2006年05月03日

憲法「改正」はアメリカの要求

きょうは憲法記念日です。

マスメディアでもいろいろ特集が組まれていると思いますが、いつも気になるのは「憲法改正」という言葉です。
「憲法改悪」と呼べとまではいいませんが、「公正中立」を標榜するのならばせめて「憲法改訂」ぐらいの表現にすればいいのにと思います。

■憲法「改正」はアメリカの要求

有名なところでは、2000年10月11日に出された「アーミテージ・レポート」ですね。
探してみたら以下のページにありました。
http://www.sys-tems.co.jp/nexus/attntion/arm_0010.htm

『日本による集団的自衛の禁止は米日間同盟協力にとって束縛となっている。この禁止を取り払えば、もっと密接で、もっと有効な安保同盟となるであろう。』
と書かれています。

で、そのアーミテージは国務副長官の時代(2004年7月)に、自民党の中川秀直国会対策委員長(当時)に対して、憲法9条は「日米同盟関係の妨げの一つになっている」と発言したんですね。

もっとも、さすがに内政干渉で言いすぎだと思ったのか、その直後、民主党の岡田克也代表(当時)と会談し、憲法9条は「日米関係の阻害要因とならない」と修正しています。

この件に関しては、こちらにありました。
http://agata.ciao.jp/blog/archives/000074.html

もともと上記のアーミテージの発言は、中川秀直国会対策委員長(当時)がアメリカ側にそういう「圧力」をかけて欲しくて引き出したのでは、という気もしますが、いずれにしても、アメリカの政治家達に「憲法9条は邪魔だ」と思っている人が少なくない事は間違いないでしょう。


アメリカの国防総省が4年に一度出している「QDR(4年毎の国防政策見直し)」や、今回の米軍再編の一連の流れを見ていると、アメリカは同盟国に対してさらに負担をさせようとしているのがわかります。

そのためにも「憲法9条」を変えて、集団的自衛権を行使できるようにしたいわけですね。


P.S.
明日から6日まで出かけますので、次の更新は7日になると思います。
posted by あつこば at 11:59| Comment(2) | TrackBack(1) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
2007年のアーミテージ・レポートでも改憲への「要求」がされています。
以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40584867.html
 
Posted by at 2007年05月02日 11:43
憲法と米軍再編との関係について、あらためて書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40697167.html
Posted by あつこば at 2007年05月14日 18:27
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Excerpt: 日本国憲法が1947年に制定されてから今日で丸59年になります。 今夜の団欒は家族みんなで憲法や日本の将来について話し合ってみませんか? ちょっとむずかしいなと思ったら家庭の問題について考えてみまし..
Weblog: 父の日記(少年時代~終戦直後)
Tracked: 2006-05-03 16:18