■自衛隊の役割を強化してアメリカが起こす戦争に参加!?
米軍再編は、米軍基地を再編するだけではなく自衛隊の役割を強化しアメリカが世界で巻き起こす戦争に日本を参加させようというものです。
これは本来、日米安保条約の改定に匹敵するぐらいの内容です。
世論が大きく反対するのを恐れた日米両政府が、安保条約を改定する事なしに閣僚間の「合意文書」という形で誤魔化して実質的な安保改定をしていると言われています。
そして、米軍再編と自衛隊再編(変革)の行き着く先は、改憲です。
米軍再編のいわゆる「中間報告」が発表された前日の2005年10月28日には、自民党の「新憲法草案」が発表されています。
この自民党の改憲案では、戦争を放棄した憲法九条を変えると批判が高まるために憲法九条自体は残していますが、九条二項を変えています。
そこには「国際的に協調して行われる活動」などと書かれていますが、日本政府や自民党が言う「国際的」とは「アメリカ」と同義語と言ってもいいのですから、アメリカが巻き起こす「対テロ戦争」に自衛隊が参加できるようにするのが、自民党の「新憲法草案」なのです。
■人権を守り、戦争をさせないための辺野古での阻止行動
沖縄は長い歴史の中でヤマト(沖縄以外の日本)から差別され、人権を抑圧され、沖縄戦で多くの犠牲者を出しました。
今でも、日本にある米軍基地の75%を押しつけられ、米兵が起こす犯罪や戦闘機が起こす騒音等により、憲法で認められた基本的人権さえも抑圧されています。
そして、日本の憲法では「戦争放棄」がうたわれているにもかかわらず、沖縄の米軍基地はイラクをはじめ海外への出撃拠点にされています。さらに、新たな出撃拠点となる米軍基地が、今、沖縄の辺野古に新しく作られようとしています。
悲惨な沖縄戦を体験した沖縄のおじいやおばあは「二度と戦争はイヤだ」「戦争は絶対にしてはいけない」という思いで、辺野古での座り込みを続けています。
ジュゴンやサンゴをはじめとした環境を守ろう、沖縄の美しい海を守ろう、と思った人達が全国から辺野古に集まって、海上での基地建設を止めるための行動に参加しています。
そして、人殺しのための基地を作らせないという決意を持った人達が体を張って非暴力の阻止行動を続けています。
人それぞれ動機はさまざまです。のべ5万人の人達がさまざまな違いを乗り越えて参加した行動によって、一度は閣議決定までされた辺野古での基地建設計画「辺野古沖案」は、2005年に事実上撤回されました。
しかし、今、辺野古での米軍基地は「キャンプ・シュワブ沿岸案」という、さらに酷い計画となって、再び進められようとしています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40060271.html
那覇防衛施設局は連休明けにも本格的な「事前調査」を始めると言っています。
辺野古で基地建設を止めるための行動に参加する人が足りません。このままでは基地建設が進められてしまうという、たいへん危険な状況になっています。




