2007年07月24日

辺野古での業者による暴力に関する情報

少し遅くなりましたが、沖縄の辺野古(へのこ)での暴力行為に関する報道をまとめてみました。


以下は、共同通信が配信している記事を東京新聞が掲載したものです。

「普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007072101000423.html
----------------------------------------------------ここから引用----
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設予定先の同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸海域で21日、移設に向けた那覇防衛施設局の環境調査を委託されている業者の作業ダイバーと、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師(44)が海中でもみ合いになるトラブルがあった。

 平良牧師は「海中でボンベのバルブを閉められた。命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と話している。

 平良牧師によると、同日正午すぎ、名護市の辺野古漁港沖約1キロの海底3、4メートルで、委託業者の作業ダイバー3人が、環境調査でジュゴンなどの行動を調べるパッシブ・ソナー(音波探知機)の土台を海底に固定しようとした。平良牧師が作業を阻止しようと土台にしがみつくと、ダイバーは平良牧師を羽交い締めにした。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

沖縄の辺野古では、新しい米軍基地の建設が強行されようとしています。
地元の人や全国から基地建設を止めようと集まった人達が、必死の阻止行動をしています。

那覇防衛施設局から雇われた業者が作業を強行しようとするのに対し、強行しないようにという説得や阻止が行われていますが、現場ではトラブルも起きているようです。

過去に日本政府が閣議決定をしながらも、阻止行動によって計画中止に追い込まれた「辺野古沖案」の際にも、基地建設に反対している人達に対して那覇防衛施設局から雇われた業者が暴力をふるう事件は起きていました。

今年になって、新たな「キャンプシュワブ沿岸案」に基づく調査が強行されていますが、その間には、那覇防衛施設局から雇われたダイバーが口にくわえたレギュレーターを、基地建設を阻止しようとしている人に外されたと訴える事件も起きています。
http://atsukoba.seesaa.net/article/42430949.html

私はダイビングについてはよく知りませんが、この場合は、「レギュレーターを外された」との事ですが、再び口にくわえれば呼吸はできるようです。
http://suyap.exblog.jp/5616907
http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1792

今回の件は、「海中でボンベのバルブを閉められた」との事ですので、事実であるとしたら「レギュレーターを外された」とは明らかに次元が違うと思われます。


続いて琉球新報の記事です。
さらに具体的に状況が書かれています。

「辺野古沖調査 作業中、海中でもみ合い」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25642-storytopic-1.html
----------------------------------------------------ここから引用----
ヘリ基地反対協議会と平和市民連絡会は21日午後、緊急会見を開き、「21日午後零時半、海中で抗議行動を行ったメンバーが機器設置作業員に酸素ボンベのバルブを閉められ生命の危機に陥った」と発表し、現場映像を公開した。
 バルブを閉められたとされるのは、反対派リーダーで平和市民連絡会共同代表の平良夏芽牧師。同牧師は「命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と述べた。
-------------------------------------------------------中略---------
 トラブルのあった現場は、辺野古漁港から約400メートルほど離れた海中。作業員3人が台風4号でゆるんだパッシブソナーの土台を補強しているのを阻止しようと、反対派が土台にしがみつくなど抗議行動を行った。
 そのうち、平良牧師は呼吸が困難になり浮上。船上で、同牧師のボンベのバルブが閉まっているのを不審に思い、反対派メンバーが海中で撮影した画像で作業員の行為を確認した。
 平良牧師は「海中で作業員に羽交い締めにされている途中、急に空気がなくなり恐怖を感じた。幸い水深が約4メートルと浅くて助かった」と当時の心境を語った。
-----------------------------------------------------引用ここまで---

辺野古で米軍基地の建設を阻止しようとしている人達は、充分な人数ではありません。
少ない人数で阻止行動をしながら海中での撮影をするのは、かなり困難な事だと思われます。
それでも撮影ができる事はすごいです。


この映像は、QAB(琉球朝日放送)で公開されています。

「辺野古沖調査現場 作業ダイバーと反対派もみ合い」
http://www.qab.co.jp/01nw/07-07-22/index.html
----------------------------------------------------ここから引用----
市民団体が撮影した水中の様子を捕らえた映像で真ん中にいる市民団体のメンバーは「左側の作業ダイバーがバルブを閉めた」と説明しています。現場は水深3.5メートルで急浮上のあと反対派のダイバーは軽い呼吸困難になり病院で手当てを受けました。
-----------------------------------------------------引用ここまで---


この時、一緒に潜って基地建設の阻止行動をしていた人の報告が以下にあります。
http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki/index.cgi?y=2007&m=7#22


このほか、沖縄タイムスでも報道されています。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707221300_04.html

他に情報等があれば教えてください。

posted by あつこば at 07:30| Comment(4) | TrackBack(4) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
画像を拝見しました。
確かに「もみあっている」のは見て取れます。
ですが、バルブを閉めているという確証があるものはありませんでした。

自分がやっている仕事を邪魔されれば、
邪魔された方は、それを排除するのは当然のことです。

そもそも、岩にへばりついたりするといった行為も、
「実力行使」ですから、暴力と変わりないのではないかと思います。
暴力を暴力で返す・・・と言うことは、
あつこば様が一番避けたいことではないのですか?
調査という暴力を振るってきたと言うのならば、
(私は暴力とは思いませんが)
防衛庁に陳情するなり、国会議員に陳情するなり、
実力行使に出ない方法もあると思うのですが。
Posted by チャコ at 2007年07月24日 08:44
いえ、暴力には暴力をもって制するのは
極めて正しい選択肢です。

ですから、外国の侵略には武力で徹底的に
対抗するのです。

今回のダイバーは、急迫不正の妨害を受け
他に手段がなく、実力行使は必要最小限度
ですので、自衛の範囲です。

自衛隊が外国軍隊を武力行使により排除
する行為と同じ行為には正義があります。
Posted by 左翼撲滅 at 2007年07月24日 23:21
危害を加えているダイバー、これが本当に作業ダイバーだとする確証は有るんだろうか?
反対派側の証言だけで断定してもいいものなのだろうか?
Posted by ike at 2007年07月25日 21:31
チャコさんは非常に真面目な方なのですね。

> 防衛庁に陳情するなり、国会議員に陳情するなり、
> 実力行使に出ない方法もあると思うのですが。

やってます。

24日にも那覇防衛施設局への抗議行動が行われています。
東京では防衛省への行動も行われました。

民意という観点では、そもそも1997年の名護市民投票で基地建設に反対する票が過半数を取っているのです。

「非暴力」の阻止行動や、選挙等に関しては、近いうちにまとめて書きたいと思います。

以下は、今回の件に関する追加情報です。
http://atsukoba.seesaa.net/article/49257776.html
http://atsukoba.seesaa.net/article/49258713.html

Posted by あつこば at 2007年07月26日 14:12
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派(共同)
Excerpt: ■「「レギュレーターを外したため、おぼれかけた―との訴え」問題=権力者は被害者づらして反対者をつぶす6」の続編みたいな記事。普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派『東京新聞』2007年7月..
Weblog: タカマサのきまぐれ時評
Tracked: 2007-07-24 08:27

辺野古沖調査 作業中、海中でもみ合い(琉球新報)
Excerpt: ■「普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派(共同)」の補足記事。 ■琉球新報の記事がウェブ上にあがっているんだが、紙面につかわれている なまなましい画像がなぜか割愛されているので〔っていう..
Weblog: タカマサのきまぐれ時評
Tracked: 2007-07-24 08:29

辺野古で政府系ダイバーが殺人未遂の証拠画像
Excerpt: メインブログの方でも一度書いたことあるし、以前からネット上で言われていた証拠がついに出たね!これまで、大手マスコミでは、逆に政府系のダイバーが、無抵抗の座り込みをやってる反対運動してる人たちにレギュレ..
Weblog: ゴーヤンのぼやき日記
Tracked: 2007-07-24 10:21

新聞がためになる
Excerpt: 琉球新報(りゅうきゅうしんぽう)は琉球新報社の発行する沖縄県を中心に発行されている日刊新聞である。概要沖縄県で最も古い新聞会社であり、現在県内では沖縄タイムスと並んで発行部数ではトップのシェアである。..
Weblog: 新聞がためになる
Tracked: 2007-08-01 18:47