皆無で、既に否定されているのでは?
Posted by ??? at 2010年04月11日 22:05
 上記コメントは、このエントリーにコピペ落書きをしたのと同一人物と見た。


http://atsukoba.seesaa.net/article/132713980.html
Posted by f at 2010年04月11日 23:13
今 世間で普天間問題が 話題の中心になっています。

なかなか移転先を定められないでいる 鳩山政権に アメリカは苛立ちを隠さないでいます。

私たち国民は、 敗戦後のサンフランシスコでの講和条約や ベルリンでのポツダム宣言、 安全保障条約の内容を知りません(知らされていません)。

日本にこれだけの アメリカの基地があるということは 日本が完全に自主権を持っている国とは思えません。

全日本領土の上空権でさえ、 JALや ANAが飛行するその上はアメリカが 押さえているうちは 日本はアメリカの属国と言われても仕方ないのではないでしょうか。

基地などないのが 一番いいのかも知れませんが、 条約の内容を知らない私たち国民は 毎年 何兆円も払って(税金から)、 日本の領土をアメリカに守って貰っています。

又、 アメリカが起こす 外国での武力行使に 日本は何兆円もの お金を出して アメリカを援助している始末。

普天間の基地ができた頃には、 基地の周りには、 人も今のように住んでなく、 学校もなかったと聞いています。

基地を移転するのに、 ミニマム8兆円のお金がかかり、 移転先の候補にあげられた市長たちや 「住民」 は反対を絶叫しています。

移転先の 美しい海や自然を破壊から守り、 住民に怒りや悲しみをもたらすより、 もう普天間にはすでに基地があるのですから、 更に又何兆円もかけて移転するより、 そのままにして、 普天間の周りの 危険にさらされたり 騒音に悩まされたりしている住民たち、 この方たちが 転居するというアイデアはいかがでしょうか。

素敵な都市造りできる場所を探し、 病院も学校も銀行も公園もスーパー等全て完備し、 皆さんの住居も 各自所有の大きさに合わせ、 国家が提供し、新しい夢の都市を造る方が 数千億の出費ですむのではないでしょうか。

そうすることで、 沖縄に人口の新しい都市ができることは 素晴らしいことだと思います。

どう思われますか?


Posted by 小山田宗一 at 2010年04月24日 01:19
あつこばさま、初めまして。辺野古浜通信からの紹介で閲覧しました。少し気になったので、コメント欄をお借りします。

小山田さんは、デヴィ夫人と同一人物なのかな。違うなら、アメーバからの切り貼りは辞めて、自分の活字で考えを書いた方がいい。

デヴィがいくらブログに書いても、自分は金も出さないのに、宜野湾の市民が島外に強制転居させられる道理などありません。人の繋がりや歴史、沖縄の文化を分断する悪行です。

普天間は公共ダムではありません。人造の侵略基地です。人殺しが居座って、善良な市民が強制転居させられる前例などを作ったら、それこそ沖縄の市民はいずれ島外に転居せざるを得なくなる道筋を安保解釈に与えることになります。沖縄全体が、不沈基地にされる。

三宅島の火山噴火やイスラエルのパレスチナへの入植でもあるまいし、こんな人道危機がこの国で実行されたら、それこそ売国促進のモデルケースにされる。

日本の自主立国のために犠牲になって戦い続けてくれているのは、アメリカ軍ではなく、沖縄を代表する基地周辺に住む全国の市民の方々です。ある意味、この方々が、アメリカの浸食から日本の最前線を守ってくれている。この問題を通し、小山田さん自身の基地市民観への再考を願います。
Posted by トリニティー at 2010年04月24日 11:02
普天間基地の成り立ちについては以下に書いています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/126373072.html

Posted by あつこば at 2010年04月24日 11:06
あつこばさん、こんにちは。

 徳之島については地元の空港を保有する業者と小沢一郎氏との癒着の話も聞いています。結局ここに行き着くみたいでいやですね。

小山田宗一さん、はじめまして。

 ご提案の内容、良いと思います。

 しかしそもそもどうして普天間基地が危険な状態になったのかという経緯について、ほとんど触れられていないので少し説明させてください。

 米兵相手の風俗や飲食店のニーズもあるにはありますが、それよりも基地があると、その地域に対して日本政府が各種の助成するという政策が打たれているのです。それに縋って、貧しい人々が基地の回りに集まってきます。

 そうして、基地がある場所には、必ず危険や騒音問題が発生するという循環があるのです。
Posted by Jitoh at 2010年04月24日 11:08
日本が本当に独立主権国家であるならば、必要の無い普天間基地を閉鎖するなどたいした問題にならないはずなんです。
そもそも必要ないなら住民を転居させるなど日本側がアメリカ側に配慮することなんて必要ないはず。
抑止力とは何であり何に対してのものなのか、議論も検討もせずに海兵隊が抑止力であるという前提で事が進む今のこの異常な現状が日本がアメリカの属国でしかないなによりの証拠。こんなアメリカの洲の1つと呼べる状態で国連の常任理事国入りを目指すなんて夢のまた夢です。
Posted by ふらんく at 2010年04月25日 00:57
「超左翼おじさんの挑戦」に、23日の伊波宜野湾市長の講演が取り上げられていますね。
 その講演はわたしも聞きに行きました。沖縄は海兵隊にとって都合のいい場所ではない。海兵隊の殆どはグアムに移動して、普天間基地もその代替施設も必要としていない。米軍資料を読んでも海兵隊の必要性に関して、「沖縄」は出てこない。日本の「
財政援助」は出てくる。

アメリカが沖縄など日本に海兵隊基地を置くことに魅力を感じないのは、複数の国の軍隊と合同演習するときに、日本ではできないからだそうです。韓国やオーストラリアやフィリピンの軍隊が日本の国土にくるのは、安保条約上もできないらしい。日本国民も認めないだろうと米海兵隊幹部は言っているそうです。

日常的に多国籍で訓練できる場所で、周辺に基地被害が少なく、有事に多方面に(太平洋全域)展開できる場所として、グアムの価値が高いようです。

http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-421.html

http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-422.html
Posted by JCJ神奈川支部ブログ at 2010年04月25日 09:19
鳩山のバカも、足りない脳味噌なりにようやく在沖海兵隊が抑止力であることを理解し、「遅すぎる」と集中砲火を浴びています。

ワタシ、もう毎日TV報道観ながら、腹を抱えて大笑いです。
ギャハハハハ!!!
ギャハハハハ!!!
ギャハハハハ!!!


・・・ところで、どっかの自称映像ディレクターもといサヨク活動家って、やっぱり在沖海兵隊が抑止力だって理解できないのでしょうか?

てことは、鳩山=バカ>>>>>あ○こば??
Posted by あつこぼ at 2010年05月05日 10:48
だいたい在日米軍がいなかったらA級戦犯が首相になった日本は、もう一度ファシズム国家に逆戻りし、戦前のように民主主義を敵視し、左翼など復活治安維持法を使って全員、監獄送りに下に違いない。サヨクは命の恩人のアメリカとその民主主義に感謝して、アメリカに協力するのが当然だ。恩知らずにも反米になるのは間違っている。誰がファシズム国家、悪の枢軸国、大日本帝国から日本人を解放したのか。みんなアメリカ民主主義の成果だ。現在も、アメリカは領土的野心を持って軍事行動はしていない。日本国民の敵はアジアの専制国家と戦前体制を容認する日本の軍国主義者だ。アメリカ軍はその敵に対処する友軍だ。
Posted by 左翼撲減 at 2010年05月05日 23:34
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