この行動は非暴力で行われています。その大きなきっかけになったのが2004年4月19日でした。
■防衛施設局の騙し討ち
那覇防衛施設局は4月19日から辺野古に作業ヤードを設置すると発表しました。
作業を始めるのは早朝の5時半らしいと聞きつけた反対派の人達は、ある人は現場に泊まり込み、ある人は夜明け前から駆けつけていました。
情報通り5時半にやってきた防衛施設局の役人と押し問答の末、午前10時の段階で防衛施設局は「本日の作業は中止する」と宣言して引き上げました。
ところが、それからしばらくして、反対派の人達がいなくなったのを見はからって、防衛施設局は再び作業にやってきたのです。
その時、「命を守る会」にまだ少しだけ残っていた反対派は数は少なかったのですが、「騙された!」という怒りによって、もの凄い勢いで防衛施設局を押し返したのでした。
■反省によって生まれた「非暴力」
その後、反対派の人達は自分たちの行動を振り返ります。
怒りがおさまらずに少なからず手を出してしまった。それによって防衛施設局を追い返す事はできたけど、自分たちは暴力をふるってしまった。
戦争という暴力に反対すると言いながら、自分たちが暴力をふるってしまったら駄目だ。そう考えた人達は、辺野古での基地建設阻止の行動は完全に非暴力を貫こうと話し合ったのです。
「非暴力」の背景には、沖縄のことわざがあったり、世界各地でのさまざまな運動による積み重ねがあります。辺野古での闘いはそれだけではなく、現場で生まれた「非暴力」の誓いがあるのです。
そしてそれ以来、辺野古での非暴力の阻止行動は、今でも毎日、続いています。
明日は海上阻止行動のためのカヌーの練習を行うそうです。
http://henoko.jp/info/2007/05/04_000311.html
辺野古への行き方については、昨日、
http://atsukoba.seesaa.net/article/40745740.html
で書いています。
押し問答も船にしがみつくのも
相手の行動の自由を奪った以上は暴力でしょう。
どちらが、非暴力がわかっとりますか!!
民間いじめてどーする・・・・
局・国に文句行ってくれ、何故、仕事をしている民間ダイバーをいじめるのだ!!
>民間いじめてどーする・・・・
●沖縄人をいじめてどうするって、日本政府に質問してるのです。
>局・国に文句行ってくれ、何故、仕事をしている民間ダイバーをいじめるのだ!!
●局・国は国民たる沖縄人の、軍事基地は作ってくれるな、という文句(注文)を聞いてくれないのです。それで作業に入っている方々に作業をやめるように、お願いをしているのですが、作業ダイバーさんにはそうは聞こえないのでしょうか?
●作業ダイバーさん、一緒に、辺野古のサンゴ礁の海をゆったりと泳いで、ジュゴンに出会うのを期待しましょうよ。可愛いカクレクマノミさんとは確実に遊べますよ。
散々争いになって選挙で決着ついたでしょう。
98年以来ずっと名護市長も移設賛成派が当選してますよ?
私だって海が綺麗であってほしいですが,選挙結果を実力で覆すのはいけないと思いますよ。
> 散々争いになって選挙で決着ついたでしょう。
1997年に名護市民投票で基地建設反対の票が過半数を取っていますよね。
> 98年以来ずっと名護市長も移設賛成派が当選してますよ?
選挙は基地問題だけが争点になるわけではありません。
また、選挙の場合は候補者の一本化や政党や宗教団体、労働組合等の組織動員もありますので、選挙結果だけで判断するのは危険だと思います。
もちろん、「基地反対派」の候補者が選挙で勝ったほうが基地建設を止められるのは事実で、多くの方が努力したにもかかわらず選挙で負けているのも現実です。
ですが、少なくとも「選挙で負けたから文句が言えない」と言って、自らの意見を押し殺す必要は無いと思いますよ。
沖縄の人が基地に対してどう思っているのか、選挙ではなぜ「反対派」が負けるのか、については、機会があればまとめて書きたいと思っています。
現在、続いている、辺野古での業者の暴力事件に関しては、以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/49257776.html