2015年08月10日

「セシウムと少女〜ひとだま音頭」知久寿焼 ジンタらムータ 中川樹海 大塚やよい

安倍政権の酷さが多くの人に伝わっているようで、内閣支持率がどんどん下がっています。
辺野古や安保法案については、Twitterや、それをまとめたTogetterで紹介しています。
https://twitter.com/atsukoba
http://togetter.com/li/828788

このブログは2ヶ月ぐらい更新ができずにいましたが、6月に撮影した「ゆんたく高江」の動画が編集・公開されましたので紹介します。

セシウムと少女〜ひとだま音頭
https://www.youtube.com/watch?t=11&v=dC6mB_3DBRI


知久寿焼さんとジンタらムータ、中川樹海さん、大塚やよいさんによるコラボです。
映画『セシウムと少女』の主題歌を、ほぼこのメンバーで録音したのがきっかけだそうです。

「セシウムと少女」は、原発がテーマになっていると思われる歌詞ですが、人間の愚かさや悲しさが、独特のやさしさで表現されている曲で、なかなかの名演だったと思います。この曲って、CD化してないんですかね?

続いて演奏されたのが「ひとだま音頭」。これがまた凄い曲です。

お盆の時期に合わせて「お化けちゃん」や「幽霊サン」に「出ておいで」というのですが、サビの部分の歌詞がさらに凄くて、「カエル」「ミミズ」「オケラ」「もぐら」「ネズミ」「ムカデ」「トカゲ」「ゲジゲシ」と続きます。「カエル」は好きな人も結構いると思うのですが、まあ一般的には忌み嫌われそうな動物ばかりよくもこれだけ並べたもんだ(笑)と感心してしまいます。

同じ部分の2番の歌詞がさらに凄くて「地震」「津波」「雪崩」「竜巻」と天災が陽気なメロディに合わせて並べられていて、なかなかとんでもない世界。
まあ、前述の忌み嫌われそうな動物だって生き物全体の生態系からすれば大事な役割を担っているだろうし、天災も地球の気象の一部。

知久さんの世界観は「たま」の頃から基本的には一貫していると思うけど、それにしてもこれはかなりヤバいぐらい強烈。

リハでカメラテストをしていた僕は、この2曲で完全にやられてしまいました。
本番はお客さんをたくさん入れなきゃならないので撮影場所が極めて狭くなり、なかなか厳しい撮影でしたが、イベントとしても大入りで高江の事に関心がある人が気持ちを新たにできて大成功だったと思いますし、自分で撮影しながら「こんなステキなのを撮れて良かった〜」と思える日でした。
編集してくれた古賀さん、ありがとうごさいました。
この2曲の事を書くだけで長くなっしまいましたが、他の演奏やトークなども以下でご覧いただけます。

「第8回ゆんたく高江」
http://yuntakutakae.blogspot.jp/
 
posted by あつこば at 16:43| Comment(4) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

本日! 第8回ゆんたく高江

沖縄の北部にある高江(たかえ)という集落では、米軍のオスプレイが訓練するための施設の建設が強行されています。
この問題を広く知ってもらうために毎年行われている「ゆんたく高江」が、本日、開催されます。

6月7日(日)
新大久保R'sアートコート
12:00開場 12:30開演(19:00終演予定)
入場無料 ※カンパ歓迎

http://yuntakutakae.blogspot.jp/



Live:
知久寿焼
ジンタらムータ
寿[kotobuki]

Song & PERFORMANCE :
SoRA & 大月ひろ美(青年劇場)

Talk:
伊佐育子、儀保昇(沖縄・高江 ヘリパッドいらない住民の会 )

人形劇:
ゆんたく高江シアター 演目「ショウコちゃんのかしこい息子」

版画ワークショップ:
A3BC(反戦・反核・版画コレクティブ )

★フード出店 :
ふろむあーす&カフェオハナ、中野キッチン

★物販コーナー:
高江Tシャツ・手刷りてぬぐい・ステッカー・書籍、
ONE LOVE高江のオリジナルTシャツやてぬぐい・トートバッグを販売。 
映画前売り券や出演ミュージシャンのCD・グッズもこちらで販売します。
冷えたオリオンビールの販売もあり!


★高江のことがよくわかる写真や資料展示、高江クイズやオスプレイ体感タイム、
高江への行き方コーナーなど、見どころもりだくさん!
 
posted by あつこば at 06:11| Comment(26) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月27日

辺野古の地元、沖縄・名護市の監督が制作したドキュメンタリー

6月4日のビデオアクト上映会で上映する作品を紹介します。

地元である名護市と沖縄県が反対しているにもかかわらず、現在、米軍基地の建設が強行されている辺野古(へのこ)に関したドキュメンタリーです。

監督の輿石(こしいし)さんと初めて会ったのは2005年で、当時、私はテレビ番組の仕事で辺野古の取材をしていました。辺野古のテント村でいろいろな人に話を聞いているうちに「この人に話を聞いたら面白いと思うよ」と紹介してもらったのが輿石さんでした。

名護市の辺野古とは反対側の市街地にある輿石さんの事務所にうかがって話を聞いたところ、たしかに参考になる話がたくさん聞けました。そして輿石さん自身も映像をつくっていることを知り、DVDを購入して見せていただきましたが、その作品もなかなかオルタナティブで刺激的を受けた作品でした。

そんな縁で、私もスタッフをしているビデオアクト上映会で、輿石さんの新作『泥の花 −名護市民・辺野古の記録−』を6月4日に上映させていただくことになりました。

『泥の花 −名護市民・辺野古の記録−』紹介画像.jpg

昨年から安倍政権による辺野古での米軍基地建設が強行されていますが、この作品ではそれに対する人々の抵抗をはじめ、その背景にある沖縄の歴史のなかでもあまり人々が知らない石油コンビナート建設に反対したエピソードなどが紹介されます。

そして辺野古での基地建設に反対しながらも亡くなってしまった人達への想い、複雑な思いを抱きながらも基地建設反対の意思を固めた経済人、名護市長の稲嶺進さんへのロングインタビューなど、辺野古の問題の本質とはなにかを感じさせる内容です。

上映会当日は、この日のために撮影された輿石監督のメッセージDVDも上映します。

ぜひ、お越しいただければと思います。

http://videoact.seesaa.net/article/417233868.html

■【上映作品】
『泥の花 −名護市民・辺野古の記録−』(2014年/日本/90分)
監督:輿石 正 
主題歌:「泥の花」知念良吉 
制作:じんぶん企画

■日時
2015年6月4日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の輿石 正さんからのビデオメッセージ上映有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )
 
posted by あつこば at 18:02| Comment(5) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月04日

『辺野古移設が原点』などという菅官房長官の発言は、まったくの間違い

翁長沖縄県知事と菅官房長官が、明日、初めて会談することになりました。

官房長官記者会見
菅官房長官は4月2日の記者会見で、
「普天間基地危険除去という、まあ辺野古移設、それが原点でありますから」
と発言しました。
これは「原点」と言った当時のことをよく知らずに事実誤認しているか、もしくは知っているのに誤魔化している発言です。

1996年に普天間基地の「全面返還」が発表されましたが、当時の橋本首相が記者会見で発表したなかに「辺野古」という言葉は一切出てきません。
http://www.kantei.go.jp/jp/hasimotosouri/speech/1996/kisya-0515-1.html

外務省北米局の田中均審議官(当時)によると、普天間基地の代替施設は「ヘリパッドに毛が生えたような小さな施設」が想定されていたそうです。
http://www.47news.jp/47topics/dokohe/6.html
------------------------------------------------------ここから引用
しかしその後、既得権益を死守したい海兵隊や新規工事受注をもくろむ本土のゼネコン、下請けとなる地元業者の利権と思惑が錯綜(さくそう)。「途中から滑走路の距離を長くしようなどと(代替施設構想が)どんどん膨らんでいった」と田中は明かす。
-------------------------------------------------------引用ここまで

また、国土庁の下河辺淳事務次官(当時)は、のちに以下のように話しています。
「滑走路だってあんな長い滑走路はヘリコプターにはまったく必要としなくなっていて、滑走路は40メーターでいいなんていう状態だったわけですよね。」
http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/123456789/11547/2/no4_p154-185.pdf

辺野古空撮

それがいつのまにか、辺野古に巨大な新基地を造る話にすり替わったわけです。
候補地が辺野古に決まる前には、「嘉手納弾薬庫内北西部の山林地帯」「中城湾のホワイトビーチ水域」など、他の候補地もあげられていました。

ですから、『「普天間基地危険除去」=「辺野古移設」が原点』という菅官房長官の発言は、まったく間違っています。
 
posted by あつこば at 16:03| Comment(12) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

DVD『奇跡の詩』収録曲をはじめ、寿[kotobuki]の動画を公開中!

ミュージシャンの寿[kotobuki]は、今年で結成30周年!
30周年記念のCD『もう愛しかない』が発売されました。
action.php.jpg
このCD『もう愛しかない』は、以下で購入できます。
http://kotobuki-nn.com/sale.php

寿[kotobuki]に頼まれて、DVD『奇跡の詩』収録曲をはじめ数曲をYouTubeで公開しています。
https://www.youtube.com/channel/UC5W_1pf0v6RRTft1yyiRATQ
何曲かを紹介します。

寿[kotobuki]の定番曲「我ったーネット」は、この2008年の演奏が最高に盛り上がりました。
https://www.youtube.com/watch?v=-N1YTawrILw


寿[kotobuki]は、毎年、新大久保のR'sアートコートで「旧正月スペシャルコンサート」を行っています。
寿町フリーコンサートでの縁があって、昨年からこのコンサートも撮影しています。

寿[kotobuki] 『ORION』 2014年2月2日 旧正月スぺシャルコンサートより。ゲストで出演したフラの踊りが素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=HT1yyctEcSY


今年(2015年)も撮影していますので、近いうちに公開できると思います。
ご期待ください〜。
 
posted by あつこば at 11:37| Comment(6) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

初めて辺野古にうかがった日から10年

私が初めて沖縄の辺野古にうかがったのは10年前です。

テレビ局の仕事で沖縄に行くディレクターが必要になり、私が反戦運動などの映像をネットで配信していることを知っていた制作会社のプロデューサーが声をかけてくれたからでした。

10日後ぐらいにはテレビ番組で放送しなければならないという、かなり突然の話で、電話が来た2日後ぐらいには那覇に行く飛行機に乗っていました。

『基地はいらない、どこにも』

実は当時、辺野古のことはあまり知りませんでした。市民運動等のメーリングリストでちょっと読んで「なにやら沖縄で座り込みをしている人達がいて、たいへんなことになっているらしい」という程度の認識しかありませんでした。

そして私は、その仕事で沖縄に行くべきかどうか迷いました。

本格的な座り込みが始まってからすでに数ヶ月が経過していました。体の弱いおじいやおばあ達が毎日たいへんな思いをして座り込みをしているらしい。そんなところに「ヤマト(本土)のテレビの取材です」などと、こちらの都合だけで突然押しかけて取材させろなどというのは、どう考えても失礼だろうなと思いました。

かなりためらいましたが、自分が行かなくても他の誰かが代わりに行くわけですし、私以上に事情を知らない他のディレクターが行くよりも、知らないことに少しは後ろめたさを持っている自分が言ったほうがマシかな、と思いました。

次の日の飛行機で行くことに決めて、少し調べてみて「そういえば市民投票があって基地建設反対の結果が出たけど裏切られたということがあったなあ」と思い出した次第です。

翌朝、辺野古のテント村に着いて最初に挨拶した時、ヘリ基地反対協議会の安次富さんから「ヤマトのマスコミは信用してないんだ」と最初に言われました。その言葉を言ってもらったおかげで、少し気が楽になりました。

その日、沖縄には台風が来ていました。沖縄では台風の被害もかなりあるのですが、辺野古のテント村にいた人たちは穏やかでした。台風が来ると那覇防衛施設局(当時)の作業が行われないから、皆さんもテント村でゆっくりできたのです。

「私ができることは、できるだけ皆さん一人一人の話をうがって、少しでもいい番組でできるようにすることです」座り込みをしている人たちにお願いしました。

私がテレビで流せる時間はほんのわずかですから、そんなに多くの人からたくさんの話を聞いても、テレビではほとんど流せません。「テレビカメラの前で話すのは嫌だけどあなたには直接話してあげる」という方からの話も含め、たくさんの人たちの話を聞きました。

そして、それぞれの人が、自分の人生や生活、さまざまな葛藤を抱えながら、あの場にいるということが、よくわかりました。

その時、放送したのはわずか1分半程度で、限られた時間内で自分なりに伝えたつもりではいましたが、あれだけの話を聞いて、知ってしまった者としては、この問題に注目し続けて、もっと伝える責任と義務があると強く思いました。

放送が終わってからも、辺野古のことが気になり続けていたので、現地からの報告やブログをネットで読み、自分でその情報を流すようになりました。

その後、別の番組に企画を出して、2005年にもう少し長い時間の特集を流すことができました。また、『基地はいらない、どこにも』『どうするアンポ』などのDVDもつくりました。

その過程の2006年に、日米両政府は辺野古での米軍基地の完成を「2014年まで」とする合意文書を発表しました。この合意が発表された時、私は「2014年はずいぶん先のことだけど、それまで辺野古のことに注目し続けよう」と思いましたが、少し経ってそれは違うと思い始めました。

仮に2014年に基地ができてしまっても、それでやめてしまってよいわけではなく、問題は続く。そして2014年に基地ができていなかったとしても、それでも、まだまだ問題は続く。

そして2014年、基地はまだできていません。辺野古では今でも、なんとかして基地建設を止めさせたいという人たちが、がんばっています。

私には『基地はいらない、どこにも』以上の映像作品をつくることは、おそらくできないような気がしています。ネットでの情報発信だけは、Twitteを中心にいまでも細々と続けていて、正直、そろそろやめたい気になる時もあるのですが、それでも続けていられるのは、やはり最初に辺野古に行った時に、いろんな人から聞いた想いが心に残り続けているからだと思います。

大浦湾から見た辺野古とキャンプシュワブ
(「辺野古沖案」が2005年に「キャンプシュワブ沿岸案」となり、今後は大浦湾の重要度が増しそうだと思って撮った写真)
 
posted by あつこば at 17:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 米軍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月16日

日本の軍需産業で働く人たちを取材した『軍需工場は、今』を上映!

ブログの更新が少し途絶えていました。

この間、武器輸出(禁止)三原則等を撤廃する閣議決定、そして集団的自衛権の行使を容認する閣議決定がされてしまいました。

民主主義の手続きをきちんと取らない安倍政権の前のめりな姿勢はさらに続き、沖縄 辺野古では米軍基地の建設が強行されつつあります。

さて、今月31日は『軍需工場は、今』の上映があります。

長崎造船所で建造されていたイージス艦 展示会を見学する重役たち
(DVD『軍需工場は、今』より)

この作品は、日本の軍需産業の実態を紹介しています。日本の軍需産業を取り上げた映像作品は、近年ではかなりめずらしいと思います。
軍需産業は「防衛産業」という呼び方をされ、その実態は一般的にはあまり知られていませんが、各企業による売り込みは想像以上に熾烈です。

そして軍需産業には、そこで働いている人たちがいます。この作品では、軍需産業で働いている人たちにもスポットを当てました。多くの皆さんは、軍需産業で働いている人たちがどんな人たちなのか、実際に会って話したことがないので想像するのもなかなか難しいと思います。そして、取材した各企業には想像を超える実態もありました。

武器輸出(禁止)三原則等が撤廃されたことによって、さらに市場を増やそうとしている日本の軍需産業。そして、安倍政権のなりふり構わぬ姿勢によって軍事大国化が進む日本。
ほんとにこのままでいいのだろうか。皆さんと考えてみたいと思います。

韓国市民団体との交流 軍需産業で働く人たち

■8月31日(日)
pm2:00、pm3:30、pm5:00の3回上映
(pm5:00の会終了後、小林アツシ監督のトーク有。未公開映像の一部も上映します。)
料金¥500

場所:木乃久兵衛(キノ・キュッヘ)
http://www1.pbc.ne.jp/users/kino9/
東京都国立市西2-11-32
TEL042-577-5971
(JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、文房具店地下1F
立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下車20メートル戻る)

-----
P.S.
『軍需工場は、今』のDVDは、以下で販売されています。
http://www.ndn-news.co.jp/shop/05.4.5-1.htm
 
posted by あつこば at 15:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 自衛隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月17日

集団的自衛権を行使する範囲を少しずつ広げようとする安倍政権

★注:このエントリーを書いた後、安倍首相がわざわざパネルを作らせて説明した事例に関して、「日本人が乗っていなくても米艦は守る」という答弁が出て、そもそもアメリカの軍艦はアメリカ人だろうと民間人を乗せて救出したりしないという事がわかり、事例そのものがナンセンスだという事がわかりました。
(参考)↓
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/604e9cb1563ea810ee7cb6620c30e710

集団的自衛権をめぐる政府の動きが活発になってきています。

集団的自衛権については、以下のサイトが「ざっくり知る」「じっくり読む」「各誌のスタンス」など、比較的よくまとまっていると思います。

「集団的自衛権-論点整理」Media Watch Japan
http://mediawatchjapan.com/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E7%9A%84%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9-%E8%AB%96%E7%82%B9%E6%95%B4%E7%90%86/

これによると、日本にとっての集団的自衛権とは
「同盟国アメリカが攻撃された場合に、日本が攻撃されていなくとも反撃する権利」
だそうです。

以下が、図解もあってわかりやすいです。

「集団的自衛権ってどういうこと?」朝日小学生新聞
http://www.asagaku.com/jkp/2013/3/0302.html

これまでの政府解釈は「(日本は)集団的自衛権を有している」が「集団的自衛権を行使することは」「憲法上許されない」としていました。
安倍首相は、この憲法解釈を変え、集団的自衛権を行使できるようにしようとしています。
2014年5月15日、安倍首相は記者会見を行い説明しました。
集団的自衛権について説明する安倍首相
(画像は首相官邸Webサイトより)
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/15kaiken.html

フジテレビの報道によると「安倍首相は周囲に、『会見の中ではパネルが命だ』と言って、人々の心に訴えるような、女性や子どもたちを描くようなパネルにしてほしいという、細かい指示まで出していた」そうです。
しかも当初は「子どもや女性の姿がほとんど写っていなかったということで、もう一度作り直しをするように、事務方に指示した」とされています。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00268736.html

安倍首相が「女性や子どもたちを描け」と指示して作り直させたパネル
(パネルのデータは首相官邸Webサイトより)
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/05/15/20140515_kaiken_panel.pdf

この事例は「朝鮮有事」を想定しているようですが、紛争地域から自衛隊の航空機や艦艇で日本人を退避させることは自衛隊法で決まっていて、パネルに描かれているように米軍が日本人を退避させるかというと「米軍は米国民の避難を優先するのでは」との声や「実際のリアリティーがどれほどか」という声があります。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11139724.html

安倍首相は、集団的自衛権の行使はこうした例に限定するかのように言っていますが、自民党の石破幹事長は5月2日「(集団的自衛権の行使容認の)スタート段階はかなり(範囲が)限定されたものになる」「もし必要であれば、それをさらに広げることは可能だ」と語っており、これは「国内の慎重論を考慮し、当面は行使容認の範囲を限定せざるを得ないものの、将来的に徐々に広げていけばいいとの考え」とされています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014050300026

集団的自衛権を行使する範囲が広まるとどうなるのでしょうか?
元内閣法制局長官の阪田雅裕氏は、
「集団的自衛権は語感から自分の国を守るようにも聞こえるが、実際には第三国どうしの戦争に片方の側に立って参戦し、交戦当事国になることだ。敵側の国は合法的に日本の本土を攻撃できるようになり、犠牲者が出たり、相手国の将兵を殺すことが当然起こりえる。今はそういう事柄の本質を踏まえた議論が欠けているように思う」
と指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140516/k10014486521000.html

米兵の射撃を見る自衛隊員
(防衛省のWebサイトより)

日本が集団的自衛権を行使することになると、海外の遠くでアメリカが仕掛けた戦争に相手の国が応戦した場合も、日本は「アメリカが攻撃された」として参戦することになります。
これまでは自衛隊がイラクなどの海外に行く時も「人道復興支援」「安全確保支援」などして派遣されていましたが、集団的自衛権を認めてしまうと実際に戦争をするために海外に行くことになりかねません。
 
posted by あつこば at 18:13| Comment(29) | TrackBack(0) | 自衛隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

【幕の内憲法】「憲法」をテーマにした3分間の動画12本をネットで公開!

ビデオアクトでは、誰でも動画で表現できる場をつくる試みとして、3分間の映像募集を1999年から数回にわたり続けてきました。

昨年、ビデオアクトが募集した『幕の内憲法』
http://www.videoact.jp/3min/index.html
のなかから、映像制作者の方がネットでの公開可とした作品12本を一挙に
公開しました。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLM8HJQUj_wPlcyeleTa-_khRxFFFODw3Y
でご覧いただくことができます。

以下は、そのなかの1本です。


ご活用いただけると幸いです。

posted by あつこば at 17:02| Comment(2) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする