2010年07月03日

『ヒロシマ・ピョンヤン』劇場公開はじまる!

本日より東京・ポレポレ東中野で、ドキュメンタリー映画『ヒロシマ・ピョンヤン』の劇場公開が始まりました。

『ヒロシマ・ピョンヤン』は、広島で被爆し帰還事業で北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に帰った娘と、広島に住み続ける母のドキュメンタリーです。

『ヒロシマ・ピョンヤン』より 『ヒロシマ・ピョンヤン』より

私は『フツーの仕事がしたい』の土屋トカチ君と一緒に、この作品の編集のお手伝いをしました。監督の伊藤孝司さんとは、『アリラン峠を越えて』『銀のスッカラ』といった作品やテレビの報道番組での特集などで何度も仕事をさせていただいています。

伊藤さんは、日本軍の性奴隷にされた人がいるアジア各国を取材し続けていて北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にだけは行っていないことに気が付き、取材をするようになったそうです。
その姿勢には、私たち日本人がしっかりと捉えなければならない、アジアの人たちに対する加害責任に対する自覚があります。

沖縄の辺野古で座り込みをしている人たちも、「自分たちが基地建設を認めてしまったらイラクなど海外に戦争に行く米軍に荷担することになる」という気持ちで基地建設を止めてきました。
辺野古に基地ができてしまったら、周辺の国にとってはたいへんな「脅威」になります。
私は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)であれ、中国であれ、軍拡することには反対ですが、辺野古に基地ができると他の国で軍拡したいと思っている人たちに口実を与えることになります。

『ヒロシマ・ピョンヤン』より 『ヒロシマ・ピョンヤン』より

伊藤さんは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)での困難な取材を、ねばり強く丹念に続けてきました。
アジア太平洋戦争で日本による被害を受けた方を取材していますので、取材相手はご高齢の方も多いです。伊藤さんは、相手の方に会った際にお体の具体を聞くことから始めます。そして、自分が聞きたいこととは違う話が始まってしまい、それが延々と続いた際にもずっと相手の方の話を聞き続けます。
その真摯な取材姿勢は、たいへん勉強になりました。

『ヒロシマ・ピョンヤン』は、ぜひ、多くの方にご覧いただきたい作品です。

『ヒロシマ・ピョンヤン』
http://www.jca.apc.org/~earth/iinkai.html
ポレポレ東中野
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

以下などで紹介されています。
http://www.cinematoday.jp/page/N0024898
http://www.news24.jp/entertainment/news/1612427.html
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201006180324.html
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164247-storytopic-137.html

posted by あつこば at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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